日本は世界に比べて医療費が安い?①世界の医療費比較は?
ある調査の結果によると、日本の国民一人あたりの医療費は世界で7位ということがわかりました。
「7位だったらそんなに安いわけではないよね?」と思った方も多いはず。
しかしこの結果にはある理由があります。
この比較はあくまで“国民一人あたりの医療費”のため、“患者一人あたりの医療費”というとらえ方ではないのです。
日本には、皆保険制度というものがあり、病院に訪れ医療機関を受診する人が多いのが特徴。
日本では一年間に医療機関を受診する平均回数が21回ほどですが、欧米人は日本の4分の1ほどしか受診しないのが分かっています。
欧米では、少し具合が悪くなっても病院にはめったに行かないとのこと。
なぜなら、日本の医療費が平均で7000円に対し、アメリカでは6万円、スイスでは8万円と医療費がとっても高いから!
日本の医療費は非常に安いため、病院にも足を運びやすいということになります。
日本は世界に比べて医療費が安い?②日本に比べ、アメリカの医療費は高い!?
日本の医療費に比べてアメリカの医療費は非常に高いということを知っていましたか?
例えば、アメリカで“盲腸手術”をすると200万円以上かかります。
一方で、日本では、国民健康保険が3割を負担してくれるため、90万円程度の安い医療費で済むのです。
さらに、日本で1泊入院した場合の医療費が1万円程度と安いのに対し、アメリカでは最低でも20万~30万円ほどかかるといわれています。
日本とアメリカの医療費には、かなりの差があるのですね。
日本は世界に比べて医療費が安い?③その理由は?
あなたもご存知かとは思いますが、日本には“国民健康保険”があり月々医療費を少しずつ払っています。
一方で、自由の国であるアメリカは日本のような“医療保険制度”がなく、個人で保険会社と契約しているのです。
日本では無料で利用できる救急車も、アメリカでは有料という事実。
日本の医療費が安い理由は、“国民健康保険”を毎月払っているから。
たとえ、「健康で病院には一年に一回しか行かない!」という人がいても、「身体が弱いから一ヶ月に一回は病院に行っている」という人がいても、“国民健康保険”は平等に支払をしていますよね。
無料で利用できる救急車も、安い治療費も毎月私たちが支払っている“国民健康保険”から補われているというわけです。
日本は世界に比べて医療費が安い?④医療費が安いと……
このように、日本の医療費は安いので、日本に生まれてよかったと思いますよね。
しかし一方で、医療費が安いため「風邪をひいたらすぐに病院に行けばいいや」と、病院に依存している人が多いのが現状。
生活での風邪や病気に対する予防週間が落ちている傾向があるので、自分の身体を大切にするという注意が日本人には必要ですね。
世界の他国に比べて日本の医療費は本当に安い!
身体にもお財布にも優しいし、日本に生まれて良かった~♡
でも、安心しすぎて風邪や病気の予防対策を怠らないように注意していきましょう!