おすすめの小説家♡ヘルマン・ヘッセの人生①
おすすめの小説家、ヘルマン・ヘッセは1877年ドイツ南部ヴュルテンベルク王国のカルフ生まれ。
14歳のときマウルブロン神学校に入学します。しかし、半年で脱走してしまいます。
ヘッセは両親のすすめで悪魔払いを受けるが効果がなく、その後自殺を図ったため、神経科病院に入院します☆
退院後に、ヘッセは、カンシュタットのギムナジウムに入学するんですが、その学校も退学してしまいます。そして本屋の見習い店員となるんですが、3日で脱走します。
縛られるのが嫌だったんでしょうかね。でもその経験は、小説『車輪の下』原体験となっていると言われているので、作品のためにはよかったのでしょうか。
その後、さまざまな職に就きながら、作品を発表します。
27歳のときに、マリア・ベルニリという女性と結婚し、3人の子供をもうけます♡
この頃のヘッセの作品は、ノスタルジックな雰囲気の漂う牧歌的な作品を多く書いていました。
おすすめの小説家♡ヘルマン・ヘッセの人生②
1919年、第一次大戦の影響などから、ヘッセは深い精神的危機を経験することになります。カール・グスタフ・ユングの弟子たちの助けを借りて、精神のを回復させます☆
その時に深い精神世界を描いた作品『デミアン』を書いています☆
この頃の作品が、ヘッセをドイツ文学を代表する作家に押し上げたんです♪
1946年、ヘッセは、ノーベル文学賞とゲーテ賞を受賞☆
85歳のとき、43年間を過ごしたモンタニョーラの自宅で死去しました。
たくさんの危機を乗り越えて来たからこそ、深い精神世界を描くことができたのかもしれませんね♪
ヘルマン・ヘッセの名言で、「愛されることが幸せだと、誰もが思っている。しかし、実際のところ、愛することこそが幸せなんだ。」という言葉があります。
たくさんの名言が書かれたヘルマン・ヘッセの小説、おすすめですよ☆
おすすめの小説家♡ヘルマン・ヘッセの小説「青の時代」感想①
ヘルマン・ヘッセの小説の中で、「青の時代」といわれている初期の頃の作品を読みました。
ヘルマン・ヘッセ全集の①の中にある作品で、「二人の兄弟」という短編小説があるんですが、この小説はヘッセがわずか10歳の時に書かれたと知って、驚きました☆
かなり完成度が高く、不思議なお話なんですが、教訓めいたものもしっかりと描かれているのでおすすめの作品になっています♡
この小説は、二人の兄弟の話なんですが、はじめ兄は体の小さくて体の弱い弟を蔑んでいました。そして弟はそれが不満で、旅に出るのです☆
おすすめの小説家♡ヘルマン・ヘッセの小説「青の時代」感想②
弟は小人のいるガラス山へ行ってダイヤモンドをもらい、裕福になります。
兄の方は、戦争で右腕に傷を負い物乞いをすることに、そして兄も小人のところに行って二人は再開するのですが、その時兄は弟に気づかず二人の立場は逆転するのです。
この小説を読んで、人を妬んだり蔑んだりすることの愚かさというか、人の立場というものはどう変わるかわからないという事を学びました。
そして許すという事も大事だと思わせてくれる、深い文学性を感じる小説でした。
この全集の中には、他にもヘルマン・ヘッセの初期の頃の短編詩集がたくさん入っていて、どれも美しい歌で心に響く内容になっています。
後半に書かれた『デミアン』などの小説は、まったくこの頃と違う作風になっているので、合わせて読んでみるのもおすすめですよ♪
ヘルマン・ヘッセのおすすめ小説、いかがでしたか?人生の勉強になるような深い小説を多く書いているので、おすすめですよ♡時代によって小説の作風が変わっているのも面白いですね☆見比べてみるのもいいかもしれません♪
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