オシャレなメンズファッションを堪能できる映画①キングスマン
「キングスマン」は2014年に公開された、イギリスとアメリカの合作映画!
どこの国にも属さずに、難事件やテロ組織と戦うスパイ機関キングスマンの活躍を描いたスパイ・アクションです。
2017年には続編である「キングスマン ゴールデンサークル」が公開されました。
キングスマンのエージェントの1人である、コリン・ファースさん演じる主人公ハリー・ハートは見た目も物腰も完璧な英国紳士です。
エージェントたちの戦闘服は、トラディショナルで洗練されたスーツ。
スーツは定番だけに、センスが試されるメンズファッションですよね。
ハリーはビシッとスーツを着こなしているだけでなく、言葉遣いや態度も洗練されているところがカッコイイです。エレガントなスーツ姿でアクションをこなし、悪党たちをこらしめる姿は痛快そのもの。
防弾効果があるジャケットや、モニターが内蔵されたメガネなど、スパイ映画らしいアイテムがたくさん登場するのですが、そのどれもが洗練されていてオシャレなんです。
衣装に使用されているスーツは、生地も縫製も100%英国製にこだわり、身につけているネクタイには王室御用達ブランドが使用されているんだとか。
キングスマンの拠点があるテーラーは、実在の高級テーラー「ハンツマン」がモデルとなっており、オシャレな雰囲気がたっぷり。
第1作目はキングスマンの候補生にスカウトされた、エグジーの成長に焦点があてられています。やんちゃでちょっぴりだらしないイマドキの若者であるエグジーが、1人前のスパイとして洗練されていく様子は、見ていて気持ちがいいですよ♪
オシャレなメンズファッションを堪能できる映画②華麗なるギャツビー
「華麗なるギャツビー」はレオナルド・ディカプリオさん主演で2013年にリメイクされたアメリカの映画。
原作はスコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」です。
初版が出版されたのは1925年となっています。これまで何度も映像化されたきた人気作品!
主人公ギャツビーは自分が戦争に行っている間に、大富豪と結婚してしまったかつての恋人デイジーを振り向かせるために、富を勝ち取ります。
しかし、デイジーは夫への愛情は冷めているものの、裕福な生活をなかなか捨て去ることができません。イライラしていたデイジーは、ギャツビーの車で事故を起こしてしまいます。事故が起きた後の展開に注目です!
華やかで浮ついたアメリカン・ドリームと、愛する女性への純粋な愛情の対比が鮮やかな作品となっています。
リメイク版では、プラダ・ミュウミュウ・ティファニーといったラグジュアリーブランドのファッションアイテムが続々と登場。
舞台となっている1920年代のメンズファッションが再現されています。現代にも通じるような、オシャレな着こなしは必見。
どの場面を切り取ってもゴージャスなので見ごたえがありますよ!
オシャレなメンズファッションを堪能できる映画③アンタッチャブル
「アンタッチャブル」は1987年に公開されたアメリカ映画!
禁酒法時代のシカゴを舞台に、ギャングに立ち向かう男たちの姿を描いた名作です。
密造酒摘発のために財務省から警察へと派遣されてきた主人公エリオットは、敵がギャングだけではなく警察署内にもいることに気づきます。
買収された人々やギャングの脅しに負けず、敢然と立ち向かう主人公の姿が見ものです。
主人公エリオット・ネスを演じるのはケビン・コスナーさん。
そして、ギャングのボスをロバート・デ・ニーロさんが演じています。
登場人物たちが何気なく身につけているものすべてが洗練されており、作品の雰囲気と絶妙にマッチ。
衣装はすべてARMANI(アルマーニ)がプロデュースしており、ハイセンスなムードが漂います。
ARMANIは高級ファッションブランドとして、メンズ・レディースファッションを手掛ける他、化粧品ブランド・レストラン・ホテルなど幅広く展開していることで知られています。
数多くの映画の衣装プロデュースを行っていることで知られており「アメリカン・ジゴロ」や「ミッション インポッシブル ゴースト・プロトコル」などの映画でもアルマーニの衣装をチェックすることができるのだそう。
時代の移り変わりに左右されない、ARMANIらしいオシャレなファッションに注目です♪
オシャレなメンズファッションを堪能できる映画④ブロウ
「ブロウ」は2001年に公開されたアメリカの映画!
実在の麻薬王ジョージ・ユングさんを、ジョニー・デップさんが演じて話題を呼びました。
映画の舞台は1970年代のアメリカ。刑務所で相部屋だった男の影響で、麻薬密売の売人としての人生をスタートさせた主人公の成功と転落を、愛する女性との出会いや別れを交えて描いています。
ジョニーさんは役を演じ切るために、獄中にいるジョージさんに面会しにいったというから、徹底していますよね。
伝統的な社会に価値を見出せない若者を中心に興ったヒッピー・ブームが、作品にもあらわれています。
2018年はレトロテイストがファッショントレンドのひとつとなっていますよね。
レディースファッションだけでなく、メンズファッションにも反映されています。
現代でもトレンドアイテムとして名前があがるネイティブ柄のアイテムや、ダメージ加工されたデニムなどは70年代にもブームになりました。
この作品でジョニーさんは20~50代と、幅広い年代を演じています。
ファッションが時代だけでなく、主人公が置かれている状況もあらわしている点に注目しながら観賞するといいですよ。
オシャレなメンズファッションを堪能できる映画⑤ファッションを創る男 -カール・ラガーフェルド-
「ファッションを創る男 -カール・ラガーフェルド-」は、2013年に公開されたドキュメンタリー映画!
ファッション界の重鎮として知られるカール・ラガーフェルドさんに密着し、これまで知られていなかった素顔に迫る内容となっています。
ラガーフェルドさんはココ・シャネルの死後に評判を落としていたシャネルを立て直した人物として有名ですよね。
ラガーフェルドさんがデザイナーとして仕事をしているのは、シャネル・クロエ・フェンディといったハイブランドだけではありません。
2004年にはファストファッションのH&M(エイチ・アンド・エム)のメンズ・ウィメンズアイテムと限定コラボしたことで、話題になりました。
さまざまなブランドとのコラボを行なっており、レディース・メンズ・キッズと幅広い世代に向けたスタイリッシュなファッションブランドKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)を展開。
ディオール・オムの細身のスーツを着用するために、40kgものダイエットをしたということからも美意識の高さが感じられます。
映画はラガーフェルドさんの語りが中心となっており、皮肉が利いた言い回しで独自の意見を展開しているところが見所。
オシャレなメンズファッションを堪能できる映画をご紹介しました!
今回ご紹介した映画はどれも、それぞれまったくちがった男性像を垣間見ることができる作品となっています。
「どんな生き方を選んだ男性なのか」という点に注目しながら見ると、味わい深いですよ。
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