話題の8時間ダイエットとは?
「8時間ダイエット」というダイエット方法を耳にしたことがありますか?
この8時間ダイエットは、1日24時間のうち、食べられる時間を8時間に制限するという、至ってシンプルなダイエット方法なんです。
それ以外の16時間は、水分のみを摂取して生活をします。
そのため、決められた8時間の中であれば、過度な食事制限をする必要はありません♪
ちなみに、8時間のうちでとれる食事量は、だいたい2食程度となります。
1日2食になると、毎日3食きっちり食べている頃と比べると、食べる量は減ります。
1日2食!?と驚いてしまう方もいるかもしれませんが、3食から2食に減らすことは、それほど大変なことではないようです。
現代人は、栄養を過剰に摂取しすぎている、ともいわれていますから。
今無駄に取り入れている分を削ぎ落としていこう!という感覚が、このダイエットにおけるポイントなのかもしれませんね♪
8時間ダイエットの効果とは?
8時間ダイエットは、食事をする時間が8時間ときちんと決められているので、それ以外の時間は胃腸を休めることができます。
毎日ずっと食べっぱなしだと、胃腸は休むことなくフル稼働状態……。
そうなると胃腸の機能が低下し、便秘などにつながってしまうことにもなります。
8時間ダイエットを取り入れることで、しっかりと胃腸に休息する時間を与えられるので、胃腸の機能が回復し、便秘の改善にもつながるようです。
また、夜遅くに食事をする生活を送っていると、寝る前や寝ている間も胃腸は休むことができず、睡眠の質も低下してしまいます。
朝の目覚めがスッキリしない、胃がもたれる、といった症状に悩んでいる場合にも、8時間ダイエットがおすすめです。
睡眠の質が向上し、朝の不調の改善にもつながるでしょう♡
8時間ダイエットの正しいやり方①1日の食事時間を決める
8時間ダイエットを行うにあたって、食事をとる時間を予め決めておくようにしましょう!
最低でも、寝る3時間前までには、夕食を食べ終えておくことが理想的であるといわれています。
夜11時に寝る場合は、遅くても夜の8時までには夕食を食べ終えておく必要があるということですね。
いつも朝食を食べていない場合は、お昼の12時から、夜の20時までの8時間で設定しても良いでしょう。
また、朝食をしっかりと食べたい方は、朝の7時からお昼の15時までを食事の時間と設定すると良いのではないでしょうか。
脂肪の蓄積を助けるといわれている、ビーマルワン(BMAL1)というタンパク質の一種が、体内で分泌されています。
この分泌の時間帯が最も少ないのが、14時〜15時とされているので、この太りにくい時間を食事に当てるなど、工夫をしてみるのも大切ですね♪
ビーマルワンは夜になると、分泌のピークに向かうといわれているので、なるべく日中の太りにくい時間帯に、8時間の食事時間を設定すると良いですね。
8時間ダイエットの正しいやり方②スーパーフードを食べる
8時間ダイエットは、基本的に食事時間と決めた8時間以内なら、過度な食事制限をする必要はありません。好きなものを食べることができます♡
しかし、ダイエットをより意識するのであれば、ローカロリーで高栄養価なスーパーフードを積極的に取り入れるのがおすすめです。
スーパーフードと聞いても、ぱっと浮かばない方もいるでしょう。
最近、スーパーフードとして話題になったものといえば、チアシードやアサイーですね♪
チアシードは、ドリンクやヨーグルトなどと一緒に取り入れることが一般的です。
アサイーも、アサイーボウルなど、ハワイアンな食べ方が流行っていますね。
その他にも、ココナッツオイルやキヌアが、スーパーフードとして人気の高い食品です。
ダイエット中は食事制限による栄養バランスの崩れから、体調不良を引き起こしてしまうことも少なくありません。
スーパーフードを取り入れて、健康的なダイエットを意識していきましょう!
8時間ダイエットの正しいやり方③適度な運動をする
ダイエットで最もイヤなことが、トレーニングや運動ではないでしょうか?
確かに“運動”と聞くと、とても辛いもののように感じてしまいますよね……。
とは言え、ダイエットを成功させるためには、消費カロリーと摂取カロリーのバランスを取ることが必要となってきます。
しかし、それほどハードな運動をする必要はなく、ウォーキングなどの日常的に取り入れられる手軽なものでも構いません♪
いつもなら自転車に乗るところを歩いてみたり、寝る前にストレッチを取りれてみたり、休みの日にはスイミングに通ってみたりするのも良いですね♡
女性の間では、ヨガが人気ですね!
ヨガは、インナーマッスルを鍛えることができるので、痩せるだけでなく、冷え性の改善などにも効果的なんだそう。
また、適度な運動を取り入れることで、筋力アップをはかり、基礎代謝を高めることにも期待できるでしょう。
筋力が低下すると、基礎代謝もさがるので、太りやすい体質になってしまいます。
太りにくい体を作るという意味でも、適度な運動が必要ということですね。
8時間ダイエットの正しいやり方④水分補給をしっかり行う
8時間ダイエットは、食事の時間を決めるとともに、大切なことがあります。
それは、水分補給を徹底して行うということです。
人間は、体の約60%〜70%が水分でできているといわれています。
エネルギーは脂肪を燃焼させることで補うことができますが、水分はそうもいきません。
食事からも水分は補給できるので、「水を全然飲んでいない!」と焦る必要はないそう。
平均として1日1.5ℓほどの水分を摂取することが、体に良いとされています。
食事から、約1ℓほどの水分を摂取するそうなので、それ以外は、水分補給という形で積極的に取り入れるようにしましょう。
しっかりと水分をとることは、排便の手助けにもなるので、体にとってはとても大切なことなんです。
また、脳の80%も水でできているといわれています。
水分をしっかりとることで、集中力の持続にも繋がるといわれていますよ!
8時間ダイエットの注意点①糖質やカロリーのある飲み物は時間内に
たまに揚げ物やスイーツなどを、どうしても食べたくなることがありますよね!
そういったときは、無理に我慢せず、週1回などメリハリをもって食べれば、食べても問題ありません♡
ただし、高カロリーの食べ物は、食事の時間と設定した8時間以内に、必ず食べるようにしましょう。
更に言えば、先程ご紹介したビーマルワンの分泌が少ない、14時〜15時の間に食べることをおすすめします。
我慢してストレスをためることの方が、体にとっては良くないこと。
適度に自分を甘やかしましょう♪
8時間ダイエットの注意点②摂取カロリーを増やさない
8時間ダイエットが成功しない原因として挙げられることが、8時間しか食べる時間がないから、その時間内で、目一杯食べてしまおう!といった心持ちです。
これでは、食べる時間を8時間に絞っている意味がありません……。
8時間ダイエットだからといって、8時間のうちに暴飲暴食をしても良いという意味ではないことを理解しておきましょう。
基本的に、摂取カロリーは今までと同じくらいを目安に摂取するようにしてください。
先程も少しご説明しましたが、ダイエットでは摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっては意味がありません。
8時間ダイエットを成功させるためには、食事の管理をしっかりと行いましょう。
いつもの食事から、急に摂取カロリーを落としてしまうと、それがリバウンドの原因にもなりかねません。徐々に調整するように心がけてみてくださいね♪
8時間ダイエットの注意点③水分の摂らなすぎ
水分補給の大切さは、先程もお伝えしましたね!
ダイエット中は、とにかくなんでも摂取量を減らそうとしてしまいますが、水分を絶ってしまうのは、健康面では良いことはありません。
水分補給のポイントは、常に500mlのペットボトルを手の届く範囲、目の見える範囲に置いておくということです。
食事時間の厳守と水分の補給だけは、徹底的に意識して行ってみてください。
なお、同じ水分でも、甘い飲み物やアルコールは、ダイエットの成功から遠ざけてしまう可能性があります。
1日のカロリー摂取量も考えなくてはなりません。
甘いも飲み物は思いの外カロリーが高いので、注意してくださいね!
期間は2週間!リバウンドにご注意を。
今回ご紹介している8時間ダイエットは、プチ断食や置き換えダイエットと似ているということもあります。
そのため、リバウンドには十分に注意するようにしてください。
8時間ダイエットを始める前後は、おかゆなどの消化に良いものを中心に、体を慣らすように調整することも大切です。
また、8時間ダイエットが終了したからといって、すぐに食事量を増やしてしまうと、確実にリバウンドへと一直線……。
ダイエットを行う期間は、2週間と設定しておき、無理なダイエットはやめるようにしましょう!
8時間ダイエットは、他のダイエットに比べて、比較的制限が少ないので、とても取り入れやすい方法の一つです。
過度な運動も、食事制限もいりません。
手軽で簡単なダイエットに挑戦してみたい方は、まずはスケジュールを立ててみましょう。
体質を改善するきっかけにもなりますし、健康な体作りを意識して行うと、ダイエット以外にも嬉しい効果を期待できるかもしれませんよ♡