口角炎とは?発症する原因ってなに?
口角炎とは、唇の両端が炎症を起こし亀裂や出血、腫れなどの症状が生じる皮膚の病気です。
口角炎を発症すると、口を大きく開くことができなくなり、食事や話すときに不便さを感じるようになります。
また、発症してすぐかさぶたができるのですが、唇はよく動くので簡単に剥がれてしまい、いつまで経っても治らない、悪循環に陥ってしまいます!
原因はカンジダという真菌(カビ)による感染症で、一度発症すると何度も繰り返す可能性が高い病気です。
原因は、ストレスや疲労、ビタミンB2、B6の欠乏などです。
規則正しい生活を送り、ストレスをためないようにすることが、予防に効果的です♪
しつこい口角炎とおさらば!
出典:www.urgentcarelocations.com
口角炎を治すためには、まず皮膚科を受診することが必要です!
カンジダの作用を抑える抗真菌薬や抗生物質が処方され、ビタミンB群を補給するためのサプリメントも処方される場合があります。
痛みを伴っている場合は、範囲が広がらないうちに必ずドクターに診てもらいましょう!
もし広範囲に及んでいるならば、軟膏も処方されるので、それを一日に何度も塗りなおすことが早期回復に繋がります。
また、普段の食事においても、ビタミンB群が豊富に含まれるレバーや納豆を積極的に摂ることが効果的です♪
食事、軟膏、経口薬を続けると、3日程度で完治してしまいますので安心してくださいね!
慢性的な唇の荒れは、病気を疑ってみましょう!
なかなか治らない唇の荒れ、それ実は病気かも。
よくあるのがリップクリームや口紅、歯磨き粉、唾液などの影響で唇が荒れてしまう「接触性皮膚炎」。これは新しいアイテムを使い始めたときや、乾燥する季節に唇をなめすぎた時、発症しがちです。
次に疑うべき可能性は、「アトピー性の口唇炎」。
これは夏でも唇が荒れて、口周りにシミが見られる場合に多い病気です。
そして最後は栄養不足による荒れ。
角質層が薄く、皮脂腺がほとんどない唇は、皮膚の中でも特に栄養不足による影響がダイレクトに現れるので、注意が必要です!
口内炎やニキビなどの肌荒れと併発する可能性も高いので、意識してみてください。
慢性的な唇の病気を治す方法とは?
まずは思い当たるリップクリームや、唇周りに使用している製品を捨てて、純度の高い精製ワセリンなど、刺激の少ないものを使用するようにしましょう。
そして荒れが長引くようでしたら、皮膚科を受診することをオススメします!
自分でできる対処法は、まず、ビタミンB2が多く含まれるレバーやうなぎ、納豆、卵をたくさん摂取するよう意識することが重要です♪
食生活の影響が一番わかりやすく現れるので、何より食事に気をつかうことが一番効果的なのです。
そして次にリップクリームの選び方です!
一般的に売られているリップクリームは、基本的に唇が荒れる前に使用するものなので、唇が荒れてしまったら一度使用を停止して、医薬用のリップクリームに切り替えましょう。
塗る回数も多くて、1日に5回くらいに留めることをオススメします。
刺激をあまり与えないことがポイントです!
いかがでしたか?
慢性的な唇の問題は病気の可能性が高いので、ぜひ一度皮膚科を受診することをオススメします!
そしてビタミンB群を摂取できる食事と、自分に合ったリップクリームの適度な使用が、唇の健康を取り戻す方法になります。
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