初心者におすすめ♪芥川龍之介の作品4冊

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最近、芸人の又吉さんの執筆した作品が芥川賞にノミネートされましたね。
しかし、芥川龍之介という名前は知っているけれど、教科書に載っている『羅生門』しか知らないという人も居るはず。
そんな芥川龍之介初心者の方に、おすすめの小説を4冊をご紹介いたします。

芥川龍之介のおすすめ小説①▶︎真実を語っているのは誰?『藪の中』

出典:bookclub.kodansha.co.jp

『藪の中』の時代背景は平安時代。とある藪の中で男の変死体が発見されます…。
第一発見者から順次証言を追っていく物語展開で、芥川龍之介作品の中でも、読みやすい作品となっています。

証言を追っていき、殺された男とその妻、そして殺された男の装飾品を持った盗賊…。
3人の間に何がおこったのでしょうか?

芥川龍之介の多彩な才能を感じさせる一作品。短編ですので、一気に読むことができます。
そして、面白い演出なのが、平安時代が舞台なので、殺された男が降霊術によって証言するということ!
果たして誰の証言が真実なのか?続きは本編でどうぞ。

『藪の中』

¥421

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芥川龍之介のおすすめ小説②▶︎芥川龍之介の斬新な『桃太郎』

出典:www.chikumashobo.co.jp

『桃太郎』は、芥川龍之介全集5巻に収録されている短編です。
現在、携帯会社のCMにも出ている、昔話のヒーロー『桃太郎』を芥川龍之介の独自解釈で凄く斬新に描かれているのです!

もしも、桃太郎の鬼討伐がおじいさんの様に山にしばかりへ行くだけの生活が嫌だという理由だとしたら?
もしも、鬼が悪さなんてしていなくて、人間に対してなにもせずに、人里離れた鬼ヶ島で平和に暮らしている心優しい鬼だとしたら…?という、思いもよらない解釈でグッと物語に引き込まれてしまいます。

自分の知っている桃太郎とはまた違う芥川龍之介の『桃太郎』読んでみませんか?

『芥川龍之介全集5』

¥907

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芥川龍之介のおすすめ小説③▶︎人の心理描写が素晴らしい作品『鼻』

出典:www.shinchosha.co.jp

『鼻』というシンプルな題名のこの作品。芥川龍之介が初期に描いたさらりと読める短編作品。

「人の幸せを妬んで、人の不幸を笑う」という人間の心理が的確に描写されており、今読んでも共感できる部分があります。今も昔も人の心理とは変わらなかったりしますからね。

『鼻』の主人公は題名通り、鼻の長さが5,6寸(約15~16㎝)あることにコンプレックスを持つ偉い僧侶。しかし、その鼻のために陰で笑われ、陰口を言われていた。
彼のプライドはズタズタで、散々悩んだ僧侶は鼻を短くする事を決意する。鼻を短くする方法を実践し、めでたく鼻は短くなり、晴れやかな日々を過ごしていたのだけれど……?

さて、僧侶は結局どうなるのでしょうか?
文豪 夏目漱石の絶賛を受けた『鼻』ぜひ続きが気になる人はぜひ読んでみて!

『羅生門・鼻』

¥400

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芥川龍之介のおすすめ小説④▶︎ある少女の舞踏会の思い出『舞踏会』

出典:www.chikumashobo.co.jp

『舞踏会』は、芥川龍之介全集3巻に収録されている短編。
鹿鳴館にて社交界デビューを飾る少女のお話です。

きらびやかな世界、陽気な管楽器の響く会場に向かう少女。
薔薇色のドレスに水色のリボンをアクセントにつけ、初めての社交界を楽しんでいると、そこでフランス人の海軍将校にダンスへ誘われる。

華やかで絢爛な舞踏会の様子が芥川龍之介の多彩な表現で表わされており、頭の中でその様子が容易に想像できて読みやすい。そして、最後のオチも逸品です。

少し短いお話ですが、箸休めには最適の物語。長いお話が苦手な方は、このような短編から読み始めるのはいかがでしょうか?

『芥川龍之介全集3』

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芥川龍之介のおすすめ小説を4つご紹介しました。
芥川龍之介で有名な作品といえば、他にも『蜘蛛の糸』なんていうのも御存知の方も多いはず。
結構おどろおどろしいお話もありますが、結構面白くて読みやすい作品も多いんですよ!
良かったらこの機会に芥川龍之介の作品を手にとってみませんか?

2015.06.25 UP
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