こんなにたくさん!?「お酢」の種類
今回ご紹介する「お酢」は、非常にたくさんの種類があり、原料や効能など、違いもさまざまです。
中でも効果があって、人気が高いお酢の種類をご紹介します。
◆食酢
発酵することで完成させる、醸造酢の一種。
原料は主に米や穀物(麦やコーン)、果実、野菜、はちみつ、アルコール、サトウキビなどです。
一般家庭で使われる機会が多いのが、この食酢です。
◆果実酢
原料の果実の使用量が300g/L以上であれば、果実酢と呼ばれます。
果実酢の中でも、りんご酢やぶどう酢など、いくつかの種類に分類されます。
◆穀物酢
穀物酢の中でも、主に良く使用されるのは、米酢と黒酢です。
米酢は、原料の米の使用量が40g/L以上含まれているものを指します。
黒酢は、使用する材料によって、黒米酢と呼ばれたり大麦黒酢と呼ばれます。
お酢の効能・作用〜飲む場合〜
どのお酢でもそうですが、調理をして摂取するか、飲んで摂取するかで、効能が異なってきます。
どんな効能を期待したいかで、摂取法を変えてみるのも良いかもしれませんね。
まずご紹介するのは、飲む場合のお酢の効能です。
✔消化を促進……消化液を施してくれる。
✔疲労回復……疲労の原因と言われる乳酸を分解してくれる。
✔便秘解消……便通を正常化してくれる。
✔肥満防止……法室分解酵素の活性を抑制してくれる。
こんなに様々な効能を期待することができます。
ビネガードリンクとして、飲むタイプのお酢がたくさん登場していることにも納得ですよね!
お酢効能・作用〜調理する場合〜
では、お酢を調理に使用した場合には、どんな効能を期待することができるのでしょうか。
✔減塩効果……塩味を強くする効果を持っている。
✔夏バテ防止……収穫を刺激することによる、食欲増進が期待できる。
✔保存性が高い……主成分である酢酸には防腐効果があるので、ピクルスなどの保存食づくりに役立ってくれる。
夏バテで弱ってしまいがちな体を、いたわってくれるような効能がたくさん♡
元気がないな、と感じた日にはお酢を使ったメニューを作るのも良いですよね。
お酢の効能・作用〜共通〜
お酢を飲んでも調理に使用しても実感できる効能が、「食中毒菌の静菌」と「殺菌効果」です。
食中毒が起こりやすい夏の時期でも、日常的にお酢を摂取していることで、事前に防止することができるかもしれません。
つまり、体調を崩してしまいがちな夏こそ、お酢を摂取するのに最適な季節といえるのです♡
口にする以外の活用法もある!
そして最後にご紹介するのは、飲んだり調理したりという、口にする方法以外にもOKなお酢の活用方法です。
夏に懸念される食中毒には、キッチン用品の消毒などをしっかり行っておくことも大切です。
そこで活躍してくれるのが、お酢なんです♪
お酢を水で少し薄めてスプレーボトルに詰めておくだけで、殺菌効果のあるスプレーを作ることができます。
キッチン周りやまな板などに、このお酢をスプレーしておけば、食中毒菌などを殺菌してくれます。
夏のオフィスにお弁当を持って行っているという人は、お弁当箱のふたなどに、スプレーをしておくのも良いかもしれませんね。
夏に嬉しい効能を持つお酢には、様々な活用法がありました。
体内に取り入れることはもちろん、日常的なアイテムとして、その効能を活かした使い方をしてみてくださいね。