付き合ってもプラスにならない友達とはここでお別れ
まずは、環境から変えていくことをオススメします。環境とはつまり人間関係です。厳しい言い方になってしまいますが、26歳までは仲良くいられて話が合っていた友達が今後もずっと話が合うかどうかは分かりません。
これからもずっとお互いを刺激し合ったり高め合える友達なのかどうか、しっかりとチェックして付き合う友達を選ぶ癖をつけたほうがいいんですね。この際、自分にとってプラスにならない人間関係は全部捨てること。そうしたほうが26歳の方向転換はしやすいです。
友達だけでなく家族のメンバーに対してもドライな見方をしたほうがいいですね。例えば、親はもちろん子供を愛していますが、愛していることと、子供の人生を理解して的確な助言ができるというのは別の問題です。有益な時間を過ごせないと思ったら距離を置く。この決断は愛を感じる相手に対してするのが一番難しいです。
自分の人生を大切に守りたければ、一緒になって大切にしてくれる人達と過ごすことです。その人が誰なのか、いつでも敏感になっていたほうがいいのです。
心配しなくていいのは、人間は社会性をもっている生き物なので、仮にプラスにならない友達を断捨離しすぎて友達がゼロになったとしても、また本能が人と出会いたくなります。自分自身がレベルアップして成長していれば今までとは質の違う出会いをするでしょう。そこで生涯付き合える友達が見つかるかもしれません。
最後のチャンスだと思って自分の枠を広げる挑戦をする
後悔しない人生を送るためには「やるかやらないか」で迷ったら「やる」ほうを選択し続けることです。しかも若くて体力があるうちにやりたいことを全部やる経験をして全力を出し切っておいたほうがいいのです。
ここでやらないとやらなかった後悔だけが残ります。行き着く先は、不完全燃焼のまま歳だけ取る人生です。体力的に今さら挑戦なんてできないとか、私には無理と言って諦め癖がついている大人は正直いって大勢います。その原因は若い頃の挑戦の場数が足りていないんですよね。
「人生に遅いなんてことはない!」という文句がありますが、あれは嘘です。30歳までごくごく平凡に暮らして自分の枠を広げる挑戦をしてこなかった人が、30歳以降で大きな挑戦をしてうまくいった話を見聞きしたことはありません。
30歳以降で活動的な人達は10代20代から「やる」という選択をいつもしてきた人達です。不安や恐怖もあったと思いますが、出来なそうなことに対して「やる」を選んできたから結果できるようになって、自信を手に入れてきたのです。挑戦した分だけ失敗もしますが繰り返すうちに成功の仕方がわかったりバランスが取れるようになってきて、今があるんだと思います。
26歳はラストチャンスだと思って焦ったほうがいいですね!
カラダをメンテナンスする習慣をつくる
26歳から(若しくはもっと早くから)意識したほうがいいのが、カラダのメンテナンスです。カラダといっても幅広いので大きく2つに分けて考えるといいと思います。
1つ目→脳
2つ目→カラダ(フェイシャル&ボディ)
脳のメンテナンスは、おもに読書ですね。社会がどんな場所であるか、どのように時代が動いているのかを知らないと自分が今後どうやって生きたらいいのかどうやって強みを活かせばいいのかなどの戦略が立てられません。逆をいうと、そのカラクリを理解している人たちは大きな決断を迷わずに次から次へとできるんですよね。
1冊2冊読んだだけでは決して分からない世界があるのです。いつも読書を通してインプットして最新の頭の状態でいると生産性も高められますし、コミュニケーションにも役立ちます。読書に抵抗がある方は読書家の友達をつくって楽しさを教えてもらうところからはじめると入りやすいかなと思います!
カラダ(フェイシャル&ボディ)のメンテナンスで気をつけるといいポイントは「なるべく劣化しないようにすること」ですね。アンティークの家具はしっかりとお手入れしていれば長く綺麗な状態で使えますよね。カラダにも似たところがあります。
美肌、姿勢の矯正、スタイル維持、心と体の健康に関する自己管理など、美しさをキープするためにやることは盛りだくさんです。品質管理だと思って自分のカラダを綺麗に磨く習慣をつくると30代になった時の外見のクオリティーに差がでますよ!
26歳からの生き方は他人に対する理解を深める生き方へ
「女性は20代後半から詐欺師になる。値段が落ちてるのに値段以上の価格で売ろうとしてくるから」と、先日、ある男性が言っていてちょっとショックを受けました。他の男性たちに「本当にそうなの?」と確認したところ、みなさん「そうそう」と頷いていました。
「20代後半からは女性も中身が伴っていないとキツイものがあるよね~」というのがいい男達の本音です。男性陣があちこちで「アラサー女は中身が重要」と言うので「中身」の正体をどうにか言語化しようとずっと考えてきました。多分、言いたいことはこれだろうなというのが見つかったので最後に書きます。
年齢が若い頃は、大人と社会が自分のことを見てくれてもいたし、理解してくれていたのです。安全に暮らしてこれたのも、他人の人生を宝物のように大切に想う大人達が発明してくれた仕事や社会システムおかげだったりもします。なんと、生きているようで生かされていたんですね!
26歳からはもう誰も可愛がってはくれないしチヤホヤはしてくれません。「私をみてほしいなぁ」と男性たちに求めても裏目にでてしまいます。26歳からはもう、自分を見てもらおうなんて思ってはいけません。他人を見てあげる側に回らなければいけないのです。他人に対する理解を深める生き方にシフトチェンジするのですね!
すると、どういうことが起きるかというと「なんて優しい人なんだろう!」「なんて素敵な人なんだろう!」と相手に思われて、相手が自分のことをもっと知りたい、理解したいと、向こうから近寄ってくるような女性になれるのです!それが、大人の余裕なんです。
いい男はみんな、大人の女性を求めています。自分のことを強烈に理解されたい。深く愛されたいと願っています。そしてそんな人と結婚したいと言っています。26歳からは他人に対する理解を深める生き方を探求されるといいかなと思います。誰かのためにもなって、自分自身のためにもなります。
↓斎藤美海さんの人気恋愛コラムはこちら!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。