「#海外フォトウェディング」を行う花嫁さん急増中!
ここ数年、本当によく見かけるようになった海外フォトウェディング。実際に、結婚した私の周りの友人や、Instagramのプレ花嫁さんアカウントを見ても、たくさんの方が海外でフォトウェディング体験をされていることがよくわかります。
結婚式当日に撮影する写真ももちろん大切だけれど、非日常的空間で撮影できる機会を設けるのも大事!一生思い出に残るステキな体験になると思いますよ。
これから結婚式を挙げる花嫁さんはもちろん、「もう一度ウェディングドレスを着たいな」「結婚式はあげないけど写真だけは残したい!」という方にもおすすめ。旅行のついでだと思えば、旦那さんもそれほど大変に感じないかもしれませんよ。ぜひ、憧れの土地や、思い出の土地でフォトウェディングを撮ってみてください!
今回は、私がリアルに体験した、ニューヨーク・フォトウェディングの様子を詳しくレポート!最後までぜひチェックしてください♪
NYフォトウェディング体験レポ♡〜撮影当日の流れ6STEP〜
撮影当日、どのような流れで撮影を行ったのか、また、どんな写真が撮れたのかをご紹介します。撮影するまでにやったことリストは別記事にまとめてあるので、#1をご覧ください!
前日やったこと1▶︎なるべくお酒を控え、早く寝ることを意識!
実は、前日に夫婦でスポーツ観戦をしに出かけた私たち。夜は現地に駐在している友達家族と食事の予定がありましたが、観戦中も食事中もお酒は浮腫みの天敵なので控えめにしました!早めに帰宅して翌日の撮影に備え、念入りにスキンケアをしたあと保湿のためにマスクをしてから就寝。
前日やったこと2▶︎必要な小物などは前日にまとめておく
日本から持ってきたスチームアイロンで、ウェディングドレスとケープを丁寧にケアし、持参した2種類の靴を用意。撮影直前に「あれはどこ!?」とならないように、前日に撮影小物をすべてまとめておきました。些細なことですが、大事なポイントですよ!
STEP1▶︎早起きしてシャワー&スキンケア
ここからはいよいよ、撮影当日にやったことを細かくご紹介します!
まず、髪の毛の寝癖が気になったので、当日の朝はシャワーを浴びました。いつも旅行の時は最小限のスキンケアアイテムしか持って行かないのですが、今回は少しでも肌のコンディションを整えるために、フルラインナップ持参。朝から念入りにケアをしました。
クリームを塗ったあと、持参したカタツムリカッサで頭皮と顔のマッサージをして、浮腫み取り&リフトアップ対策も念入りに!
STEP2▶︎ヘアメイクからスタート
当日のヘアメイクと着付けは、撮影をお願いしていたフォトスタジオで手配していただきました。当日の朝、滞在先に来てもらい、ヘアメイクからスタート!
事前に「こんな感じがいい!」とヘアメイクさんへイメージ写真を共有していたので、当日はとてもスムーズ。思い通り、いや以上のヘアとメイクにしていただきました♡ヘアは、最近ニューヨークのマンハッタンに美容室をオープンされたという、日本人のYUIさんに。メイクは、世界規模で有名なコレクション展『ニューヨーク・ファッション・ウイーク』でもヘアメイクとして活躍されているという日本人のSAOさんにお願いしました。
撮影映えするシェーディングやハイライトの入れ方が本当に上手で、テクニックをもっとちゃんと見ておけばればよかったと思ったほどです。そんな素敵なめぐり合わせがあるのも、アーティストが集う街・ニューヨークならでは。楽しく女子トークをしながらあっという間にヘアメイクが完成しました。
STEP3▶︎ヘアメイク中はブーケ作り
ヘアメイクをしてもらいながら、前日に買っておいた生花と持参したワイヤー、フラワーテープ、リボンを使って理想のブーケづくりに勤しみました。Instagramなどを見てなんとなく完成系をイメージしながら作るのがおすすめ!
ステキなヘアにしてくれたSAOさんが、昔ブライダルのお仕事をされていたそうで、いろいろなアドバイスいただき本当に助かりました!従姉や従姉の娘にも手伝ってもらい、完璧なブーケができて大満足です!
STEP4▶︎Uberで撮影場所まで移動
カメラマンのTOKIOさんとは、最初の撮影場所『セントラル・パーク』の入り口で待ち合わせ。現地までは配車アプリのUber(ウーバー)で車を手配して移動しました。
ニューヨークは、タクシー(イエローキャブ)もたくさん走っていますが、近頃はUberやLyft(リフト)などの便利な配車サービスがとても増えています。ルートにもよりけりですが、価格もタクシーより安価な場合が多いです。
STEP5▶︎撮影スタート!
カメラマンさんとは事前にメールでなんどもやり取りをしていたので、初めましてな感じも少なくリラックスした状態で撮影をスタートすることができました。携帯番号やLINEなどの連絡先を事前に聞いておくと、現地でもスムーズにスタッフさんと連絡がとれるのでおすすめです!
それではいよいよ撮影スタート!実際に撮った写真とスポットを紹介します♪
【セントラルパーク内のテラス】
今回のNYフォトウェディングで一番撮りたかった場所がここ、セントラルパーク内のテラスです。
『ゴシップガール GOSSIPGIRL』に登場するカップルが劇中で結婚式をあげたところで憧れがあったし、何より私たちがフォトウェディングのテーマとして掲げた「クラシカル」な雰囲気が漂う壁がお気に入り!
実は当日、まさかのニューヨークシティマラソンの開催日で……。たくさんの人がセントラルパークにいたのですが、撮影は無事に行うことができました。おかげでたくさんの人に祝福の声をかけてもらい、写真を撮られることが苦手な旦那のテンションもUP!撮影の最初でここに来られて良かったと思いました!
【メトロポリタン美術館の大階段】
次の撮影場所は、100年以上の歴史ある、素敵なメトロポリタン美術館の大階段。セントラルパークの横にあるので、徒歩で移動することができました。
「この階段に座りたい!」とたくさんの観光客が訪れる有名なスポットです。警備員さんに聞くところによると、階段に上っての写真撮影はNGなのだそうですが、階段の下であればOKなのだとか。通りがかりのニューヨーカー老夫婦に、「結婚は楽しいことばかりじゃないわよ〜(笑)」なんてジョークを言われましたが、ここでもたくさんの人がお祝いの言葉をくれます。ニューヨークはとってもあったかい街!
【グランドセントラル駅】
もう一度Uber(ウーバー)で車を手配して、次の目的地まで移動。マンハッタンにあるターミナル駅『グランド・セントラル・ターミナル』で撮影しました。メインフロアはもちろん、構内のいろいろな場所で撮影!ここに来ると、「ニューヨークにきたな!」って強く感じられます。ニューヨークへ来るのは今回が10回目ですが、ここは毎回欠かさず訪れますね。
日本でいう東京駅のような場所で、たくさんの人たちが訪れている駅です。急ぎ足で通りすがるニューヨーカーの中で撮影していると、まるで自分たちの時間だけが止まっているかのような感覚に陥ります。
移動中は、ドレスの裾を持ったりと旦那さんがたくさんサポートしてくれました!
【SOHOエリア】
お次はマンハッタン区のダウンタウンにあるSOHOエリアへ移動。せっかくニューヨークに来たからと、ここまではイエローキャブ(黄色いカラーが目印のタクシー)で移動しました。
SOHOエリアのリトルイタリー(イタリア系の住民が多く住む地区)にある、『オードリー・ヘップバーン』の壁画前にて撮影!スマホで自撮りをしている姿まで抑えてくれる、丁寧なカメラマンさん。
少しカジュアルダウンした雰囲気の写真も撮りたかったので、ウェディングドレスの上にライダースジャケットを羽織って、マンハッタンの中で一番おしゃれだと思うこのエリアで撮影してもらいました!
STEP6▶︎2時間で撮影終了!
撮影終了後、カメラマンさんとは現地で解散。Uber(ウーバー)を手配して帰宅しました。2時間のフォトウェディングはあっという間でしたが、終わるとドレスの下に身につけていたコルセットが苦しく感じてきたので、すぐに私服に着替えることに。
着替えたあとは、魔法がとけたような気分で、非日常体験の余韻に浸りました♡
撮影後気になるのは……▶︎写真はいつ⾒られるの?
撮影した写真はどのくらいでもらえるのだろう?と少し気になっていたのですが、まさかの翌日にデータで納品してくださいました!
加工も終わったデータを、ファイルアップロードツールをつかってメールで届けてくださいます。しかも、サービスでおしゃれな雰囲気の白黒加工写真もいただくことができたんです!カラーも白黒も、どちらもとってもステキな仕上がりでした♪
受け渡しに時間かかるところもあるみたいなので、「いつまでに必要」など期限がある方は、事前に交渉しておくといいかもしれませんね。
「これしておけばよかった!」と思ったプチ後悔。
今回、私は2時間の撮影プランで申し込んだので、移動の少ないマンハッタンエリアのみで撮影を行いました。でも、ニューヨークでフォトウェディングを撮った友人の意見を聞くとブルックリン地区もやはり素敵だったそうで、時間を気にせずにいろんな場所で撮影すればよかったなあと少し後悔……。
ですが、ウェディングドレスを着ての撮影は2時間でも結構クタクタだったので、今回ぐらいのボリュームがちょうど良いのかもしれません。
しいて言うなら、もう少し撮影小物を用意しておけばよかったなとも思います。サングラスなどのクールなアイテムや、ピザやハンバーガー、インスタ映えするようなカラフルなスイーツなどニューヨークらしい食べ物を用意して、もう少し日常に入り込んだ雰囲気の写真も撮りたかったな!
これからニューヨークフォトウェディングにチャレンジする方は、ぜひ撮影小物の準備も大切にしてください♪
エピローグ
撮影中は、100人ぐらいの人が「Congratulations!(おめでとう)」と言ってくれたり、かわいい子どもたちが「She is so beautiful(すごくキレイ)」「Princess!(お姫さま)」などと声をかけてくれました。写真を撮られるのが苦手な旦那さんも、街ゆく方からのたくさんの祝福によってリラックスしながら撮影できた様子。
1記事目でもお伝えした通り、ニューヨークはたくさんの海外映画・ドラマ作品の舞台となっている場所で、ドラマチックな景色がたくさん見られます。ニューヨーク好きな人は「ここはパワーをもらえる街」だと口を揃えて話してくれますよ。撮影中も多くの方からパワーをもらって、最高の作品&思い出づくりができて大満足!
旦那さんがシャイで悩んでいる人も、ニューヨークでのフォトウェディングなら絶対最高の思い出になると思うので、ぜひ挑戦して見てくださいね。私の記事が背中をおす、一つの手段になってくれればいいなと願っています。