代々受け継がれる「着物」。自宅で管理の注意点は?

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日本伝統の「着物」は、おばあちゃんやお母さんから受け継がれることもありますよね。
しかし、普段は着ないアイテムなだけあって、どのように保管すればいいのか分からないという女性も多いのではないでしょうか。
着物はとてもデリケートなものですから、自宅での管理を間違えてしまうと台無しになってしまうこともあるので、ぜひ参考にしてみてください。

着物を自宅でキレイに保管する管理方法①年に2回、虫干しをする

ハンガーにかけた着物引用:www.shutterstock.com

着物を自宅でキレイに保つための管理方法として、欠かせないのが虫干しをすることです。
長期間しまったままにしてしまうと、清潔感のあるところで保管していても劣化してしまう可能性がありますし、何よりも着物に湿気は大敵!

ポイントとしては、1年間で一番乾燥している11月~2月頃、そして風のない晴天の日を選ぶことです。
着物の日焼けにも気を付けたいので、着物を出してあげて、通気性の良い部屋で着物ハンガーに裏返して干しておきましょう。

また、江戸褄などの着物を干すときは裾に注意してください。
着物を浮かせて干すと、重力で下に下がってきてしまうので、程よく裾は地につけておくといいですよ。

着物を自宅でキレイに保管する管理方法②着用した着物は風通しをする

着物を着た女性引用:www.shutterstock.com

着物は定期的に着用してあげることが最高の風通しになると言われています。
これも自宅でキレイに保管する管理方法の一つ!

ただ、着物を着た後は、汗や湿気を残さないように陰干ししましょう。
そのまましまうと、カビや黄ばみなどの原因になるので、最低でも2時間ほど風通しをすることがおすすめです。

そして、乾いたタオルをブラシ代わりにして、着物に付いた埃を払いながら汚れやシミなどのチェックもしましょう。
汚れが見つかった場合は、早めに専門店に相談するといいですよ。

着物を自宅でキレイに保管する管理方法③たとう紙を使って着物を包む

畳んだ着物引用:www.shutterstock.com

風通しや虫干しをした着物は、1枚ずつ「たとう紙」というもので包んでいきましょう。
最近では、100円ショップなどでも手軽に購入することができるそうですよ!

このたとう紙が黄ばんだり毛羽立ったりすると着物にとって良くないので、様子を見ながら、最低でも年に1回は変えるようにすることが自宅でキレイに管理するコツです。

また、しまうときはたとう紙に包んでる着物の写真を貼って収納しておくと便利ですよ。
どこに何があるか一目で分かるので、どの着物を着たいか探す手間も省くことができます。

着物を自宅でキレイに保管する管理方法④防虫剤や乾燥剤は1種類にする

和装結婚引用:www.shutterstock.com

自宅で着物を管理するとき、湿気や虫食いを避けることが基本になります。
そのため、防虫剤や乾燥剤が必要不可欠になるでしょう。

ただ、このとき気を付けたいのは、何種類もの防虫剤や乾燥剤をむやみに用意しないこと!
乾燥剤(シリカゲル)は防虫剤と併用することができるのですが、数種類の防虫剤を併用すると化学反応を起こして、シミや変色の原因になることがあるといわれているからです。
生地にあったものを1種だけ使うようにしましょう。

そして、着物や帯に直接触れないように気を付けて、タンスや衣裳箱の四隅に置くことが自宅でのキレイな管理方法になります。

着物を自宅でキレイに保管する管理方法⑤収納や保管場所を考える

着物を着た女性引用:www.shutterstock.com

着物を自宅で管理するなら、収納する場所にも気を付けてみてください♪

一番おすすめなのは、桐のタンスにすることです。
桐タンスは湿気を寄せ付けない特徴があるそうで、湿気によって伸縮するので、引き出し内の湿度を一定に保ってくれるといわれています。

ただ、桐のタンスは高かったり、置き場所がなかったりすることもありますよね。
そのような場合は、無印良品(むじるしりょうひん)などで購入することができるプラ衣装ケースを活用することがおすすめです。

収納するとき、着物を重ねすぎるとシワや型崩れの原因になる可能性があるので、重ねるのは最低でも5枚までにしましょう。

代々受け継がれる着物を自宅でキレイに保管するための管理方法をご紹介させていただきました。
着物は湿気が大の苦手なので、まずは湿気に気を付けて風通しをしたり虫干しをしたりすることが大切です。
着物の自宅保管は難しそうに思えますが、ポイントを押さえれば大事に、そしてキレイに残すことができるので、ぜひ参考にしてください。