メリットもデメリットもある!「事実婚」について理解を深めよう

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「事実婚」は、生き方が多様化する現代において、様々な事情があって事実婚を選ぶ人が少なくありません。
事実婚の意味や、メリット・デメリットなどをチェックしましょう!

事実婚とは

カップル出典:www.shutterstock.com

婚姻届けを出していないものの、従来の結婚と変わりなく夫婦として生活をしている状態を事実婚といいます。

確固とした定義は存在しませんが、日本では婚姻届けを出さずに、夫婦同様の暮らしをしているカップルを指すことが一般的。
また、婚姻関係にはないパートナーのことを「内縁の夫婦」という言い方をすることも。

事情を知らないほかの人から見ると、普通の夫婦にしか見えない場合が多いです。

事実婚のメリット①苗字を変えなくてよい

名前のブロック出典:www.shutterstock.com

まずは事実婚のメリットからチェックしましょう!

夫婦別姓でいたい人が事実婚を選ぶことがあります。
結婚するとどちらかの姓を名乗る必要があり、妻の方が夫の姓に変えることが一般的ですが、事実婚の場合は苗字を変えなくてもよいところがメリット。

苗字を変えなければならないストレスからも解放されます。

事実婚のメリット②義理の家族と姻戚関係にならない

家族構成を表すツリー出典:www.shutterstock.com

場合によっては姻戚関係が発生しない点を、事実婚のメリットだと感じる人もいるかもしれません。

婚姻届を出さなければ、パートナーはもちろんその家族とも他人の関係の関係のまま。
義理の兄弟や両親という関係性には当てはまらなくなります。

パートナーのことは愛しているけれど、パートナーの両親や兄弟とは距離を置く必要がある場合は、メリットだといえるのではないでしょうか。
逆に、パートナーの家族と結びつきを強くしたい人は、デメリットに感じるかもしれませんね。

事実婚のデメリット①配偶者控除が受けられない

計算をする女性出典:www.shutterstock.com

続いて、デメリットを見ていきましょう。

事実婚の場合、妻は配偶者ではないため所得税や相続税といった税金の控除が受けられません。
しかし、もともと妻が仕事をしている場合は控除を受けられないため、共働きの場合はデメリットには感じないかもしれませんね。

将来、働き方が変化したり病気などで働けない時期が来たりすると、デメリットを感じる可能性はあります。

事実婚のデメリット②法定相続人になれない

家の鍵を受け取る女性出典:www.shutterstock.com

法定相続人は配偶者・子・親などが該当します。
例えば、パートナーが亡くなったときは、法定相続人が財産を相続する決まりです。

事実婚の場合は、法律上の夫婦とみなされないためパートナーに相続権はありません。
ただし、家庭裁判所に「特別縁故者」の申し立てをし、認められれば相続財産を受け取ることができます。

事実婚のデメリット③子どもを認知してもらう必要がある

赤ちゃんを抱く女性出典:www.shutterstock.com

婚姻関係にあるカップルは、子どもが生まれれば自動的に夫婦の子どもとして共同の親権を持ちますが、事実婚の場合そうはいきません。

夫が認知すれば夫に親権を移すことは可能なものの、共同で親権を持つことが叶わないことはデメリットです!

一口に事実婚といっても様々なケースがあるため、メリットやデメリットもそれぞれです。
ある人にとってはデメリットに感じられることが、別の人にとってはメリットに感じられることもあるでしょう。