ファッションとの違いって?「アパレル」とは
「アパレル」という言葉を普段の会話で口にすることがありますが、「ファッション」との違いを把握して口にしているかというと……自信がありません。
まず紹介するのは、「アパレル」の意味。
よく口にするのは“アパレル産業”などの言葉なのではないでしょうか。アパレル産業の定義は、一般的に衣料品産業のことです。
つまり、「アパレル」は“既製服”を意味することが多く、中でも布を用いた衣料品のことをさしています。
布を使っていない靴やアクセサリー、ファッション雑貨、腕時計、家具・インテリア……などは「アパレル」に含まれません。
アパレルとの違いって?「ファッション」とは
一方、「ファッション」という言葉は「アパレル」とは違い、服装だけでなく髪型やメイク、アクセサリーなど全般のことをさすケースが多いのが特徴です。
「ファッション」という言葉には “流行” という意味があるので、芸術的な意味も含め、総合的なライフスタイルのことをさしているといえるでしょう。
つまり「ファッション」とは衣料や洋服という概念にとらわれず、ファッションを通じて何かを表現する「表現者」の視点が入っていることが、「アパレル」との大きな違いということが分かります。
職業で例えると、ヘアメイクやスタイリストなども、ファッション業界の人ですし、音楽などの文化や、ライフスタイルに携わる職業の人もファッション業界と呼ぶことができます。
「アパレル」は既製服、「ファッション」はライフスタイルのこと!
前述で詳しく記しましたが、「アパレル」は布を用いた既製服のこと。「ファッション」は流行やライフスタイルのこと。と覚えておくと、その違いが理解しやすいですよね。
普段の会話の中で何気なく口にしている「アパレル」や「ファッション」という言葉も、こうして掘り下げて意味を知ると、大きな違いがあることが分かります。
意味を知って使用することで、これまで「?」と思っていた会話も理解できるようになり、自身を持って使うことができますよね。
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