上品さが増す食事マナー①食べるときの姿勢
まずは食事をするときの姿勢です。
背筋を伸ばし、きちんと座っている方は食事マナーが身についていると思ってもらえます。
猫背で食事をするよりも、背筋がすっと伸びていた方が上品で見た目もキレイですよね。
また、猫背と同じように頬杖など肘をついて食べるのもNG。
だらしなく、品のない女性に思われてしまいますので、普段から正しい姿勢を身につけましょう。
上品さが増す食事マナー②箸の持ち方や置き方
食事のマナーで必ず身につけておきたいのが箸の使い方ではないでしょうか。
日本人は箸を使うことが多いので、その箸の使い方がなってないと自分の魅力を下げることになってしまうこともあります。
- 正しい箸の持ち方
- 1本の箸を、鉛筆を持つように、箸の上から3分の1くらいの場所を親指、人差し指、中指で持ちます。
- もう1本の箸は親指と人差し指の付け根部分で挟み、薬指の爪の横に添えて固定しましょう。
- 下にある箸は動かさず、上の箸は親指を支点に上下に動かします。
この箸の持ち方を基本に、食べ物は一口サイズにして口に運ぶようにしましょう。
また、迷い箸や刺し箸、渡し箸、涙箸、さぐり箸、寄せ箸など、箸にはNGな使い方がたくさん!
無意識のうちにやってしまわないよう、お家で上品な箸マナーを見直してみてください。
上品さが増す食事マナー③グラスの持ち方や乾杯
食事中は、飲み物も一緒に楽しみますよね。
このとき、グラスの持ち方や乾杯にもマナーがあることをご存知でしたか?
乾杯と言えば、グラスとグラスを合わせて音を出すイメージがありますが実はNG。
グラスを軽く持ったら、乾杯とともに少し持ち上げて黙礼や軽く微笑むのが◎
このとき、彼や目上の人のグラスよりも低い位置にすると、上品でできる女性に見えます。
ワイングラスの場合は、テーブルに置いたまま注いでもらうのがマナーです。
そして親指、中指、薬指の3本で持ち、人刺し指と小指は添える程度を意識するといいですよ。
ちなみに、女性はリップメイクをしているためグラスについてしまうこともありますよね。
このときサッと指でふき取る方もいますが、美しくないとされていますので、食事前に口紅をふき取っておくか、ナプキンで口をふいておくことがベターです。
上品さが増す食事マナー④器の扱い方
お皿やお椀はしっかりと持って食べることを教わった方も多いでしょうが、食事マナーの中では器の種類によって持つものと持たないものがあります。
持っていけないといわれている器は、焼き魚や刺身がのった器、鉢など手より大きな器、天ぷらの器です。
それ以外のお茶碗や小皿、小鉢、丼などは手に持っていいそうなので、ここもその場で判断していけるようにしましょう。
器を持っていけないとなると、食べ物を口元に運ぶときに箸を持っていない方の手を受け皿代わりにして使う女性もいますよね。
上品に見えるかもしれませんが、実はマナー違反。
もしも食べ物がこぼれてしまったら、手が汚れてしまうので、小皿などを活用するといいですよ。
食べ終えた器は、重ねることで汚れがお皿の底に移ってしまいますし、重ねたときに傷をつけてしまう恐れがありますので、重ねないようにしましょう。
上品さが増す食事マナー⑤食事中の会話
食事のマナーで気を付けるべきことには、会話の仕方も含まれます。
上品な女性になるなら、食べ物を口に入れた状態で会話をするのはNG。
食べ物を口の中にたくさん入れてしまうと、食べている音も目立ってしまいますので、一口サイズにしてから食べるようにしてくださいね。
食事中は、スマホをいじりながら会話をしたり、大声で話したりするのももちろんNG。
相手との食事を楽しむようにスマホはバッグの中にしまっておきましょう。
上品な女性になるために覚えておきたい食事マナーをご紹介させていただきました。
普段の癖や食べ方が出てしまうため、今から直すことは難しいと感じてしまう女性もいるでしょうが、食事マナーは一生ものです。
正しいマナーを身につけることができれば、どんな場面でも堂々とすることができるので、今のうちに身につけていきたいですね。
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