眉毛の整え方&手入れ
眉毛の正しい書き方をマスターするためには、まず土台を整えることから始めましょう。
整えたりお手入れをしたりすることで、眉メイクの仕上がりは変わってきますよ♡
- 最初にいつもの眉メイクをする
いつもの眉メイクをしてからの方が余分なところを剃りやすく、お手入れがしやすくなります。眉メイクをするとき、眉頭は、高さ・中心からの距離・形が左右同じになるように意識してください。眉山も左右同じになるようにしましょう。このとき、ペンなどを使って平行か確かめながらメイクするといいですよ。 - 眉メイクからはみ出ている眉毛をカットする
スクリューブラシで軽く毛並みを整えた後、眉メイクのラインからはみ出ている不要な眉毛を眉ばさみで短くカットしましょう。 - 眉毛の長さを整える
眉毛の長さが気になる場合は、眉中の毛を眉コームで斜め下に梳かしてから、眉メイクからはみ出た部分のみを軽くカットすればOKです。 - メイクを落としてシェーバーで除去する
短くカットしたことで、必要な毛と不要な毛の境目ができるので、メイクを落とした後でも処理がしやすくなります。なので、メイクを落として肌を清潔な状態にし、化粧水とクリームでしっかり保湿しましょう。あとは、短くカットしておいた眉毛を、電動シェーバーや安全カミソリで除去すれば完了です。
すっぴん眉のまま整えるよりも、眉メイクをしてからやった方が簡単なので、この4ステップでお手入れをしてみてください。
眉毛の書き方
眉毛の部位の名前
眉毛のお手入れができたら、さっそく眉メイクをしていきましょう♪
まずは眉毛の部位の名前を覚えるところからスタートです。
【初心者向け】基本のナチュラルな書き方
眉毛の部位の名前は覚えられましたか?
それでは、どんなシーンにも取り入れやすい基本のナチュラル眉の書き方をご紹介します。
- 毛並みを整える
スクリューブラシを使って眉を梳かし、毛並みを整えておきましょう。 - 眉下ラインを書いていく
次にアイブロウパウダーを使って、眉下ラインを書きましょう。眉山までは目頭と目尻を結んだラインと平行になるように書き、眉山下からはやや斜め下になるように書いていきます。眉下ラインはぼやけてしまわないように、ある程度きちんと書くのがポイントです。 - 眉山~眉尻を繋げていく
アイブロウパウダーを少量とり、眉山と2で書いた眉尻を繋げましょう。 - 眉全体に色をのせる
アイブロウパウダーで、毛と毛の隙間を埋めるようにブラシを左右に小刻みに動かしながら眉全体に色をのせます。最後に毛の流れを整えるように毛並みに沿ってブラシを動かしましょう。 - 眉頭にもなじませる
眉頭は書けば書くほど不自然になりやすいです。なので、眉頭の角度が斜めになるようにブラシをポンと置き、ブラシに残ったパウダーを眉尻に向かってスライドするようになじませるといいですよ。さらにスクリューブラシで鼻側に数回ぼかすことでより自然に仕上がります。 - アイブロウペンシルでムラを埋める
最後に極細のアイブロウペンシルで色ムラが気になるところに軽く書き足せば完成です。
<丸顔さんのコツ>
顔の縦幅と横幅が1:1に近く、フェイスラインに丸みがある丸顔さんは、短くて小さな眉や色が薄い眉、直線が目立つ眉がNGです。
丸みのあるアーチ眉をチョイスし、眉頭を45~60度程度にして、眉山の位置を黒目の外側のフレームの真上前後にするのが◎
フェイスラインをすっきり見せたいときは、眉を平行より10度程度上昇させたやや角度のある直線的な眉にするのがおすすめです。
このとき、眉山がなだらかなアーチ型になるように意識すると、直線的な眉も丸顔さんにマッチします。
眉尻は小鼻と目尻の延長線上になるように調整してみてくださいね。
<面長型さんのコツ>
顔の縦幅がやや長めな面長さんがNGなのは、色の薄い眉や高低差のある眉。
あまり角度のない、平行で短めな眉を書くことで横幅を強調することができ、縦の長さを緩和することが期待できます。
ただし、平行眉は眉頭から眉尻まで同じ太さにしてしまうと、野暮ったい印象になってしまうので眉山から眉尻にかけて少し細めに書いてあげるといいですよ。
眉尻は口角と目尻の延長線上になるように意識してみてください。
<ベース型さんのコツ>
エラが張っていることから顔の横幅がやや長めでフェイスラインが四角く見えるベース型さんは、眉山をくっきり書いた眉や困り眉がNG。
ベース型さんは、直線眉か直線に近いアーチ眉が似合うので、平行よりも10度ほど上昇させて、眉山から眉尻までを緩やかなアーチ型にするのがポイントです。
眉の長さは短くない方がいいので、眉尻が小鼻と目尻の延長線上になるようにするといいですよ。
<逆三角形さんのコツ>
ハチがやや張り気味で、あごに向かってシャープになる逆三角形さんは、小さくて短い眉や上昇眉、眉山に角度がある眉がNG!
眉に角度をつけず、眉山から眉尻にかけてなだらかなアーチになるような平行眉にすると柔らかい雰囲気を出せます。
元々角度がある方は、眉上頭と眉下山を書き足すと平行眉に近づけますよ。
眉を長めに書くことで余白が埋まり、小顔に見せることもできるので、眉尻が小鼻と目尻の延長線上になることを意識してみてくださいね。
〜形別〜
自分に合う眉やなりたい印象に近づけるためには、眉の形を変えるのが効果的です。
ここでは形別に眉の書き方をご紹介します。
アーチ眉
女性らしく柔らかな雰囲気を与えてくれるアーチ眉はとても人気がありますが、緩やかなアーチが上手に書けないという女性も多いのではないでしょうか。
- 眉山から眉尻を書く
眉山から眉尻にかけて上下の輪郭が曲線になるように書いていきましょう。眉山が黒目の外側のフレームの真上前後になるように意識してくださいね。 - 眉頭手前から眉山を書く
次にアイブロウパウダーで、眉頭手前から最初に書いた眉山まで、曲線になるように上下のアウトラインを書きます。眉山が一番高くなるように書くのがポイントですよ。 - 輪郭の内側を埋める
上下のアウトラインが書けたら、毛と毛の間を埋めるようにブラシを小刻みに左右に動かしながらアイブロウパウダーで内側を埋めましょう。 - 眉頭にパウダーをなじませる
最後にブラシに残ったパウダーを眉頭になじませ、スクリューブラシで鼻側に2、3回ぼかせば完成です。
平行眉
可愛らしい雰囲気を演出してくれる平行眉は、愛され眉ともいえる眉の形です。
大人の女性でも取り入れやすい、自然な平行眉にするためにはどのように書けばいいのでしょうか。
- 眉下ラインを平行プラス2度になるように意識
眉下ラインを床と平行より2度ほど角度をつけて書きましょう。眉頭手前から眉山下まで書いたら、眉尻はやや斜め下に向かって書きます。 - 眉山から眉尻を繋げる
眉山から眉尻を繋げるように書くのですが、このとき眉尻が細くなるように意識してください。 - 眉上ラインを眉下ラインと平行に書く
最初に書いた眉下ラインの角度と平行になるように眉頭から眉山を繋げます。 - 内側に色をのせる
眉の上下に書いたアウトラインをぼかしながら、眉の内側にアイブロウパウダーで色をのせていきましょう。 - 眉頭を仕上げる
ブラシに残ったパウダーを眉頭になじませながら形を整え、スクリューブラシでぼかしたら完成です。
3のステップで眉頭の上を思い切って書き足すと、眉の角度が緩和されて自然な仕上がりを目指せますよ♡
ストレート眉
意思が強く、凛とした雰囲気に仕上がるストレート眉も定番の形ですよね。
基本ともいわれていますが、上手な書き方はあるのでしょうか。
- 眉山から眉尻を書く
まず、黒目の外側のフレームと目尻の真上の間を目安に眉山の位置を決めてください。スクリューブラシで毛並み整えたら、眉山から眉尻までを斜めに下がるように書きましょう。このとき、アイブロウペンシルを使って、眉尻をキュッと細めに仕上げると大人っぽさが増します。 - 上下のアウトラインを書く
アイブロウパウダーをとり、眉頭手前から1で書いた眉山に繋げるようにアウトラインを書きましょう。アウトラインは直線的に書くことを意識するのがポイント。アウトラインはくっきり書いてしまうと眉メイクが濃く仕上がってしまうので、ここでは下書きをするようなイメージで、薄めに書くのがおすすめです。 - 内側をパウダーで埋める
パウダーを使ってアウトラインの内側に色をのせます。ブラシは毛と毛の隙間を埋めるように左右に小刻みに動かすといいですよ。 - 眉頭にパウダーをなじませる
最後にブラシに残ったパウダーを眉頭になじませ、スクリューブラシで鼻側に2、3回ぼかせば完成です。
〜お悩み別〜
自眉にはさまざまなお悩みがいっぱい!
そのため「自眉のせいで上手に眉メイクができない」と諦めている女性もいるのではないでしょうか。
そこで、お悩み別に眉毛の書き方のコツをご紹介します。
薄い眉
薄眉さんは薄いからといって眉をしっかり書いてしまうと、その部分がハッキリしてしまい、書きました感が強くなってしまいます。
ナチュラル眉とは程遠くなってしまうので、悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、粒子が細かいチップパウダータイプのアイテムを使うこと!
パウダーをチップでふんわりとぼかせば、地肌部分に溶け込むように馴染むので、薄眉さんでも自然な眉を書くことができますよ。
まばら眉
眉毛がまばらに生えていると、均一に見せるのが難しいですが、ポイントを押さえてふんわりナチュラルに仕上げましょう。
- 眉色に近い濃いめのペンシルで足りない部分に毛を1本1本書くイメージで足していきます。
- 髪色よりも1トーン程度明るい仕上がりになるようにアイブロウパウダーの色味を調節したら、軽くふんわりとのせます。
- スクリューブラシを床と平行になるように持ち、軽いタッチで鼻側に動かしてぼかしましょう。
- 仕上げに眉マスカラを塗れば完成です。根元から毛をしっかり掴んで、上に向かって左右にブラシを動かしながら塗ると◎最後に毛流れに沿って眉を梳かしてくださいね。
眉マスカラを使うことで、自眉と書いた部分との境目が目立たなくなるので、より自然な仕上がりになります。
左右非対称眉
左右非対称の眉だと、さらに眉メイクが難しく感じてしまいますよね。
そのときは、気に入っている方の眉に合わせましょう♪
- アーチ眉をストレート眉にしたい場合
- 眉頭を書き足して眉上のアウトラインを直線に見せたら、黒目の外側のフレームと目尻の間を目安に眉山をしっかり作ります。アイブロウパウダーで上下の輪郭を直線的に書き、内側にも色をのせればストレート眉に見せることができますよ。
- ストレート眉をアーチ眉にしたい場合
- ストレート眉をアーチ型に近づけたい場合は、眉頭と眉山をカットして形を整えるのがポイントになります。眉頭は45~60度を目安にカットしましょう。このとき、左右の眉頭の角度が同じになるように意識してくださいね。眉山はほんの少し削るイメージで電気シェーバーで除去すればOKです。
ちなみに左右の眉の高さが異なる場合は、左右の眉頭の高さを合わせるように、眉上頭を書き足りたり、眉下頭をカットしたりするとバランスが良くなります。
下がり眉・困り眉
一時期流行った下がり眉や困り眉は、太って見えたり顔がくすんで見えたりとデメリットがたくさん。
では元々下がり眉や困り眉の場合、どのような書き方をすれば改善できるのでしょうか。
- パウダーでもペンシルでもいいので、眉頭よりも眉山が高くなるように眉山をしっかり作ります。
- 眉山よりも眉頭が低くなるように、眉ばさみで眉上頭を1~2ミリ程度カットするとGOOD!
- 仕上げにブラシを横にして眉下頭を書き足せば、上がっていた眉頭の重心を下げることができます。
薄めに、少しずつ重ねていくのが自然に仕上げるコツですよ。
まとめ
正しい眉毛の書き方はいかがでしたか。
眉メイクはメイクの中でも難易度が高いといわれている部分ですが、ステップを踏んで何度も練習していけば上達します。
自分の顔型やなりたい雰囲気に合わせて、美眉を目指してみてくださいね♡
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