ロールブラシの正しい選び方&使い方
ロールブラシとは、360度ロール状に毛がついたヘアブラシのことです。
ロールブラシを使えば簡単にスタイリングの幅を広げられるため、プロの美容師も使用しています♪
でも、ロールブラシはブラシの毛の素材や太さが異なるなど、種類がたくさん。
スタイリングに役立てるには、髪質や髪型に合うロールブラシを選ぶ必要がありますよ!
ここでは、ロールブラシの正しい選び方と使い方をご紹介します。
それぞれの特徴を知れば、自分の髪に合ったロールブラシを見つけることができるはず♪
髪質に合わせた素材を選ぶ
ロールブラシに使われている素材には、主に豚毛・猪毛・ナイロンの3つがあります。
自分の髪質や頭皮の肌質に合っていて、使い勝手の良いブラシを手に入れましょう!
やわらかい髪質&毛量少なめなら「豚毛」
豚毛は、やや硬めでコシがあるのが特徴。
細くやわらかい髪質で、毛量が少なめの人におすすめです。
細い髪を1本1本キャッチできるので、絡まりやすい髪でも優しくほぐすことができますよ♪
また、軟豚毛は豚毛の中でも硬い毛とやわらかい毛が混ざっているものを指します。
豚毛よりさらにやわらかいため、髪や頭皮を傷めにくいことがメリット。逆に、豚毛のデメリットは、水洗いができず、手入れに手間がかかることです。
豚毛は水分と油分を多く含むため、乾燥した髪に使えば潤いやツヤを与えられますよ!
硬い髪質&毛量多めなら「猪毛」
硬く太く弾力性がある猪毛は、髪の毛1本1本が太く硬めの髪質で毛量多めの人におすすめです。
猪毛自体が硬いため、剛毛でもしっかりブラッシングすることができます。
豚毛より耐久性もありますよ♪
また、豚毛と同じく、静電気が起きにくいのも◎
デメリットは、豚毛と同じく手入れに手間がかかることです。
毛質が硬いぶん、頭皮にあたると痛いと感じることも。
硬い髪質&頭皮弱めなら「ナイロン製」
硬い髪質で頭皮が弱めなら、ナイロン製がおすすめです。
頭皮にあたってもチクチクしにくいのが◎
濡れた髪にも使えること、軽量で扱いやすいことも魅力的です。
天然毛より静電気が発生しやすいため、ヘアケア用品を併用すると安心ですよ。
また、天然毛より価格が安く100均でも売っているため、初心者にもおすすめ♪
髪の長さに合わせた太さを選ぶ
ロールブラシは太さの種類もさまざま。
髪の長さや目指すスタイルに合わせて、直径サイズを選ぶと安心です。
メンズ・ショート〜ボブには「18〜38mm」
ショート〜ボブのように短めの髪の人には、直径38mmがおすすめです。
ベリーショートや男性で髪の短い人は、18mmが◎
また、18mmは前髪やショート〜ボブのサイドの髪のボリューム出しにも適しています。
ブラシが細めだと、短い毛もキャッチすることができ使いやすいですよ♪
ミディアムには「45〜53mm」
ミディアムの人は、45mmと53mmをなりたいスタイルによって使い分けるのがおすすめ。
CカールやSカールなど、毛先をしっかり巻きたい場合は45mmが◎
ストレートにしたい場合は、53mmが使いやすいです!
ロングには「53〜63mm」
ロングの人には63mmがおすすめ!
ブラシのサイズが細いとブローするのに時間がかかり、髪のダメージが心配です。
そのため、髪の長い人は一気に髪を巻き付けられる太めサイズだと安心♪
また、ロングでも「毛先をしっかりカールさせたい!」というときは53mmのほうがちょうどよい場合もありますよ!
使用目的に合わせて選ぶ
ロールブラシは髪質や髪の長さだけでなく、使用目的に合わせて選ぶのもおすすめです。
目的に合ったロールブラシを選ぶことで、すぐに理想のスタイルに近づくことができますよ!
ここでは、ロールブラシの使い方についても簡単にご紹介します♪
くせ毛・寝癖直しには「サイズ太めの天然毛」
くせ毛・寝癖直しに使う場合も、基本的には髪の長さに合わせてブラシの太さを選ぶのが◎
その中で、髪を真っ直ぐブローできるよう太めを選ぶのがおすすめです。
毛の密度が高い天然毛なら、髪を根元からキャッチしやすくブローがしやすいですよ♪
<くせ毛・寝癖直しのやり方>
- 髪の内側にロールブラシを入れ、髪を巻き込む。
- ドライヤーの熱を当てながら、髪を優しく引っ張りつつブラシを毛先にすべらせる。
前髪のセットには「サイズ細めの天然毛」
前髪のセットは、18mmなど細めがおすすめ。
サイズ細めを選ぶことで、短い髪を根元からとらえることができます。
天然毛なら密度が高く、毛量が少ない前髪も巻きつけやすいんです♪
<前髪セットのやり方>
- ブラシを内側から前髪の根元付近にあてる。
- ふんわり内巻き前髪の場合は、ドライヤーの熱を当てながら、ブラシをふんわりと弧を描くように毛先へすべらす。
流し前髪の場合は、ドライヤーの熱を当てながら毛先を巻き込み、流したい方向へブラシを抜く。
ボリューム出しには「サイズ太めの猪毛」
トップのボリューム出しには、サイズ太めの猪毛ブラシがおすすめ。
猪毛は豚毛より硬く密集しているため、ドライヤーを当てながらトップに固定しやすいです♪
サイズが細めだとカールが強く付きすぎて不自然になる可能性があります。
そのため、自然にボリュームを出すには太めが◎
<ボリューム出しのやり方>
- 髪の内側にロールブラシをあて、根元から髪を巻き込む
- ドライヤーの熱を当てて、少しの間ブラシを固定する。
おすすめ!人気ロールブラシ7選
ロールブラシの選び方を知ったところで、おすすめの人気ロールブラシを7つご紹介します♪
ぜひ購入する際の参考にしてみてください!
①SANBI ロールブラシ SRシリーズ
「SANBI(サンビー)」はサロンでも使用され、多くの美容師もおすすめしている安心のブランド♪
SRシリーズは初心者向けで、髪にも頭皮にも優しい豚毛を使用しています。
扱いやすく軽いので、初めてロールブラシを使う人にぴったり!
SANBI ロールブラシ SR-302
¥3,520
②SANBI ロールブラシ MXシリーズ
同じくSANBI(サンビー)のMXシリーズは、さらに使い勝手を重視し改良した豚毛+ナイロンのブラシ。
毛と毛の間隔が狭いため髪を巻きつけやすく、2つの素材が使われていることにより毛離れも良いのが特徴です。
特にボブヘアなど短めの髪や初心者におすすめですよ♪
SANBI ロールブラシ MX-202
¥3,080
③ホンゴ ヘアケアロール K-408シリーズ
ホンゴのヘアケアロールは、剛毛猪毛と豚毛を独自の方法で植毛した、欲張りさん向けのロールブラシ!
力強く髪の毛をとらえつつも硬すぎないテンションが特徴です。
髪をとかした際、髪の毛が絡まりにくい形状になっているため使いやすいですよ♪
ホンゴ ヘアケアロール K-408
¥4,193
④キヌガワカンパニー ワインカラーロールブラシシリーズ
キヌガワカンパニーのワインカラーロールブラシは、エラストマー樹脂製で、天然毛のチクチクが苦手な人にもおすすめです。
ソフトな毛質と程よい密度で、頭皮が弱い人やくせ毛がひどい人にも♪
持ち手が滑りにくく、握りやすい形状なのも魅力です。
キヌガワカンパニー ワインカラーロールブラシ
¥1,278
⑤Y.S.PARK Professional カールシャインスタイラー
Y.S.PARK Professional(ワイ.エス.パーク プロフェッショナル)のカールシャインスタイラーは、豚毛+ナイロンを使用したロールブラシ。
2種類の毛が交互に植毛されており、ツヤのある綺麗なカールが作れるのが特徴です。
伸ばす、丸める、流す……どんな目的にも使いやすく、プロの美容師も多く利用しているそう♪
Y.S.PARK Professional カールシャインスタイラー YS-66GW0
¥8,360
⑥大阪ブラシ アレキゴマ毛ロール
大阪ブラシのアレキゴマ毛ロールは、ナイロン製で、髪に絡みにくく通りが良いのが特徴です。
髪を内側からとかすことで、ツヤが出てサラサラな仕上がりになりますよ♪
特にブローを目的とする人におすすめ!
大阪ブラシ アレキゴマ毛ロール (中)
¥2,625
⑦デンマンブラシ ラジアルシリーズ
デンマンブラシのラジアルシリーズは、ナイロン製(※D300のみハレトレイルポリマー製)で、理想的なカールを創り出すために開発されたシリーズ。
ボリュームを出しやすいように設計されており、髪質が細めの人にも使いやすいのが魅力です♪
デンマンブラシ ラジアルシリーズ D73
¥1,650
ロールブラシで時短ヘアケア&スタイリング
スタイリングの幅を広げるロールブラシの正しい選び方や、おすすめのロールブラシについてご紹介しました。
自分の髪の長さや質に合った選び方のポイントを知り、使ってみたいロールブラシを見つけてくださいね♪
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。