VIO脱毛とはどこの部位の脱毛のこと?
VIO脱毛とはデリケートゾーンの脱毛のことで、名前のとおり「Vライン」「Iライン」「Oライン」の施術を指します。
「ハイジニーナ脱毛」「デリケートゾーン脱毛」ともいわれていて、クリニックやサロンによって施術範囲が異なることがあります。
まずは、VIO脱毛の施術範囲やハイジニーナ脱毛とはどのような意味なのかを確認しておきましょう♪
VIO脱毛の施術範囲
VIO脱毛の施術範囲を大きく分けると、以下のとおりです。
- Vライン上部:逆三角形の上部
- Vラインサイド:ビキニライン(両足の付け根の部分)
- Iライン:膣の両サイド
- Oライン:肛門周り
脱毛するクリニックやエステサロンによっては、「粘膜ギリギリは施術できない」「Vラインはサイドのみ」など制限がある場合もあります。
ハイジニーナ(無毛)を目指す人はどの部分まで脱毛してもらえるか、事前に確認してみてくださいね!
ハイジニーナ(無毛)は恥ずかしい?女性に人気のデザインは?
VIO脱毛にはさまざまなデザインがあります。脱毛前にデザインをイメージしておきましょう。
デザイン | 特徴 |
---|---|
ハイジニーナ(無毛) | VIOのムダ毛をすべてなくす |
逆三角形 | ナチュラルな逆三角形に整える |
スクエア | 縦長の長方形に整える |
オーバル | 縦長の楕円形に整える |
Iライン | 幅狭の長方形に整える |
VIOの中で人気のデザインはナチュラルな逆三角形です。
毛量を減らして、下着のラインからはみ出てしまうムダ毛をなくすことで、デリケートゾーンを清潔に保つことができます。
ハイジニーナはVIOのムダ毛をすべてなくしてしまうデザインです。
「温泉やパートナーに見られたら恥ずかしいのでは?」と思ってしまいますよね。でも、はじめはナチュラルなデザインを好んでいても、最終的にハイジニーナを希望する人も実は多いのだとか。
アンダーヘアの自己処理が一切なくなることや、ニオイや蒸れなどの悩みから解消されるのは嬉しいポイントです♪
VIO脱毛の種類
VIO脱毛には「美容脱毛」「医療脱毛」「自己処理」と、大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの特徴についてご紹介します。
エステサロンでの美容脱毛
美容脱毛 | |
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施術期間 | 出力が弱く、完全にムダ毛を無くすには期間がかかる |
費用 | 1回あたりの料金が安い |
特徴 | エステティシャンが施術 資格は必要ない |
美容脱毛では、主にフラッシュ脱毛(光脱毛)という種類の方法で施術をします。医療レーザーと比べて照射出力が弱く、痛みも少ないのが特徴です。
ただし、美容脱毛のレーザーでは毛根にダメージを与える程度になるので、永久脱毛効果はなく時間が経つと毛が生えてくる可能性があります。
また、施術はエステティシャンが行っていて資格は必要ありません。脱毛費用は医療脱毛より安いですが、万が一肌トラブルが起きた場合のアフターケアが少ないのが気になるところです。
クリニックでの医療脱毛
医療脱毛 | |
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施術期間 | 出力が強い、短期間でムダ毛を無くせる |
費用 | 1回あたりの料金が高い |
特徴 | 資格を持った看護師が施術 医師によるカウンセリング |
医療脱毛は医師や看護師が行う脱毛です。
医療脱毛では、シミも除去できるような出力が強いレーザーを使用していて、半永久的な脱毛効果が期待できます。
照射パワーが強いので短期間で脱毛が完了しますが、施術部位によっては強い痛みを感じる場合もあります。痛みに弱い人は麻酔を使用してくれるクリニックを探してみましょう。
また、医師が診察を行なってくれるので肌トラブルが起きた場合は、薬を処方してもらうことも可能です。
セルフでの自己処理
セルフでVIOを自己処理するには、以下の方法があります。
- 毛抜き
- カミソリ
- 電気シェーバー
- 除毛クリーム
- ワックス
- 家庭用光美容機
VIOはデリケートな部分ですので、毛抜きやワックスのような刺激が強い方法はあまりおすすめできません。
直接、刃が触れない電気シェーバーで形や毛量を整え、気になるところは除毛クリームで除去すると肌へのダメージを減らせます。
また、家庭用光美容機は美容脱毛のようなフラッシュ脱毛ができる機器です。価格は4〜10万円程度と多少値が張りますが、回数を重ねることで美容サロンと同じような効果を実感できます。
ただし、こちらも永久脱毛ではなく、あくまでも「減毛・抑毛」だと考えておきましょう。
VIO脱毛はしない方がいい?メリット・デメリットを紹介
「VIO脱毛になかなかチャレンジできない......。」という人のために、VIO脱毛のメリット・デメリットをご紹介します。
VIO脱毛のメリット
まず、メリットからみていきましょう!
- 生理中の不快感が軽減される
- ニオイや蒸れ、かゆみが気にならなくなる
- 自己処理での肌トラブルがなくなる
- 自己処理の必要がなくなる
デリケートゾーンは蒸れやすいので、生理中に不快感を感じている人も多いでしょう。VIO脱毛でハイジニーナや毛量を減らせば、蒸れがなくなり、かゆみやニオイも防ぐことができますよ。
さらに、自己処理の必要がなくなるので肌荒れの心配もありません。
VIO脱毛は「恥ずかしい」「痛い」と思って避けてしまいがちかもしれませんが、施術後には実はさまざまなメリットがあるんです♪
VIO脱毛のデメリット
つぎに、デメリットも確認しておきます。
- 強い痛みを感じる
- 施術体勢が恥ずかしい
- 男性の好みではないことも
- 脱毛後に乾燥やヤケドなどの肌トラブルになることも
VIO脱毛は皮膚が薄く、強い痛みを感じやすい部分です。照射時の痛みは個人差がありますが、人によっては我慢できない場合もあります。
また、施術時はバスタオルで隠すのみで、少しずつタオルをずらしながら照射していきます。回数を重ねるごとに慣れていきますが、初回は恥ずかしいと感じてしまう人もいるかも。
VIO脱毛の効果を実感できる回数と値段相場
美容脱毛 | 医療脱毛 | |
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回数(薄くしたい/ハイジニーナ) | 10回以上/12〜18回以上 | 3〜4回程度/6〜8回程度 |
値段相場(1回分) | 10,000円前後 | 16,000円前後 |
VIO脱毛の回数は「自己処理の必要がなくなる程度」「ほぼ毛がなくなっている状態」というように、どのような状態を目指すかによって変わってきます。
脱毛コースはセット価格になっている場合が多いですが、その回数を消化したからといって全ての毛を無くせるわけではありません!
「ほぼ毛がなくなっている状態」を目指すのであれば、費用は高くなりますが医療脱毛がおすすめです。
VIO脱毛の前に知っておきたいポイント
ここでは、VIO脱毛の知っておきたいポイントを4つご紹介します。
VIO脱毛の施術を受ける前に、確認しておきましょう。
施術の流れ
VIO脱毛の施術の流れは以下のとおりです。
- 紙ショーツや紙スカートに履き替える
- 施術ベットに横たわる
- 医師や看護師の診察(医療脱毛の場合)
- タオルやゴーグルで保護してもらう
- 照射後のアフターケア
- 着替える
VIO脱毛はこのような流れで行なっていきます。
施術時はデリケートゾーンが見えてしまうこともあり、恥ずかしく感じる人も。でも、一連の流れは15〜20分程度で終了するため慣れてしまえば問題ありません。
エステティシャンや看護師も毎日たくさんの施術を行なっているので、あまり気にしないように♡
脱毛時の体勢は?
- Vライン:仰向けの状態で少し足を開きます。
- Iライン:Vラインと同様ですが、膣周りを照射しやすくするため片足を立てる場合もあります。
- Oライン:うつ伏せで足を開きます。
事前処理のやり方
VIO脱毛は事前に自己処理が必要です。
ハイジニーナにしない場合でも、初回はすべての毛を処理しなければいけません。
できていないところはスタッフが処理してくれますが、シェービング代がかかってしまう場合もあります。
自己処理をする際は、カミソリではなく電気シェーバーを使うと肌が傷つかないので安心です。
手鏡を使いながら剃り残しがないかよく確認しておきましょう。
生理中も脱毛できる?
エステサロンやクリニックによって異なりますが、基本的に生理中の脱毛は行えません。
感染症のリスクや衛生的にもよくないからです。
また、生理中はホルモンバランスが崩れやすいこともあり、痛みや肌トラブルが起こりやすくなります。
VIO脱毛する際は、生理周期を意識して予約を入れるのが◎
VIO脱毛にはメリットがたくさん♡恥ずかしがらずにトライしてみて
この記事では、VIO脱毛の特徴やメリット・デメリット、施術の流れについてご紹介しました。VIO脱毛には自己処理の手間がはぶけたり、蒸れやニオイなどの不快感を減らせたりとメリットがたくさんあることが分かりました。
施術後は脱毛に満足している人が多いので、ぜひ前向きに検討してみてくださいね♪
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