みんなは付き合ってどれくらいで同棲を始めた?
まずは、4MEEE株式会社が実施した「20〜40代の男女にきく、同棲のリアルについてのアンケート(※)」から、同棲経験がある人への調査結果を見てみましょう。
経験者に聞いた「同棲を始めたタイミング」は、以下のグラフのようになります。
この結果を見ると、交際開始1ヶ月以内という人は6.3%にとどまっています。さすがに付き合ってすぐに同棲する人は少ないですね。
1番多いのは1年〜2年以内の24.1%ですが、突出しているわけでもありません。
次いで3ヶ月〜半年以内が多いので、早めに判断するのもアリなようです。
同棲を始めるのに交際期間というのは判断材料のひとつで、他の要因も関係しているのでしょう。
同棲するベストタイミングとは
それでは、同棲はいつ始めるのがベストタイミングなのでしょうか。
きっかけになりやすいタイミングは以下の5つです。
- 付き合ってから半年以上経ったタイミング
- 結婚を意識し始めたタイミング
- 婚約したタイミング
- 就職や転職するタイミング
- 賃貸物件を更新するタイミング
それぞれにメリットとデメリットがあるので、チェックしてみましょう。
付き合ってから半年以上経ったタイミング
アンケートを参考にすると、付き合ってから半年以上経って同棲を始めた人が約6割でした。その中でも1年以上交際したタイミングで同棲を始める人が多くいます。
ある程度お互いの性格や価値観、ライフスタイルなどを把握しているので、同棲に踏み切りやすいのでしょう。交際1周年というのも、良いきっかけになりますね。
また、お互いが20代半ば〜後半・30代の社会人であれば、仕事にも慣れ、結婚も意識しやすいので、半年ほどの交際でも同棲を始めやすいのではないでしょうか。
反対に長く付き合っていても、親が生活費を負担している大学生などは、同棲することは難しいかもしれません。
結婚を考え始めたタイミング
お付き合いしている相手との結婚を考え始めたときも、同棲を始める良いタイミングです。
結婚したらどのような生活になるのかをイメージしやすいことや、結婚前にお互いをより深く理解できることなど、多くのメリットがあります。
結婚を見据えて資金を貯めやすいのも、同棲する目的になるでしょう。
でも、どちらか一方だけではなく、「お互いに結婚を考えている」ことが重要です。
2人の気持ちや考え方が同じ方向に向いていないと、だらだらと一緒に住み続け、ヤキモキすることになりかねません。
婚約したタイミング
どちらかがプロポーズをし、めでたく婚約♡このタイミングも、同棲するのにはおすすめです。
婚約から入籍・結婚式までの期間を一緒に暮らすことで、準備がスムーズに進められます。コミュニケーションも取りやすいため、ますます絆が強くなるでしょう。
婚約前の同棲を親に反対されている人や、同棲するきっかけがなかった人にも良いタイミングです。
親への報告もしやすく、自然な流れで同棲を始められますよ。
就職や転職するタイミング
就職や転職は、同棲を始めるきっかけになりやすいでしょう。
また、相手が転勤になり遠距離恋愛になってしまうような場合も、同棲には良いきっかけです。
でも、このタイミングで同棲をスタートさせるのには、実は注意が必要。
新しい職場で働き始めることは、職場の環境や仕事に慣れるのに精一杯。転勤であれば、それぞれが新しい土地に慣れるのにも一苦労でしょう。
「2人だから頑張れる!」ということもあるかもしれませんが、相手のことを考える余裕がなくなる可能性があることも理解しておきましょう。
賃貸物件を更新するタイミング
どちらかが借りている賃貸物件の契約が、更新時期に近づいたときに同棲を始めるケースは多いでしょう。「同棲を考えていたけど切り出せなかった」というカップルには良いタイミングといえます。
半同棲状態だった場合も、きちんと2人で暮らす家を探す良いきっかけになるでしょう。
でも、「更新料や家賃を節約したいから」という理由だけで同棲を始めるのは少しキケンかも。
同棲への目的や考え方が合わず、すれ違ってしまうかもしれません。
将来のことをしっかりと話し合ってから、同棲を始めることをおすすめします。
同棲の切り出し方は?
同棲を考え始めても、相手への切り出し方に迷いますよね。とくに彼女の側から切り出したいときは、どう提案すればいいか考えてしまうでしょう。
相手が同棲を全く考えてなかった場合でも、前向きになりやすくなる切り出し方をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
切り出すときは『メリット』を伝えて
同棲したいときは、メリットを伝えると切り出しやすくなります。
- 一緒に過ごす時間が増える
- 生活費の節約になり、貯金しやすくなる
- ライフスタイルや価値観、金銭感覚を確認できる
- 結婚後の生活がイメージしやすくなる
- 一人暮らしよりも良い部屋に住める
同棲することで得られるメリットはたくさんあるので、きっと前向きに検討してもらえますよ。
同棲するなら『デメリット』を話し合って
同棲には、当然デメリットも存在します。
同棲への気持ちがお互いに固まったら、きちんとデメリットについても話し合っておきましょう。
- 一人の時間が減る
- ライフスタイルや価値観の違いで揉めるかも
- マンネリ化してしまうかも
一人の時間を確保できるような間取りの部屋を探す・生活費などのお金に関することはきちんと決めておくなど、デメリットへの対策をとることでトラブルの回避ができますよ。
親への挨拶はするのがベター
同棲をすることを決めたら、次は親への挨拶や報告をどうするべきか迷いますよね。
アンケート結果によると、両方またはどちらかの親に挨拶をした人が約6割です。
結婚を見据えているのなら、親への挨拶はしておいたほうが今後のためにも良さそうですね。
切り出し方は、彼氏や彼女に切り出したのと同じように、同棲するメリットを伝えると良いでしょう。
金銭面のことをきちんと決めておき、あわせて報告しておけば、きっと理解してくれますよ。
気になる同棲後はどうなったの?
気になるのは同棲のその先ではないでしょうか。結婚したのか、別れてしまったのかも参考にしたいですよね。
婚約前に同棲予定の人は、とくに気になりませんか?
同棲後に結婚した人は約6割!
同棲後に結婚した人は、63.9%!半数以上を占めました。また結婚予定の人も8.9%いるので、合わせると72.8%に上ります。
やはり、同棲と結婚は結び付きやすいようです。
相手が結婚をあまり意識していない場合、思い切って同棲することで結婚へのハードルも低くなるかもしれませんね。
でも「結婚をせず、同棲も解消した」と回答した人が16.5%います。
別れてしまうことは残念ですが、結婚する前に相手との暮らしが見えるのはメリットでしょう。
もしかしたら学生のうちに同棲をした・どちらかが学生だったなどで、結婚が考えられなかった人もいるかもしれませんね。
同棲開始から結婚するまでの期間は半年以内!
「同棲後、結婚した」と答えた人に聞いた「同棲から結婚までの期間」はグラフのような結果になっています。
大差はないものの、半年以内で結婚した人が最も多いのは、結婚を前提に同棲をする人が多いからかもしれません。
もしくは、半年も暮らせば、結婚したい相手なのかどうか判断がつくのかも。
結婚前提の同棲ではない人も、半年を目安に同棲を続けるかどうかを判断すると良さそうです。
同棲は「結婚したくなったら」がベストタイミングかも
同棲を始めるタイミングはいくつかありますが、ベストなのは「お互いが結婚したくなったら」ではないでしょうか。また、まだ結婚を考えていない場合でも、二人とも同じ目的を持って同棲することが大切です。
同じ目標に向かいながら一緒に暮らすことで、きっと上手くいくでしょう。
2人にとってのベストタイミングを見つけて、同棲生活をスタートさせてくださいね。
※「20〜40代の男女にきく、同棲のリアルについてのアンケート」
対象者:20〜40代の男性・女性(398名)
エリア:日本全国
回答期間:2022年3月3日(木)〜2022年3月9日(水)
モニター提供元:GMOリサーチ
アンケート結果:https://4meee.com/articles/view/30012787
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