他人事だと思ってない?やってみよう「がん」のセルフチェック

他人事だと思ってない?やってみよう「がん」のセルフチェック

BEAUTY

「私には関係ない」と、つい他人事だと思ってしまいがちですが、思っている以上にがんの発症率は高いもの。
あまり考えたくないという気持ちも分かるのですが、早期に発見することができれば、その分死亡率は下がります。
ここ最近では「若年性がん」という言葉もあるくらい、年齢に関係なく発病しやすいものなのです。
家族のため、そして何より自分のために、「がん検診」を受けてみませんか?
また必要に応じて、ご家族にも検診をすすめてみましょう。

今回は、簡単にできるがんのセルフチェック法をご紹介します。

やってみよう!簡単にできるセルフチェック① 《乳がん》

女性特有のがんとして知られる乳がんは、30代前後から発病する女性が急増し、50代でピークを迎えます。

乳がんにかかる女性の数は、乳がんで死亡する人の数の3倍以上だということをご存知でしょうか。
これは、乳がんに発病しても早期発見ができれば、生存率が極めて高いことを意味しています。

早期発見するためにも、下記のようなことに心当たりがあれば、すぐに乳がん検診を受診してみましょう。
・乳房のしこり
・乳房の皮膚の変化(えくぼのようなものができていないか)
・乳房付近のリンパ腺の腫れ

これらの項目に当てはまり、症状が気になるようであれば、検診を受けることがオススメです。
乳がん検診は、主にマンモグラフィーによるレントゲン検査によって行われます。
乳がんを発見できる確率は高いものの、検査時に痛みを伴うことがデメリット。

しかしマンモグラフィーによるレントゲン検査を定期的に行うことが、乳がん早期発見への近道ともいえるのです。

やってみよう!簡単にできるセルフチェック② 《子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)》

子宮がんも、女性特有のがんと言われています。

・発熱
・不正出血
・下腹部が痛む
・性交時の痛み・出血
・おりものに異常がある
上記のような症状がある場合は、一度婦人科などに行ってみましょう。

また、子宮がんは早期発見であれば100%治るといわれているので、まめにセルフチェックを行い、心配があれば定期検診を受けることが重要です。
子宮がんには、大きく分けて2種類あるので、病名別に特徴をご説明します。

《子宮頸がん》
子宮頸がんは、早婚であったり性交の年齢が早い人などが発病しやすいといわれ、若い女性が発病するケースの多いがんです。
月経とは別のタイミングで出血が見られたり、性交時に痛みを感じる場合には、受診をして検査をすることをオススメします。
検査自体は、ヘラのようなもので子宮の入り口をこすり、細胞をとるというもので、数分で終了し、痛みもありません。

《子宮体がん》
子宮体がんは、50歳以上だったり、閉経している女性が発病するケースが多いがん。
未産や肥満の人も、発病しやすいといわれています。
排尿が困難になってしまったり、排尿時に痛みを感じる場合には、受診をして検査をしてみましょう。
検査は、「コルポスコープ」という器械を使って、子宮頸部の粘膜表面を観察するというもの。
また、子宮から組織を少量取って、標本を作り、顕微鏡で診断します。この2つの方法を組み合わせて行うので、少量の出血を伴うことが多いでしょう。

やってみよう!簡単にできるセルフチェック③ 《胃がん》

胃がんは、日本人がかかるがんの中で一番人数が多いといわれているがんです。

死亡率に関しても、様々ながんの中で男性が2位、女性が3位と、順位が高いことも気になります。こうした死亡率の高いがんこそ、早期発見が重要です。

・上腹部が痛む
・吐き気がある
・慢性的に痛む
・お腹が張っている
・食後に胃が痛む
このような症状が頻発する場合、一度病院に行って検査をしてもらいましょう。

塩分のとりすぎや喫煙者の人は、胃がんに発病するリスクが高いといわれているので、要注意です。

胃がんはなかなか自分では気が付きにくいもの。
定期健診の際などに、お医者さんに相談をして、検査をしてみるのも良いでしょう。

胃がんの検査は、まずエックス線のレントゲンを行います。ここで異常がみられた場合にのみ、胃カメラを飲んで再検査を行うという流れです。
胃カメラは、喉を通過する際に吐き気を催したりと、苦痛に感じる人も多い検査方法。
それなりに覚悟が必要ですね。

やってみよう!簡単にできるセルフチェック④ 《皮膚がん》

皮膚がんは発病の男女差があまりなく、70代以降の高齢で発病するケースの多いがんです。
紫外線などの肌に与えるダメージの蓄積により、発病することが分かっています。

皮膚がんの特徴として
・ざらつきがあったり、ゴツゴツとした感触
・色ムラがある
・光沢がある
・出血や膿がある
・赤いシミのような色
といったことが挙げられます。

皮膚がんの検診は、バイオプシーと呼ばれる方法で行われます。
ほくろやシミなどの、がん細胞へ病変した一部を採取して、顕微鏡で拡大してみるというものです。
痛みはそこまで伴いません。

皮膚がんの検診にはほかの方法もありますが、いずれも細胞を採取して観察するという内容になっています。

やってみよう!簡単にできるセルフチェック⑤ 《大腸がん》

大腸がんは、盲腸や結腸、直腸、肛門等に発病するがんのこと。

初期段階ではあまり症状が分からないものも多くあるようです。

・便が細くなった
・血便、下血(肛門からの出血)
・お腹にしこりがある
・嘔吐する
これらの症状があった場合には、大腸がんの検診を受けておくと良いかもしれません。

最も確実に大腸がんを発見できると言われているのが、便潜血検査と言う検査法。
大腸内で起こっている出血を検出して検査をするというものなので、負担も少ないといわれています。

やってみよう!簡単にできるセルフチェック⑥ 《卵巣がん》

最後にご紹介する卵巣がんも、女性特有のがんです。

卵巣がんはそもそも日本ではあまり発病が見られなかったのですが、女性の寿命が伸びたり、出産回数が減少したり、妊娠経験がないなどといった現代の女性が持つ特徴がだんだんと発病を招いているのではないかと言われています。

不正出血を伴う腰痛がある場合には、卵巣がんの可能性があるかもしれません。

・骨盤や腹部が痛み出す
・腹部が膨らんでくる
・排尿が困難になる、トイレが近い
このような気になる症状があれば、早めに検診を受診してみましょう。

卵巣がんの検診は、内診と超音波検診によるものが中心です。
年に一度のペースで検診を受け、自分の卵巣の状況がどうなっているかを確認し続けることが大切ですよ。

普段あまり考えないようにしていても、どこかのタイミングで自分の体に関して調べてみることも大切☆
勇気を出して検診を受けてみると、将来の元気な体をサポートする第一歩にもつながりますよ。