本当に使って平気なの?「カラコン」の安全性について徹底調査

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おしゃれアイテムとして定番となりつつある「カラコン」。
手軽に雰囲気を変えたり、瞳を大きく見せたりできるので、手放せないアイテムであると思う方も多いのではないでしょうか?♡

とても魅力的なカラコンですが、選び方や使い方を間違ってしまうと、思わぬトラブルの原因になりかねません!
今回は、カラコンの安全性を徹底調査します!ぜひ参考にしてみてくださいね♡

カラコンの安全性について徹底調査▶︎カラコンの歴史

芸能人やモデルはもちろん、今や一般の方にも広く使われるようになったカラコン。
最近は幅広い世代のおしゃれアイテムとして、浸透していますね。

ナチュラルに瞳を大きく見せることができるため、第一印象で好感触を得られる可能性も♡
オフィスや学校での使用できるような商品も多く、毎日使っているという方も珍しくありません。

今やおしゃれの定番アイテムとなったカラコンですが、広く普及し始めたのは、かつてはコギャルやアムラーなどのギャルファッションが流行した1990年代なのです。

それ以前は、ビジュアル系バンドを中心に使用されていたくらいで、一般にはまだ浸透していませんでした。

カラコンが急激に普及した1990年代は、安全性に関係する規制が甘かったこともあり、正しい取り扱いの知識は広まっていなかったそう。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎医療機器としてのカラコン

カラコンが普及し始めた1990年代。
視力矯正用の度ありのカラコンは、薬事法の規制対象として、医療機器として指定されていました。

一方で、度なしのおしゃれ用のカラコンは、つけまつげやウィッグと同様に雑貨扱い。誰でも取り扱うことができる商品でした。

つまり、しっかり安全性についての説明がないまま販売されていたのです。
なかには視力矯正用コンタクトと重ねて使うなど、危険な使い方をしてしまう人もいたのだとか……。

カラコンが普及しはじめたばかりの頃は、たとえ眼に入れるものであっても、簡単に購入でき、そして誤った使い方をしても、消費者はその危険性をほぼ知らないという状態だったのです。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎カラコンの増加に伴い相談件数や症例報告も増える

以前は雑貨同様に扱われていた、おしゃれ用カラコン。
おしゃれ用であっても、その使い方は視力矯正用のカラコン同様、眼に入れて使うものです。

充分な品質検査が行われていないおしゃれ用カラコンが海外から輸入され、市場に出回るようになりました。
そしてそれに伴い、多数の眼のトラブルが発生するようになったのです。
カラコン使用に関する疾患の症例報告も増加しました。

これらを受け、2009年に、視力矯正用コンタクトと同様、おしゃれ用カラコンも高度管理医療機器として取り扱われることになりました。
製造・輸入をするにあたっては、厚生労働省の承認が必要となったのです。

高度管理医療機器販売業の許可業者のみが販売することができるように、薬事法施行例の一部も改正されました。

そして法の施行後は、カラコンの安全性に関する知識も徐々に広まりました。
しかし、カラコンユーザー数が増え、メーカーも増えた現代においては、眼の健康に対してさらなる注意が必要になったのです。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎国民生活センターが17銘柄を調査

2009年に高度管理医療機器に指定された、おしゃれ用カラコン。
安全性が高まった様に感じますが、おしゃれ用カラコンによる眼のトラブルは無くなっていません。

承認を受けたカラコンは2009年には10品目以下だったのに対し、2013年には300品目に増加しています。
そして、カラコン使用者増加に伴う眼のトラブルも増えているそうです……。

独立行政法人国民生活センターは、2014年5月にカラコンの安全性について調査・実験を行いました。
対象となったのは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングのカラコン人気商品や、Google検索で上位に出てくる17銘柄です。

色素の埋め込み位置や、色落ち、エッジの滑らかさなど、安全性に関わるテストを実施。
これらは、カラコンをいつも使っているという方には、ぜひチェックしてもらいたい項目ばかりです。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎カラコンの使用実態に関するアンケート結果

独立行政法人国民生活センターでは、カラコンの安全性の調査の他に、使用実態に関するアンケート調査を実施しました。
カラコン使用者(10代500名・20代500名)、1000名を対象にしたアンケートの主な結果をご紹介していきます。

・カラコンの入手・購入先は、インターネット通販が全体の39.2%で一番多い
・カラコンの購入前、眼科を受診していないケースが25.5%と多い
・カラコンを使用して1年間に、23.7%が眼の調子が悪くなった感じた

他にも、レンズをはずさないで寝てしまう、決められた期間にレンズを交換しないなど、誤ったケアや管理方法をしている人が多数いることがわかりました。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎眼に及ぼす影響を発表

続いて独立行政法人国民生活センターは、カラコンが眼に及ぼす影響も報告しています。
様々な商品があるカラコンですが、なかにはレンズの品質により、透明のコンタクトレンズよりも、眼のトラブルを引き起こしやすいものもあるのだそう……。

カラコンを使用する場合は、リスクについても十分に理解する必要がありますね。
そして、購入前には眼科を受診し、眼科医の処方に従ってレンズを使うようにしましょう。

また、カラコンを使用するにあたって、定期検査を忘れず受けること、そしてレンズの使用期限を守ること、正しいケアを行うことを推奨しています。

また、個人輸入のカラコンは、安全性が確認されていないため、購入の注意が呼びかけられています。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎調査結果に問題提起するメーカー

独立行政法人国民生活センターが行った、カラコンの安全性の調査に関して、各メーカーからテストについて意見が寄せられています。

メーカーの意見として強調されているのが、医師処方に基づいた適切なレンズの購入、そして正しい使用法およびレンズケアの指導です。

他に独自に国内5ヶ所の医療機関において、独自に臨床試験を実施したメーカーもあるなど、国民生活センターテスト内容に、納得がいかないといったニュアンスの意見も集まっているそう。
市場に混乱をまねくといった、懸念する声も聞こえているようです。

カラコンの安全性について徹底調査▶︎カラコンの「使い方」が問われる

1990年代のブーム以降、現在にいたるまで、広く一般に浸透したカラコン。
2009年に高度管理医療機器として指定されてから、カラコンの安全性についての意識が高まる反面、インターネット通販でも手軽に購入できるようになり、カラコンユーザーの増加にともなって、眼のトラブルがなくなることはありません。

眼のトラブルを起こさないためには、まずは自分がカラコンの使い方に関する正しい知識を持つということが大切です。

カラコンを眼に入れる際には、手をよく洗うという基本から、他人のカラコンの貸し借りはしないということまで、様々なリスクから眼を守るように、使用者本人が意識することが大切なんです。

万が一、カラコンを使用していて眼に異常を感じたら、症状を放置せずに眼科を受診しましょう。

安全性重視!カラコン購入時に気をつけたいこと①認可を受けているかチェック

前述したとおり、2009年に、カラコンも視力矯正レンズと同じく、高度管理医療機器に指定され、高度管理医療機器販売業の許可業者のみが販売できるものとなりました。

カラコンをインターネット通販で購入する場合には、特定商取引法に基づく表記、もしくは会社概要などの箇所に、第一種医療機器製造販売業許可番号の記載がされていれば、高度管理医療機器販売業者として厚生労働省から認可されている販売ということです。

販売サイトのなかには、個人輸入代行業者の販売店もまぎれており、粗悪で安全性が確認されていないカラコンが売られていることもあるので、気をつけましょう。

認可を受けている販売店とサイトの違いは、一見何が違うのか見分けがつかないかもしれません。
しかし一方で、認可を受けたものは第一種医療機器製造販売業許可番号の表記をしているので、必ず確認をしましょう。
そして、単純に販売価格の安さで比べることは避けましょう。

個人輸入代行業者とは、海外で販売されている商品を依頼した利用者の代わり、買って送るという、あくまでも代行業者です。
商品の安全性に関しては関係がなく、全てが利用者の自己責任というスタンスなのです。

自らカラコンを売る場合は、国の厳しいチェックが必要です。
しかし自ら購入し、自分自身が使うのであれば、数量に規制があることもありますが、個人輸入が許されています。

自分の眼を守るためには、販売店の選び方も把握しておくことが大切です。

安全性重視!カラコン購入時に気をつけたいこと②あらかじめ眼科で眼の検査をしておく

カラコンを購入する前に大切なこと、それは眼科を受診することです。
はじめてカラコンを使う場合にはもちろんですが、違う製品を購入する前や、カラコンを使用してある程度の期間が経過したタイミングで、定期的眼科を受診することが大切です。

「度なしのおしゃれカラコンなら、度数は関係ないから眼科の必要はないのでは?」
そんなふうに思うかもしれませんが、眼の形状や体質によって、カラコンが使用できない場合もありますので、購入前には眼科を受診したほうが良さそうです。

視力が良いのにカラコンのために検査をしてくれるのか不安という人は、コンタクトレンズ店併設の眼科がおすすめですよ!

視力矯正用の度ありカラコンが欲しい方は、普段コンタクトを使っているので、診察してほしいと伝えるとスムーズです。

カラコンの安全性のチェックはもちろん、眼を様々なリスクから遠避けるためには、眼科を訪れることを忘れないようにしましょう!

カラコンの安全性を徹底調査、いかがでしたか?
カラコンがすでに日常生活の一部という方も、これから使用してみたいという方も参考になったのではないでしょうか。
1990年代のブームから、安全性についても注目が高まるカラコン。眼を守るためには正しい知識が大切ですね!
自分の眼は自分で守りましょう♡