「レコーディング睡眠」で質を上げる♪:睡眠時間が長ければいいわけじゃない!
睡眠時間を取れば“熟睡”したということにはなりません。
睡眠は時間の長さではなく、睡眠の質が熟睡の有無をいうのです。
厚生労働省の調査によると、日本の成人の約35%が不眠症の症状があるといわれており、14〜15人は治療が必要なほどなんだとか……!
睡眠は人生の約3分の1にあたる重要な時間。
眠れなかったと目をこすって何も考えるのではなく、不眠症にならないように睡眠を意識して見直すことが大切です。
「レコーディング睡眠」で質を上げる♪:「レコーディング睡眠」の方法
不眠症や質の良い睡眠をできていない人にオススメなのが「レコーディング睡眠法」です。
レコーディングダイエットなら耳慣れているかもしれませんが、睡眠をレコーディングするとはどういうことなのでしょうか。
スマホの機能やアプリなどで、睡眠時間やレム・ノンレム睡眠を記録するものはありますが、記録するだけではないのが「レコーディング睡眠法」の特徴。
〜レコーディング睡眠法〜
①睡眠記録を活用して実質睡眠時間(ぐっすり眠っているノンレム睡眠の状態)を把握します。
②実質睡眠時間に30分加算したものを目標とする睡眠時間にします。
この時、目標の睡眠時間は実質睡眠時間とは異なり、レム・ノンレム睡眠を合わせた時間です。
③その後記録された実質睡眠時間と比較し、目標睡眠時間の90%以上眠れたら、さらに15~30分延長。
85%以下しか眠れなかったら、目標睡眠時間を短縮します。
※短縮する際、起床時間は変えずに就寝時間を15〜30分遅らせます。
85〜90%ならばそのまま維持しましょう♪
「レコーディング睡眠」で質を上げる♪:見える化するメリットとは?
レコーディング睡眠法を実践する上で、
・ベッドに入った時間
・実際に眠りについた時間
・ベッドを離れた時間
にも注目してみましょう。
夜中に目を覚ました場合は、それについても記録しておきましょう!
1〜2週間の記録平均が、最近の実質睡眠時間となります。
実際の行動を見える化することで問題を早期発見し、自主的に改善しようという意識に繋がるはずです。
見える化を日々繰り返していくことで、質の悪い睡眠の再発防止につながり、良質な睡眠へと導いていくことができるのです。
ちなみに見える化することは睡眠やダイエットだけではありません。
仕事や人間関係など様々な場面で使えるもの。何かに悩んだらぜひ活用してみてくださいね♡
「レコーディング睡眠」で質を上げる♪:良質な睡眠をとれば生産性が上がる
昔は「眠れない時はただひたすらベッドに潜っていればいい」と言われたのではないでしょうか。
どんなに目が冴えていても、いつかは起きていることに疲れて寝落ちするというものですが、実はかなりストレスがかかってしまうことなのです。
働いている人にとっては、24時間では時間が足りないと感じる人も多いですよね。
貴重な24時間の間に“寝ようにも寝付けない時間”を2時間も3時間も使われては困ります……。
眠れない時は読書などのブルーライトが入らないようなことをして、眠気が襲って来るのを待ちましょう♪
少しでも生産的に、活動的に時間管理をすることで、無駄な時間を生み出すことがなくなるはずですよ。
睡眠を軽んじてはいけません。
ただ寝ているだけで何もしていないように感じますが、体にとっては一日の疲れを癒したり、学んだことや考え事を整理したりする大変重要な時間です。
明日、元気に活躍するあなたのためにも「レコーディング睡眠法」で質の良い睡眠を目指してくださいね♪