アカデミー賞受賞!日本が誇る映画「おくりびと」の見どころ

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2008年に滝田洋二郎が監督を務め、第81回アカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した「おくりびと」。キャッチコピーは、「キレイになって、逝ってらっしゃい。」納棺師という仕事を知っていますか?生きることを深く考えさせられる映画です。

撮影に入るまでも長かった傑作

引用:www.amazon.co.jp

主演の本木雅弘が、1996年に青木新門の「納棺夫日記」を読んで感銘を受け、筆者宅を自ら訪れ映画化の許可を得たという異例のスタート。その後、脚本を見せると、ロケ地が富山ではなく、山形になっていたことや物語の結末の相違などから映画化を断られる。

本木はその後、何度も青木宅を訪れたが映画化は許されず、「やるなら、全く別の作品としてやってほしい」との意向を受けて「おくりびと」というタイトルで、「納棺夫日記」とは全く別の作品として映画化をむかえることとなった作品でした。

納棺師までの道のり

引用:www.tbs.co.jp

念願だったチェロ奏者になった途端オーケストラが解散、莫大な借金を残し失業となった大悟(本木雅弘)は、夢をあきらめて故郷の山形に戻った。

それでも優しい妻の美香(広末涼子)のため、少しでも高給の仕事を探していた彼は、"旅のお手伝い"ということで、旅行代理店か何かと思い面接に行ってみると、旅は旅でもあの世への旅。遺体を浄め最後の別れを演出する、そこは納棺師の仕事でした。

モントリオールへ伝わった日本人の死生観

引用:www.aeoncinema.com

こうした日の当たらない職業にスポットを当てた主演の本木雅弘。

この映画は、全世界の人々に通ずる普遍的なテーマ"死"を、私たち日本人がどうとらえているか、わかりやすく伝えたことでアカデミー賞への道筋となっている。しかし日本人の死生観は簡単に映像化、文字化できるものではありません。穢れや言霊、魂の尊厳といった、必ずしも固有の概念でもないのです。

モントリオールでグランプリという最高の評価を得られたからには、こうした日本人の心が他国の方々に伝わったということでしょう。

普遍的な題材「死」と向き合う

引用:www.tbs.co.jp

現日本では湯灌についてはもっと現代的なシステムで対応している。

劇中に出てくるのは、古式納棺の儀である。「おくりびと」は題材が題材なだけに派手で華美な物語ではない。しかし「死」という誰もが必ずしも訪れる普遍的なものを題材とし、キャストも本木雅弘、広末涼子、山崎努と十分に味のある役者たちが滋味深く演出してくれています。

おくりびと

¥2,420

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これまであまり表に出ることのなかった「納棺師」という仕事にスポットをあてています。納棺師という仕事から「死」と向き合い日本人特有の死生観を考えさせられる物語。自分の今を見つめ直すにもオススメしたい作品です。

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