ドレスで階段を歩くときのコツ①▶ドレスを蹴るように歩く
結婚式で階段を使った演出を取り入れると、まるで美女と野獣のシーンを彷彿とさせるロマンチックな雰囲気にすることができます。
でも、普段着なれないロングドレスを着て歩くだけでも大変なのに、階段を歩くなんて……と、想像しただけで難しそうと思っていませんか?
人気の演出で、たくさんの花嫁さんが実践していることなので、どうぞご安心を♡
ウェディングドレスやカラードレスなどのロングドレスを着て階段を歩くときのコツとして、まずご紹介したいのはドレスを蹴るようにして歩くという方法です。
ふんわりとボリュームのあるドレスは、ドレスの生地と裏地だけでなく、パニエやクリノリン、ボーン……など、様々な素材が重なっています。
静かにゆっくり歩くだけだと、どんどん靴に素材たちを巻き込んでしまいます。
こうなってしまうと、結果的につまずいてしまったり転倒してしまうケースがあるので要注意!
つまずいたり転倒しないで階段を歩くために、ドレスの裾を蹴るようにして歩くことを意識しましょう。
「周りから見えてしまうのでは?」と不安になってしまうかもしれませんが、ボリュームのあるドレスの下で新婦の足がどのように動いているかということは、周りからは全く見えないのでご安心ください。
ドレスで階段を歩くときのコツ②▶前を見る
ドレスで階段を歩くときのコツ2つ目は、前を見ることです。
ウェディングドレス姿で階段を歩くのであれば、やっぱり周りから見たときに美しい姿でありたいですよね。
足元が不安でつい下を見て歩きたくなってしまいますが、かえってドレスの裾を床に引きずりやすく、転倒の可能性を高めてしまいます。
モジモジと下を向いて歩くのではなくウェディングドレスを着て階段を歩くからこそ、思い切って前を向いて歩きましょう♡
その姿は凛として美しく、それと同時に歩き方も安定するので、転倒してしまう可能性を低くしてくれますよ。
写真に写った時に、下を向いている姿ばかりでは悲しいですよね。
やっぱり、前を向いて歩いている姿が魅力的ですよ♡
ドレスで階段を歩くときのコツ③▶姿勢を正す
ドレスで階段を歩くときのコツ3つ目は、姿勢を正すことです。
見た目の美しさまでもきちんと意識したいのであれば、姿勢を正すことを忘れないようにしましょう。
ドレスの裾を蹴りながら歩く際に、姿勢が悪く猫背になってしまっていると、落ち込んでいるような姿勢に見えて、せっかくの美しさが半減してしまいます。
ウェディングドレスを着て階段を歩く際には、ドレスの裾を蹴りつつ、上半身はまっすぐ立てて、動かさないことを意識しましょう。
上半身をピシッと起こして足だけを蹴るようにして歩くことで、階段を歩いている姿は美しく、どの角度から写真を撮ってもOKな姿に見せることができます。
少々難易度の高い姿勢のように感じますが、それでもやっぱり結婚式当日の階段を歩いている姿を美しく見せたいと考えるプレ花嫁さんが多いのではないでしょうか。
ドレスで階段を歩くときのコツ④▶パニエのワイヤーを少し摘み上げる
ドレスで階段を歩くときのコツ4つ目は、パニエのワイヤーを少し摘み上げることです。
もしドレスの裾を蹴るように歩くだけでは転んでしまうのではないか心配という人は、ドレスのスカートを少しだけつまんで持ち上げて歩きましょう。
といっても、“持ち上げる”ことを意識してしまうと、ロングドレスの裾から完全にパンプスや足首が覗いてしまって、とても美しい姿とは言えません。
そうならないためには、ドレスの裾を持ち上げるというよりは、“パニエを少し摘み上げる”という感覚でいると良いでしょう。
様々な生地が重なっているウェディングドレスのスカート部分は、歩きやすいように持ち上げようとすると、かなり大げさに裾を挙げないと、上手に歩けません。
それでは不恰好に見えてしまうのですが、ドレスの下に履いているパニエまでしっかりとつかむようにし、それを摘み上げると、あまり持ち上げなくても歩きやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね♡
ドレスで階段を歩くときのコツ⑤▶右手には新郎の左手、左手にはブーケを持つ
ドレスで階段を歩くときのコツ5つ目は、右手には新郎の左手、左手にはブーケを持つことです。
ウェディングドレス姿で階段を歩くとき、意外にも結構手持ち無沙汰な感覚を味わうことが多いもの。
せっかくのロマンチックなシーンですから、「あれ?私、今どんなポーズをとればいいの?」という戸惑った表情は見せたくありませんよね。
そこでおすすめしたいのが、右手には新郎の左手、左手にはブーケを持つスタイルです。
必ず花嫁の左手にブーケがあるだけでなく、右手で新郎の手を持っていれば、いざというときにもしっかりとエスコートしてもらうことができるので安心です。
ウェディングドレスを着ているときには、意外と1人で歩くよりも、手を引いて一緒に歩いてくれる人がいたほうが、歩きやすいものなのです。
ドレスで階段を歩くときの【注意点】
ここまででは、ウェディングドレスを着て階段を歩くシーンを再現する際のコツをご紹介してきました。
でも、それだけ頭に入っていても、失敗してしまう可能性があるので要注意!
ここからは、ウェディングドレスを着て階段を歩く際の注意点をご紹介します・
・猫背でだらしなく見えてしまう
ウェディングドレスを着たら、背筋を正すことを意識しましょう。
ドレス姿で猫背になってしまう姿が、1番見苦しいので注意しましょう。
・新郎の手を強く握りすぎて、新郎もうまく歩けなくなってしまう
どれだけ練習をしていても、結婚式当日にうまくいかないのではないかという気持ちになってしまったり、緊張してしまうのはよくあること。
右手で握っている新郎の手に力が入りすぎてしまうと、新郎も一緒になってうまく歩けなくなってしまいます。
・ゲストの方を向けなかった
緊張からか、ちっともゲストのほうを向けなかった……という失敗談を話す先輩花嫁さんもチラホラいました。
せっかくのシーンですから、しっかりとゲストへ目線を送りましょう♡
・顔がこわばってしまう
ドレスの裾を蹴ったり、パニエを少しだけつまみあげたり……という“必須項目”をクリアすべく必死になっていると、せっかくのロマンチックなシーンで、顔がこわばってしまうことになりかねません。
ゲストの皆さんに笑顔を向けつつ、そのどこかで上記の2点を意識するようにできると良いですよね。
・ドレスのスカートを持ち上げすぎて、靴や足が丸見え
先ほどもご紹介しましたが、ドレスのスカートの裾を持ち上げすぎてしまうと、靴や足首が丸見えになってしまってみっともありません。
確かに結婚式当日に向けてお気に入りのウェディングシューズを履いているかもしれませんが、ここでは見せずにおしとやかに歩けたほうが美しく見えるでしょう。
・ドレスのスカートを踏んでしまって、止まってしまう
店頭までの事態に至らなくても、歩いている最中にドレスのスカートの裾を踏んでしまって、動けなくなってしまった……というエピソードを耳にしたことがあります。
その際のために合図などを決めておいて、彼に少し裾を手で直してもらったりと、あらかじめ改善策を考えておくと良いのではないでしょうか。
いかがでしたか?
素敵なシーンを再現するためには、さまざまな工夫が必要です。
写真映え確実な階段を使うシチュエーション、ぜひ結婚式の演出に取り入れてみてくださいね。
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