まぶたはくすみやすい部分だからこそ日々のケアが肝心!
「昨日まで何ともなかったのに、まぶたがくすんでいるように見える」という経験をしたことがある女性が意外と多くいます。
目元は頬の皮膚の約10分の1程度の薄さだといわれているので、実はとてもくすみやすい部分なのです。
皮膚が薄いだけでなく、皮脂腺も少ないので、ちょっとしたダメージも受けやすく、すぐに表面に出てしまうといわれています。
まぶたのくすみは、疲れた印象に見せたり老けた印象を与えたりするだけでなく、メイクのノリも悪くしてしまうので厄介ですよね。
そこで今回は、まぶたがくすむ原因や改善方法、メイクでの応急処置方法についてご紹介するので、生き生きしたまぶたを取り戻しましょう!
まぶたのくすみの主な原因
まぶたのくすみの主な原因はこちら!
・血行不良
パソコンやスマホを長時間使用していると目元が疲れ、血流が悪くなります。
血流が悪くなると血の色が暗く見えるので、皮膚の薄いまぶたからも透けてくすんで見えてしまうのです。
・乾燥によるダメージ
皮脂腺が少ないまぶたは、乾燥しやすい部分です。
乾燥するだけでくすんで見えますが、バリア機能も低下してしまうので、ちょっとしたダメージを受けやすくなってくすみが悪化してしまうこともあります。
・メラニンによる色素沈着
メラニンは紫外線の影響で生成されることが主な原因ですが、化粧品などの刺激によってメラニンによる色素沈着を招くこともあるそうです。
皮膚のターンオーバーによって薄くなっていきますが、生活習慣などが乱れているとターンオーバーも乱れて、くすんだ状態だ続いてしまいます。
・刺激や摩擦
目がかゆいときやクレンジング、洗顔のときなどに目元を擦ってしまうと、その刺激や摩擦によって皮膚に細かい内出血が起こり、くすんで見えてしまうこともあるそう。
また、乾燥もしやすくなるので、悪循環になってしまいます。
まぶたのくすみの改善方法①目元のマッサージをする
目元のマッサージを行うことは、まぶたの血行不良の改善に役立ちます。
ただし、マッサージをするときは、刺激や摩擦に気をつけなければなりません。
・目元のマッサージ方法
①最初に余計な刺激を与えないために、オイルやクリームを手に取ります。
②力が入りにくい中指と薬指の腹を使って、目頭の上の骨が出っ張っている部分にあてます。
③そのまま優しく、目尻までなぞっていくように指を動かします。
④下まぶたも同じように、目頭から目尻まで動かしましょう。
血行促進効果を高めるためには、マッサージ前にホットタオルを使って温めることがおすすめです。
たっぷりの水で濡らしたタオルを絞り、ジップロックに入子てレンジで30秒ほど温めればできるので、じっくり目元を温めてみてください。
まぶたのくすみの改善方法②目元のエクササイズをする
目のエクササイズを行うことで、血行不良を改善し、くすみを解消してくれます。
また、目元のたるみケアにも効果的なので、血色感とハリのあるまぶたの維持のサポートをしてくれます。
・目元のエクササイズ方法
①最初に、目をギュッととじて5秒間キープします。
②次は、思いっきり目を開けて5秒間キープします。
③①②を5回ほど繰り返したら、最後に顔を動かさずに目だけ時計回りと反時計回りに、ゆっくり動かしましょう。
エクササイズを行ったあとは、すっきり感を感じることができます。
仕事中でもできるので、疲れたときは取り入れてみてください。
まぶたのくすみの改善方法③保湿を徹底する
乾燥によるくすみを改善し、予防するためには日々の徹底した保湿ケアが欠かせません。
そのためには、毎日使っている基礎化粧品を1度見直してみましょう。
使っている化粧水には保湿効果の高い成分が含まれていますか?
化粧水は肌に潤いを与えてくれますが、乾燥対策には水分を与えるだけでは意味がないので、保湿してくれる成分があることを確認してみてください。
おすすめなのは、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが挙げられます。
普段は目元を優しく包み込むようにハンドプレスで浸透させることがポイントですが、乾燥が気になるときはコットンなどにたっぷり染み込ませ、パックをするといいですよ。
まぶたのくすみの改善方法④専用のアイクリームを使う
最近では、まぶた専用のアイクリームが続々と登場しています。
化粧水で潤いを与えたあとは、美容液を浸透させ、クリームや乳液などの油分で蓋をすることが一般的ですが、アイクリームはクリームや乳液のあとに使うアイテムです。
くすみの気になる上まぶたや下まぶたに優しく浸透させることで、しっとり感を保つことができます。
色素沈着によるくすみが気になっているのであれば、生活習慣を見直すと同時に、美白有効成分が配合されたアイクリームを選んでみてください。
まぶたのくすみをカバーするメイク▶コントロールカラーを使う
日々のケアも大切ですが、「今すぐ何とかしたい!」と思うときもありますよね。
そのときは、応急処置としてメイクで上手にカバーすることがポイントです。
カバーしようとすると、かえってくすんで見えたり、厚塗り感がでたりすることもあるので注意しましょう!
青いくすみや茶色いくすみなどが気になるのであれば、コントロールカラーを使ってみましょう。
色がついた下地なので、スキンケア後にコントロールカラーを使うことでくすみを和らげることが期待できます。
青いくすみなら、血色をよく見せるピンク系、茶色いくすみなら明るく見せるオレンジ系、黄色いくすみなら透明感を引き出すブルー系と、くすみのタイプによって色を使い分けてみてください。
まぶたのくすみをカバーするメイク▶コンシーラーを使う
コントロールカラーでもくすみが目立つ場合は、コンシーラーを使うことがおすすめです。
ただし、コンシーラーは重ねるほど厚塗り感が出てしまい、不自然に見えてしまうので、薄く塗ることがポイント!
くすみ全体に薄く塗ったら、ファンデーションも薄く重ねましょう。
くすみをカバーするコンシーラーの選び方としては、パールが入っているものがおすすめですよ♪
光によってくすみを飛ばしてくれるので、明るく見せることができます。
また、まぶたはよく動く部分でヨレやすいので、肌に密着するリキッドタイプのコンシーラーを使ってみるといいでしょう。
まぶたのくすみをカバーするメイク▶アイベースを使う
上まぶたのくすみをカバーしたいときは、アイベースを使うことがおすすめです。
アイベースは、ベースメイク後、アイシャドウ前に使うアイテムで、アイシャドウの発色や、メイクもちをよくしてくれます。
そして、まぶた特有のくすみもカバーしてくれるので、アイベースを使うだけで目元の印象が変わってきますよ♪
アイベースには、クリアタイプと色つきタイプがあるのですが、まぶたのくすみが気になるのであれば、色つきタイプを取り入れてみてください。
そして刺激を与えないように、力が入りにくい中指や薬指を使って伸ばしてくださいね。
まぶたのくすみの原因や改善、メイクでカバーするときのポイントについてご紹介させていただきました。
改善方法を続けていくことは、まぶたのくすみ対策にもなります。
デリケートな目元への強い摩擦や刺激に気をつけながら、メイクも上手に活かして自信の持てる目元を作っていきましょう!
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