#運命待ちするおんなのこ『東京で恋をすること −TokyoCircle- #9』

東京ではたくさんの人間関係が交差して、絡まって、
大きい一つのサークルみたい。

今すれ違ったあの人は、昔好きだった人だった。
隣のあの子は、わたしが好きなあの人の元カノかもしれないし。

いつも“どきどき、 キラキラ、わくわく”
だけじゃないけれどそれでも恋するのがわたしたち。



騒がしい東京の20代恋愛事情を
#うそつき恋人 #いじわる片想い #さよなら失恋
#なおんなのこ #なおとこのこ
などのテーマ別に毎週更新でお届けします。

恋を休みたい欲

♫今週のBGM「A Sorta Fairytale」Tori Amos

「もう疲れちゃったんだもん。
 しばらく恋は休みたい」

仕事でもなければ学校でもない、
恋愛に休むとか休まないとか
そんなものないのに
同じセリフをこの1年で何回聞いただろう?

「好きな人は好きになってくれない。
 好きになってくれる人のほとんどが
 こっちからはナシな相手だし
 だからといって好きでもない相手と付き合っても
 きっとうまくいかなくなる。」

Nちゃんは可愛いし料理も上手で、
人あたりも良い女の子だけど
いわゆるストライクゾーンがすごく狭いから
そもそもNちゃんの心をきゅんとさせるおとこのこが少ない。

 

恋より仕事を信じてる

「うーん。でもNみたいに、
 好きになれる人が少ないおんなのこが
 出歩くのを一切やめたとしたらさ、
 よけいに好きな人ができなくて
 その数少ない好きな人とうまくいくか
 それも確率が低くて・・・
 休んでる場合じゃなくない?」

ランチプレートについているポテトを
リズミカルに食べる手を止めた彼女は
その事実に今気づいたわけではないと思う。

「だってもう疲れちゃったんだもん。
 社会人5年目で仕事でも責任伴うことも多いしね
 それなのに恋愛で疲れちゃってると
 なにかミスして仕事まで
 うまくいかなくなっちゃうかも。。
 そしたらもう耐えられないよー」

たしかに
恋に対してした努力より
仕事に対してした努力のほうが
報われることが多い気がする。
絶対とは言わないけど、
仕事に対してした努力はたとえ失敗しても
いい経験になることが多いけど
恋愛、特に片想いなんて
胸を抉るような傷をつくるばっかりだ。

運命の定義

「たいてい、こっちから好きになっても
 好きになってくれないもん。
 おんなのこって結局、
 受け身でいるのが正解なわけでしょ?
 自分が先に好きになっちゃだめなのよ結局。
 だからほら、
 運命がいいの。
 運命を待ちたいの」

やっぱりよく聞くセリフだ。
そしてわたしの心の中で何度か言ったはず。
なんでこんなにも
現実の恋愛は難しくてややこしくて
楽しいだけじゃないのに
わたしたちは小さい頃に
あんなに素敵なストーリーをたくさん
知ってしまったんだろう?

リアルな運命を

「わかってるよ、
 運命の人と本屋さんで同じ本を手に取って、
 一瞬で恋に落ちて、
 それで運命的に末永く愛し合うとか、
 そこまで期待してるわけではないの。
  
 飲み会で出逢ってもいいから、
 お互いアリで、
 会うとドキドキして
 2・3回めのデートではお互いに恋に落ちてるの。
 お金持ちだから、とか
 イケメンだから、とか
 そういう理由で好きになるわけじゃなく、
 なんとなくいいなの気持ちでそうなるの。
 
 簡単なことのようで、
 とても難しいんだよ、
 東京の20代後半で、
 それなりに恵まれた環境で生まれ育ってしまった
 わたしたちには。
 運命待ち、少しのあいだだけしてていいよね?」

お天気のいいT.Y HARBORでのランチタイム。
どこかおもしろおかしく、陽気に話す彼女の瞳が
陽の光のせいなのかキラキラしていて
でも切なかった。


 
わたしたちはすべての恋を悲観してるわけなんかじゃなくて
ひとつの恋の側面に切なさや哀しみがあったとしても
素敵な恋は必ずあると信じていて
信じているから運命を待つの。

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この記事を書いた人

一木美里

一木美里 Misato Ichiki
歌手/DJ/SamanthaThavasaGroupブランドレップ/コラムニスト
198…

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