《平常心を保つ方法①》 備える
緊張やパニック、そして怒り……。
こうした感情は、どうして沸き起こってくるのでしょうか?
こうしたことを考えると、自ずと「自分が満足できる準備」をしておくことが重要であることが分かります。
自分が満足できる準備ができていれば、失敗を恐れたり、無理に緊張を和らげたりすることもありません。
不安や怒り、悲しみを与えてくる人物が周りにいたり、公共の場で接触することがありますが、その度に気分を害していては、損をするだけですよ。
「世の中、こういう人がいるもんだ」
「この人も何か嫌なことがあって他人にあたっているんだな」と、気持ちを切り替えることが大切なのです。
《平常心を保つ方法②》「あれもこれも」ではなく「あれとこれだけ」にする
完璧主義な人ほど、緊張しやすい傾向にあるのではないでしょうか。
「あれもこれもできなければ失敗」と考えてしまったり、「絶対にミスをすることができない」と思えば思うほど、平常心が失われます。
一方で、「この程度頑張ればいい」と目標を低めに見積もったり、「あれとこれだけやりきれば大成功!」と必要最低限のものを目的に定めれば、不安感が低くなり、落ち着いて物事に臨むことができるもの。
悲しいことや腹立たしいことがあった場合は、すべてが手につかなくなることがありますよね。
そういった時も、「いつも通り」を保てないことで余計に落ち込んでしまいがち。
トラブルに遭う前に「せめてこれだけはやろう」という習慣を決めておけば、すべてをやりこなせなくても、自分の中の最低限のレベルを保つことができますよ。
《平常心を保つ方法③》平常心を保つための行動を日頃から行う
意識していても、平常心を保つことができなくなる。
生活の中では、そういったシーンが訪れることもあります。
そういった時に備えて、常日頃から平常心を保つための行動を習慣化しておくことも大切です。中でも簡単にできるものをご紹介します。
<一対二の呼吸>
パニックに陥っている時って、呼吸が浅くなりがちなんです。
こうした状況に気が付いたら、一対二の呼吸を意識して見ましょう。
1で吸って、2〜3で吐く。これを数回行うと、呼吸が整ってパニックの状態が和らぎますよ。
<水を一日1.5リットル飲む>
体内の副交感神経が低下すると、血管が収縮したり、精神的に不安定な状況に陥りがち。
実はこの副交感神経の低下の原因は、水分不足と言われているのです。
こうした状況を回避するためにも、一日1.5リットルの水を飲むことを習慣づけておきましょう。
<朝ゆっくりと歯を磨く>
たったこれだけのことですが、実は朝ゆっくりと歯を磨くことを心掛けるだけで、一日の精神的なリズムが整います。
「ゆっくり→早く」と言う流れが、精神状態を安定させてくれます。
一日の中でこの流れを作るために、歯磨きをゆっくり行うことは非常に効果的な方法と言えるのです。
<朝は走らない>
一番交感神経が上昇する朝の時間に、息が上がる運動をしてしまうと交感神経が低下してしまいます。
なので、朝のジョギングが良いとは限らないのです。
《平常心を保つ方法④》他人に迷惑をかけなければ感情表現はOK
あなたは平常心を保てなくなった時に、その感情を無理やり封じ込めようとしていませんか?
悲しい時、腹立たしい時、嬉しすぎる時、緊張する時……。
全部その思いを口に出したり、行動で表現してみることも大切な方法のひとつなんです。
思いっきり出すことで、ふとした瞬間に、冷静な自分が戻ってきます。
逆に、思いを押さえつけようとすればするほど、平常心を保つことはできません。
発散方法は、自分にあったスタイルでOK☆
✔︎カラオケで大声で歌う
✔︎河原で叫ぶ
✔︎発表やプレゼン前は「緊張する、マジで緊張する、どうしよう緊張する」など、緊張している思いを素直に表現する
✔︎家でひたすら泣く
このように、心を自己完結させれば、ストレスを溜めることがなくなります。
そしてまた同じ状況に陥った時にも、自分なりのストレスリリースができる方法を見つけることができるのです。
平常心を保つ習慣を身につけたり、思いを発散したり……。
その方法は様々ですが、自分自身に合うスタイルで取り入れることで、精神的な余裕が生まれてきますよ♡
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