《白髪ケアの常識》白髪が一本、抜いてはいけない!?
若い方の白髪の場合、多くの方が「数本ある白髪が気になる」とお悩みなのではないでしょうか?
そんな数本の白髪、あなたならどうしますか?
少しだけれど気になるから抜いちゃえ!と思う方も多いかもしれません。
ですがこの行為、実は間違いです。
白髪を抜いても、白髪の生えていた毛根からはまた白髪が生えてきます。これは、毛根に髪の毛の色素を作る力がないためです。
そしてさらに悪いことに、無理をして抜いた毛根というのは傷つき、そこから菌が入れば頭皮の炎症などのトラブルにもつながるのです。
白髪を抜くのはNGだったんです……。
《白髪ケアの常識》染めるなら、ダークトーンがおすすめ
髪の毛をカラーリングするのは、今では一般的なことですが、白髪があるのでより目立たないカラーにしたい!という方もいるかもしれませんね。
そんな方におすすめのカラーはダークトーン。
明るい色よりも、色素を多く含むダークトーンのカラー剤で染めると、より色の退色を遅らせることができるでしょう。またカラーが長持ちするので、白髪が気になってくることも遅らせることができます。
ですが、ヘアカラーの色の退色については地毛の色とも大きく関係してきます。
より退色しにくい色が、自分の髪質ではどんな色なのかを、美容室で相談するのがおすすめです!
《白髪ケアの常識》メラニン色素を作らせる習慣を続けるのも大切
白髪に悩む方は、実は生活習慣の改善によってこれ以上白髪が増えないようにしたり、白髪を減らすことができたりするかもしれません。
白髪を作らせない食べ物は、肉やチーズなどといわれています。
これらの食材はメラニンの生成を助ける働きをしてくれるので、意識して食事に盛り込んでみるといいでしょう。
また、ストレスによって白髪が増えるのは事実なんだとか!
ストレスによって、メラニン色素が作られにくくなり、結果白髪が増えていくといわれています。思い当たる方は、まずはストレス発散の方法を考えてみましょう。
《白髪ケアの常識》成分に注目!白髪対策はシャンプーなどでもできる
食生活の改善やストレス発散を心掛けても、なかなか減らない白髪にはどのような改善方法があるのでしょうか?
実は、白髪対策のできるシャンプーやトニックを使うのが効果的なんです。
シャンプーの成分やトニックの成分に注目してみてください。
ヘマチンやアデノシンなどの成分は、色素を作らなくなった細部に働きかけ、もう一度色素を作るように促す成分です。
今ある白髪をなくしたり、これから白髪が生えにくくなる予防効果があるといわれているので、これらの成分を含む製品を使ってみるのもいいでしょう。
個人的におすすめなのが、資生堂プロフェッショナルから販売されている「アデノバイタルシリーズ」です。
この製品の成分は、薄毛対策ができるだけでなく、使い続けることによって白髪がなくなり、メラニンをしっかりと生成する毛根の力を高めることができるといわれています。
若いうちから白髪がある……と悩む方は意外と多いのかもしれません。
ですが、無理に抜くのは毛根を傷つけ、頭皮トラブルを招くおそれがあるためご法度!
白髪対策にはとにかく、食生活を改善しストレスをためないことが大切です。そして、白髪対策効果の期待できる製品は、今からでも使ってみましょう!
将来、健やかな髪を手に入れるために若いうちからのケアはとても大切ですよ。