結婚式の日取りの決め方とポイント①▶時間帯
結婚式準備でまずはじめに考えたいことが、結婚式の日取り決めです。
結婚式の日取りに関しては、「気に入った結婚式場があいていた日にした」という人も多いのですが、本来であれば参列してくれるゲストが参加しやすい日程を考えるのがベスト。
そこで結婚式の日取りの決め方とポイントの1つ目にあげられるのが、時間帯についてです。
例えば、参列者の多くが遠方からのゲストだったとしましょう。
その場合、例えば電車で2時間ほどかけて足を運んでくれるのであれば、それを見越して遅めの時間のスタートだと良いでしょう。
このときゲストハウスなど、朝早い時間帯か夕方以降のどちらかしか選択できない結婚式場もあるので要注意。
割と自由に時間帯を選べる結婚式場なのであれば、遠方からのゲストのことも考えて、あまり早い時間帯からのスタートは避けましょう。
結婚式の日取りの決め方とポイント②▶大型連休以外
結婚式の日取りの決め方とポイント2つ目は、大型連休以外にするということです。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク……などは、ずいぶん前から予定を入れていたり、家族の恒例行事などを予定しているケースも多いもの。
ゲストを配慮するのであれば、避けておくのが無難といえるでしょう。
休日の結婚式のほうが参列しやすいのではないか」という配慮から休日を選ぶのはもちろんOK。
それが大型連休にぶつかってしまわないよう、しっかりとカレンダーを見て確認することをおすすめします。
結婚式の日取りの決め方とポイント③▶天候・季節を考慮する
結婚式の日取りの決め方とポイント3つ目は、天候・季節を考慮するということです。
「わかってはいるけれど、調整が難しかった……」と、先輩花嫁さんたちから後悔の声も挙がっているのが、天候や季節です。
気候が悪いことがあらかじめ予測されている時期には、お手頃価格で挙式を挙げることができるという結婚式場もありますが、優先順位を考えることが大切です。
例えば、地域によっては台風や雪が想像以上にひどく、当日ゲストが参列できない……という最悪の事態も考えられます。
他にもガーデンパーティーなどの屋外での演出を取り入れたい場合にも、天候や季節には十分配慮する必要があります。
あまりに寒くてゲストに辛い思いをさせてしまったり、体調を崩してしまったりするのは避けたいですよね。
結婚式の日取りの決め方とポイント④▶六輝の意味を踏まえる
結婚式の日取りの決め方とポイント4つ目は、六輝の意味を踏まえるということです。
結婚式の日取りを決める中で、“大安”や“仏滅”などといった言葉を耳にしますよね。
これらはその日の時刻や方位の吉凶や運勢などが書かれた物全般の暦注に基づいた六輝といわれるもので、足利時代に中国から伝わったといわれている占いの一種です。
最近では六輝を気にせず結婚式の日取りを決めるカップルも増えていますが、ご年配の方の場合、六輝を気にする人はたくさんいます。
新郎新婦の2人が気にならないからといって、相談なしに六輝を気にせず結婚式の日取りを決めてしまうと、後に家族や親せきの間で揉める恐れも。
結婚式の日取りを決める際には、必ず六輝を確認して、両親に確認しておくと良いでしょう。
4MEEE世代にはあまり馴染みのない六輝ですが、これ以降詳細を説明していきますので、確認しておきましょう。
六輝の意味【大安(たいあん)】
まずはじめにご紹介するのは、知っている人も多い「大安(たいあん)」です。
大安は、“大いに安し”という意味が持ってます。
“安し”とは、平穏である様や、心穏やかである様のことです。
大安は、六輝の中で最も吉の日とされています。
そのことからも、結婚式だけでなく、結納にこの日を選ぶ人が多いのです。
六輝の意味【仏滅(ぶつめつ)】
こちらも、聞いたことがある人が多い六輝の中の名称の1つ、「仏滅(ぶつめつ)」です。
仏滅は、“仏も滅するような大凶日”という意味から名づけられており、六輝の中で最も凶の日と言われています。
ゆえに、結婚式や結納に関しては、仏滅の日を避ける人が多いのです。
もし六輝を気にしないという新郎新婦なのであれば、仏滅の日に割引をしている結婚式場を選んで、お得に結婚式を挙げるのも◎
六輝の意味【友引(ともびき)】
次にご紹介する「友引(ともびき)」は、“凶事に友を引く”という意味を持っています。
この意味だけ聞くと結婚式には向いていない日取りのように思えますが、実は元は“勝負事をしても、引き分けになってしまう日”という意味だったのだとか。
友引は大安の次に吉の日とされていますが朝は吉で昼は凶、夕は大吉と言われているので、友引の日に結婚式を挙げるのであれば、夕方以降をおすすめします。
六輝の意味【先勝(せんしょう/さきがち)】
「先勝(せんしょう/さきがち)」は、“先んずれば即ち勝つ”という意味を持っています。
先勝は、“先んずれば”の文字通り、午前中が吉とされているので、結婚式を先勝の日にするのであれば、午前中をおすすめします。
逆に、午後2時~6時は凶とされているので、避けておくと良いでしょう。
六輝の意味【先負(せんぶ/さきまけ)】
聞きなれない人も多いと思いますが、「先負(せんぶ/さきまけ)」も、六輝の中の日付の名称の1つ。
先負とは、文字通り先勝とは真逆である“先んずれば即ち負ける”という意味を持っています。
先負の日に結婚式を挙げるのであれば、先勝とは時間帯も逆で、ナイトウェディングをおすすめします。
六輝の意味【赤口(しゃっこう/しゃっく)】
最後にご紹介する六輝の名称の中の1つである「赤口(しゃっこう/しゃっく)」は、厄日と言われています。
しかし、午前11時~午後1時までは吉と言われているので、結婚式を赤口の日に挙げるのであれば、この時間帯を選ぶと良いでしょう。
結婚式の日取りを決めるのって、実は大変……。
ゲストへの配慮の気持ちだけでなく、六輝なども気にすると、結婚式を挙げる候補日は、かなり減ってしまうかもしれません。
しかし新郎新婦2人だけでなく、家族や親せき、友人……などの参列してくれるゲスト全員が納得して参加してくれる日を選びたいと考えている人は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。