社会人としての「退職ルール」①退職の意を伝えるのが「退職願」よりも先!
仕事を辞めると決めたら、まずは退職願を書くのが手順だと思っていませんか?
でもちょっと待って!
退職願を書く前に社会人として、まずやらなければならないのは上司に退職の意向を伝えること。
少なくとも退職したいと思った日の1ヶ月前までには、相談するのが常識です。
会社によっては、あなたにやめてほしくないと、引き止められるかもしれません。
実は退職って、恋人と別れるくらいパワーを使うことなんです。
勢いで辞めたりせずにじっくりと考えてみましょう。そのうえで退職の意向を固めたなら、早めに上司に相談しましょう!
社会人としての「退職ルール」②上司に伝えたら「退職願」を提出
上司に退職したいとしっかり伝えたのなら退職願の出番です。
退職願は、会社側が一方的に解雇したのではないということを証明する書類にもなります。
退職願を書く際には、直筆がルール。
封筒も、ヨゴレや折れがないようにして、提出する直前に封筒に入れるなど細心の注意を図りましょう。
退職届の書き方は、いろいろなテンプレートがあるので参考にしてみるといいですよ。会社によっては決まっている場合もあるので、しっかり確認することも社会人としては必要です!
社会人としての「退職ルール」③退職日は会社とよく相談して
退職が決まったら決めなければいけないのが、具体的にいつ退職するか(いつまで働くか)ということ。
会社に迷惑がかからないよう、十分な引き継ぎやお客様への挨拶ができる期間を見積もらないといけません。
いきなり辞めてしまっては、社会人として非常識!と思われてしまいます。
退職は、遅くとも1ヶ月前には決める、というルールはこうした理由からなんですよ!
社会人としての「退職ルール」④いつ辞めるのが正解?退職の時期選び
それでは退職する日は、いつ辞めるのが正解なのでしょうか?
はっきり言ってしまえば、辞めるタイミングは自分が辞めたいと思ったタイミング、というのが正解。
でもそこにあまりこだわりがないのなら、せめてボーナス日は待ったほうがいいかも。
ボーナス日前に辞めてしまえば、もらえるはずだったボーナスを棒に振ることに……。
くれぐれも、退職・転職は計画的にすることが社会人として大事なルールですよ!
社会人としての「退職ルール」⑤引き継ぎと挨拶はしっかりと
退職日が決まり、退職願が受理されれば、あとは粛々と退職に備えて準備を進めるだけ。
ただ、退職前にお世話になった同僚や上司、クライアントなどには最低限挨拶をするようにするのがルール!
人と人とのつながりは、大切な財産です。
辞める日の夕方に、メールで簡単に挨拶、なんてことをすれば社会人として非常識なばかりか、相手も驚いてしまうもの。
特にお世話になった人にはささやかでもいいので、お礼の品物を渡すようにしましょう。
社会人としてスマートに退職のルールをこなしていくことは、とても大切!
飛ぶ鳥跡を濁さず……ではありませんが、しっかり礼儀とマナーを踏まえることが重要です。
会社に迷惑をかけないで退職できるよう、計画的に進めるのが◎
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