ウイルスのせい!?最近目立ってきた……イボができる原因とは?

ウイルスのせい!?最近目立ってきた……イボができる原因とは?

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イボはニキビなどの吹き出物と同じようなものだと思いがちですが、実はヒトパピピローマウイルスが原因でできる皮膚疾患です。

顔にできたニキビが治らない?と思ったら、実はイボかもしれませんよ。

そんなイボのできる原因や種類を参考に、イボができないように注意しましょう。

そもそもイボって何?

皮膚がちょっと痛いのでさわってみたら、吹出物ができていたということはありませんか?

もしかしたら、それはイボかもしれません。

イボは単純な化膿が原因だけでなく、ウイルスが原因の場合もある皮膚疾患。その他の原因によるものも含めて、一般的にイボと呼ばれています。

古代から存在するウイルスで、人にしか感染しません。接触しながら感染していく性質がありますが、ほとんどは人間が持つ免疫が悪影響をもたらさないようにしてくれています。

皮膚は接触のしやすい大きな範囲にある器官なので、ウイルスだけでなく外敵が接触しやすいために、目に見えるいろいろな疾患が起こりやすい場所でもあります。

イボが目立ってきて悩みだした……

特にイボができやすいのは、顔や首すじ、手、指、脇、ヒザ、ヒジ、足の裏、性器などの部分だと言われています。

顔や首すじや手などの目立つ部分は比較的気がつきやすいですが、洋服に隠れている体の部位にできたイボは発見しにくいのが難点ですね。気がついたときには、大きくなってしまっていることも。

イボができてしまったことだけでも悩みのタネですが、腫瘍などの重大な病気になるの?ということも心配ですね。

イボはヒトパピローマウイルスという、人から人へ感染する性質のあるウイルスによってできると言われています。

このウイルスの名前を聞いて、焦る人もいるかもしれません。そうなのです。子宮頸ガンの原因と言われるウイルスのと同じもの。

けれど、ガンの原因になるものやイボの原因になるものなど、多種多様なウイルスの型があるウイルスなので、すべてがガンの原因になるわけではないので、まずはご安心を。

イボにも種類がある!

手足などの皮膚にできるイボのタイプには、以下のようなものがあります。

■尋常性ゆうぜい
顔や手足などにできる一般的なイボ。ヒトパピローマウイルスの2型・4型・7型・26型・27型によるできると言われています。

■足底ゆうぜい
足の裏にできるイボ。ヒトパピローマウイルスの1型・63型が原因でできます。

■扁平ゆうぜい(青年性扁平ゆうぜい)
女性や若年層に多いとされるイボで、顔や腕などにできます。平らに近い形をしているため。この名前が付きました。

これらウイルスの型の違いでイボにも種類があることがわかりましたが、次に心配なのは皮膚ガンになる可能性があるかどうかですね。

ちなみに、上記の3つの型は一般的に発ガン性の低いウイルスだと言われています。

次に性器・粘膜に感染するタイプには、以下のようなものがあります。

■尖圭(せんけい)コンジローマ
10代から40代の、比較的若い人に発症する性感染症です。まれに子宮頸ガンになる場合もあるようです。

一般的に、白っぽい色をしているものは良性とされ、ほくろのような黒っぽい色をしているものや大きく歪な形になったものは悪性の可能性があるそうです。

形や色からもわかる場合がありますが、なるべく早くイボを発見したら治療してもらうことが先決です。

ウイルス性のイボができる原因①過度な皮膚刺激

プールなどで流行することがある水イボの感染経路は「水に入ったときに感染した」とはっきりとしています。

けれど、一般のイボの原因の感染経路は、現代医学においても厳密に突き止めることは難しいとされています。

感染経路がはっきりとしないのなら、どこから感染されても困らないように皮膚の免疫力を高めることは、私たちがイボを作らないための対策の一つと言えるかもしれません。

もともとイボは、免疫力が下がった皮膚にできやすいと言われています。

紫外線も肌によくありません。なるべく日差しから隠すようにするのがベターです。

睡眠をきちんと取ることは、肌のターンオーバーの効果を高めます。28日周期で肌を健康的に生まれ変わらせるリズムをアシストし、みずみずしい肌作りを実践しましょう。

ウイルス性のイボができる原因②皮膚の傷

皮膚にできた傷は治るまでにはある程度の時間がかかり、かゆみも出てくるのでつらいですよね。

イボは小さな傷からでも感染していくと言われているので、小さな傷もできないように注意することが大切です。

特にアトピーをお持ちのアレルギー体質の方は、辛いかゆみに常に悩まされていますね。

大人はかゆみを我慢することができても、小さな子どもには我慢できずに掻いてしまうこともあるかもしれませんね。

アトピーをお持ちの方は、イボができやすくまた治りにくいとも言われています。

傷を掻いてしまうと傷を広げてしまうばかりでなく、ウイルスが感染しやすくなるのと同時に、ウイルスに感染した傷に指が触れて拡散してしまうということにもなりかねません。

傷ができたら早めに水で洗い、乾かさずに手当てをしましょう。

ヒトパピローマウイルスはアルコール消毒が効きにくいウイルスなので消毒もしない方が良いですし、乾かさない方が早く傷も治るそうです。
 

ウイルス性のイボができる原因③爪を噛む癖がある

手は人やものに一番触れる機会がある場所。清潔にしないといろいろな病気を体に取り込む危険性があるそう。特に幼少時から爪噛みの癖がある人は、要注意です。

爪や爪の中にもウイルスの感染症によってイボができることもありますが、知らない間に爪噛みによって他の部分にウイルスをばらまいてしまうこともあるのです。

爪噛みをした唇にイボができてしまう症例もあるようですよ。

うっかり赤ちゃんなどに頬ずりをしたときに唇が肌に触れてしまうと、赤ちゃんに感染させてしまう可能性も!

ウイルスは感染源を断つことです。イボができたら、十分に気をつけたいですね。

ウイルス性のイボができる原因④摩擦刺激

医学的に立証されたわけではありませんが、すでに感染してしまった場合に、皮膚に刺激を加えるとウイルスを皮膚の周囲に広げてしまう可能性があるという話もあるそうです。

イボの感染源から他の肌に影響を及ばさないようにするためには、例えば摩擦などの刺激を与えないことが大切なのです。

洗顔時にもゴシゴシと摩擦することも控えた方がいいですし、洋服や下着などの衣類の摩擦も注意したいポイントです。

また体の皮膚と皮膚の間に摩擦が起きやすい脇や太ももの付け根なども、意外にイボができやすい場所。

また足の裏は「足裏ゆうぜい」という名前のイボがあるように、イボができやすい場所です。靴下や靴の摩擦が日常的にあり、汗や汚れが付きやすく、また靴の中で蒸れやすい部分でもあるので、清潔を心がけたいですね。

イボは最初のイボからどんどん派生し二次感染の危険もあるので、とにかく最初のイボを見つけたらしっかり治療することが大切です。

ウイルス性のイボができる原因⑤性交渉

先ほどさらっと触れましたが、発ガン性の低いヒトパピローマウイルスがある反面、発ガン性のある型もあるのが現実です。

性感染症の尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスの6型や11型、子宮頸ガンは16型や18型のウイルスだと言われ、まれに尖圭コンジローマから子宮頸ガンになる可能性もあると言われています。

感染は性行為による場合が多いそうです。

例えイボが自分にはなくても相手が発症している場合もあるので、心配な場合はパートナーと相談して一緒に診察に行くと安心かもしれませんね。

加齢が原因のイボもある……

また、あなたの身近なお年寄りにもあるかもしれませんが、加齢がもとでできる老人性ゆうぜいとよばれるイボもあります。

別名を年寄りイボなどといわれたり、脂漏性角化症とも呼ばれます。

これは皮脂腺が多い顔や首や背中などにできやすいイボです。肌色から黒色までさまざまですが、はじめは小さいため気がつかないこともあるようです。

このイボは一般的に人に感染することが少ないと言われていますが、ガンと間違えて診察する人も多いようです。
 

皮膚科や美容クリニックへ相談を

イボがウイルスが原因の病気だということがわかりましたね。

初期のイボを見つけたら、できるだけ早く皮膚科できちんとした処置をすることをおすすめします。

市販のイボ除去薬にも良いものがありますが、できるだけ医師に相談した方が良いようです。

特に小学生のお子さんが起きることが多い水イボは、お近くの皮膚科にすぐに相談してください。治らないままでまたプールに入ると、他のお子さんに感染してしまう可能性もあります。

性器まわりにできたイボの場合、女性は婦人科にかかると良いでしょう。他のトラブルがないか診察もしてもらえるので、安心です。男性は泌尿器科や皮膚科がベター。性病科でなくてもいいので、不安に感じたら早めの受診がおすすめです。

治療法は専門医によって違いがありますので、事前に医師と相談して適した方法で治療してもらいましょう。おすすめのイボ専門医をご紹介します。

■日比谷ヒフ科クリニック
ホームページには各イボ治療の治療費の目安が書いてあり、参考になります。ホームページから予約ができるので、とても便利。

■高山ホワイト皮膚科クリニック恵比寿
イボをはじめとした肌の悩みで訪れる患者さんに好評価なのが、こちら。女性の院長なのも通いやすいポイントです。ホームページからカウンセリングの予約もできるので、とても便利。

■高須クリニック
美容の観点からもイボ除去を考えてくれる、女性にやさしい美容外科です。

治療費は病院によって差がありますので、事前に医師に説明をしてもらいましょう。

顔・手・首などにできることが多いイボが、ウイルス性の感染症だったなんて!人から人へうつる可能性があるため、感染したら早めに専門医診察がおすすめです。

ほとんどは心配のいらないものですが、中にはガンになる可能性のあるものも。

イボができる原因や種類、治療の豆知識などをまとめました。ご参考にどうぞ。