早めの対策を心がけよう!夏こそ気をつけたい冷えの原因とは?
気温が高いからと油断をしてしまいがちな夏ですが、夏には女性の身体を冷す原因がたくさん潜んでいます。
・ノースリーブや素足など、肌の露出が増える
・冷たい食べ物や飲み物が欲しくなる
・冷房のきいた室内にいることが増える
・夏のダイエットに向けて過度な食事制限をしている
この中に1つでも当てはまる項目はありましたか?
男性も同じように当てはまる項目ですが、夏の冷えで悩むのは圧倒的に女性が多いようです。
その理由は、男性よりも筋肉量が少なく、体温を維持することが難しいという身体の構造上の違いがあるからです。
夏の冷えをそのままにしておくと、自律神経が乱れてイライラしたりダルさを感じたり、体調も崩れやすく治りにくくなってしまうので、注意が必要です。
さまざまな身体の不調を感じる前に、夏の冷え対策を行っていきましょう。
夏の冷え対策①首・お腹・足首を冷やさない
まず最初にご紹介する夏の冷え対策は、服装で防ぐ方法です。
冷え対策として、ワンピースやショートパンツの下にレギンスを履いたり、アームカバーやカーディガンを持ち歩いたりするのもいいですが、正直暑くてバテてしまいますよね……。
そこで効果的なのが、東洋医学でいわれている「冷やしてはいけない3つの部位」を温めること!
それは、自律神経の乱れを予防できる首や内蔵の温度を保つためにお腹や血流の流れを良くし、むくみ予防にもなる足首です。
ストールや腹巻き・サンダルにも対応している足専用のカバーなどを取り入れてみましょう。
夏の冷え対策②締め付けのない服装を選ぶ
続いてご紹介する夏の冷え対策は、締め付けのない下着や服装を選ぶことです。
輪ゴムを手首につけたまま放置しておくと、紫色の跡がくっきりしたという経験をしたことがある女性も多いのではないでしょうか。
それと同じように、締め付けのキツイ下着や服装を選んでしまうと血流が妨げられて、身体を冷す原因になってしまうのです。
バストアップを狙ってワンサイズ小さめの下着を身につけていたり、ウエストを細く見せたいからといってベルトをキュッと絞ったりすることは、避けましょう。
夏の冷え対策③適度な運動を心がける
続いてご紹介する夏の冷え対策は、適度な運動を取り入れることです。
もともと筋肉量の少ない女性は、体温を維持することが難しいのですが、デスクワークなど動きの少ない生活をしていると、更に筋肉が衰えて新陳代謝が下がってしまいます。
理想は、日課としてウォーキングやランニングを少しでも取り入れること。
ですが続けなければ意味がありません。
家事をしているときや電車を待つときにつま先立ちをしたり、エスカレーターやエレベーターは避けて階段を利用したり、ちょっとしたことから変えてみましょう!
そして、運動後やちょっとしたエクササイズで汗をかいたときは、そのまま冷房のきいた室内に入らず、汗を拭き取ってから入るようにしてください。
夏の冷え対策④飲み物や食べ物に気をつける
続いてご紹介する夏の冷え対策は、飲み物や食べ物に気をつけることです。
夏は冷たい飲み物や食べ物が恋しくなりますが、積極的に身体を温めるものを摂るようにしましょう。
飲み物であれば、常温の水がベストです。
オフィスや家で身体が冷えてしまったなと思ったときは、ショウガを入れたホットティーや白湯などがおすすめ!
食べ物であれば、熱を作り出すのに欠かせないお肉や豆類・魚類などのタンパク質を含めながら、バランスよく食べるようにしてみてください。
ショウガやトウガラシなど身体を温める香辛料を上手に使うこともおすすめです♪
甘い飲み物や甘い食べ物に含まれる砂糖は、体温を下げやすく血流を悪くする原因になるので、摂りすぎには気をつけましょう。
夏の冷え対策⑤エアコンや扇風機を付けっぱなしにしない
続いてご紹介する夏の冷え対策は、エアコンをなどを付けっぱなしにしないことです。
ですが、猛暑などはエアコンや扇風機を使わないのはなかなか厳しいですよね。
特に夜は寝苦しくて眠れないなんてことも。
冷房器具を使用する場合は、上手に取り入れていくことが大切ですよ!
例えば、寝る前に使用するときは、深い眠りに入るまでの3時間を目安にタイマーを設定しておくなどしてみてください。
また、ひんやりマットを使用するなど、夏に特化した寝具をチェックしてみるのもおすすめです。
夏の冷え対策⑥湯船にしっかり浸かる
最後にご紹介する夏の冷え対策は、湯船に浸かって冷えをリセットすることです。
夏は少しでも早く汗を流してさっぱりしたいと思うので、シャワーで済ませてしまいがちですが、それでは冷えた身体を温めることはできません。
38度ほどの湯船に20分ほどじっくり浸かって、冷えも疲れも癒やしましょう。
半身浴や足湯でも血液の流れを良くして、冷えの改善に役立ってくれるので、自分の取り入れやすい入浴方法を試してみてください。
入浴前と後は、常温の水分補給も忘れずに取り入れてくださいね!
夏こそ気をつけたい冷えの対策方法をご紹介しました。
公共の場には暑がりの方もいるので、自分の身体は自分で守ってあげるしかありません。
だからと言って、身体を温めすぎて熱中症になってしまわないように心がける必要もあります。
自分の体調に合わせながら、臨機応変に冷え対策を行っていきましょうね!
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