カラコンをつける前にチェック!ドライアイの原因と対策法とは

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手軽にできるおしゃれアイテムとして人気のカラコンですが、扱いに注意しなければ、ドライアイの原因になることもあるんだとか。
そこで、大事な目を守るためにも、知っておくべき予防法と対策法をご紹介します!

ドライアイとは

ドライアイとは、目に涙が均等に行き渡らなくなり、目の表面に傷が生じてしまう病気です。
簡単に言えば、目が極度に乾いている状態ですね。

目を守るために欠かせない涙の量が不足したり、涙の質が崩れてしまったりすることで、ドライアイになる確率が高まるそう。
年々ドライアイ患者は増えているそうで、その数はなんと推定2,200万人ともいわれています!

原因として、高齢化やエアコンの使用、パソコン・スマートフォンの普及、カラコンを含むコンタクトレンズの多用が考えられるんだそう。

まばたきの回数も、ドライアイと関係しているといわれています。
まばたきは、涙の分泌を促す刺激となるそう。
涙を出したり、目の表面に涙を均等に行き渡らせる働きをしているので、まばたきが減ってしまうと目が乾燥し、ドライアイになりやすくなるんだとか!

ドライアイが進行してしまうと、視力低下や目の痛み、そして最悪の場合、角膜が乾燥してはがれてしまうといった病気を発症することもあるんだそうです。

あなたは大丈夫?ドライアイか否かのチェックリスト

ドライアイには、目が乾くといった典型的な症状だけではないんです。
ここでチェックリストを設けますので、確認してみましょう!

①ものがかすんで見える
②目が重たい
③目が痛い
④光を見るとまぶしい
⑤目が赤い
⑥涙が出る
⑦なんとなく目に不快感がある
⑧目がかゆい
⑨目やにが出る
⑩目が疲れる
⑪目が乾いた感じがする
⑫目がゴロゴロする

あなたはいくつ当てはまりましたか?

5項目以上当てはまった方は、ドライアイの可能性が高いといわれています。
また、5項目以上該当していなくても、注意が必要ですね。

例えば、パソコンやTVゲーム、細かい作業中に目が乾いたように感じる場合は、まばたきの回数が減ってしまい、涙の量が減っているかもしれません。

ドライアイが重症化すると、中年女性に多く見られる「シェーグレン症候群」を伴う場合もあるんだそう。
上記の諸症状を軽く考えることなく、眼科医に相談しましょうね♪

ドライアイを引き起こす習慣

ドライアイは、症状を抱える人が多数いるにも関わらず、意外にも病気という認識が低いのが現状です。

少しでも異常を感じたときは、すぐに眼科へ行くべきなんですね。
眼科医の指示のもと、注意して生活すれば症状が改善し、快適に毎日を過ごせるようになるでしょう。

ちなみに……。
以下を習慣的に行っている方は、特にドライアイに注意しましょう。

①カラコンやコンタクトレンズ使用者で、装着時に目がゴロゴロする、充血するなどの症状がある方。

コンタクトレンズを装着しているときは、していないときと比べ、目が乾燥しやすい状態なので、こまめに目薬をさすなどして、注意してください。

②毎日長時間パソコンを使う方、細かい数字や文字を扱う方、日頃から物事に集中することが多い方。
ネットゲームなどに夢中になるあまり、無意識に画面を凝視している場合もあるので、まずは自分自身で気づくことが大切です。

③空調の利いたオフィスなどで一日中仕事をする方や、お家で空調の風を無防備に顔にあてている方。
いつのまにか目が乾いているといったことがあるので、気をつけてくださいね。

④残業や飲み会続きの方、夜更かしをしてしまう方。
睡眠不足は目を乾燥させてしまう原因にもなります。

そのほか、旅行や出張が多い方、花粉症の方、車の運転をよくする方なども、危険信号。環境の変化もドライアイに繋がるそうなので、注意しましょう。

ドライアイが目にもたらす弊害①目が傷つきやすくなる

前述しているとおり、乾いた目は傷がつきやすくなっています。

目の乾きやゴロゴロするなどの自覚症状がないまま、目の表面の傷が悪化してしまうこともあるんだそう。

傷から細菌が入ると、ドライアイより重度の角膜感染症に陥ってしまうこともあるようです。
その状態でコンタクトレンズやカラコンを装着すれば、症状が悪化してしまう危険性が当然高まりますよね。

だからこそ、少しでも気になることがあれば、眼科へ行くことをおすすめします。

目の表面に傷がついた状態で放置してしまうと、目を開くことすら辛くなってしまうことも……。
最悪の場合、目を閉じている時も痛みを感じてしまいます。

また、目の痛みや疲れを感じやすくなると、パソコン作業が辛くなり、集中力が欠け、仕事にも影響がでるかもしれませんよ。

ドライアイが目にもたらす弊害②頭痛・肩こり

目の乾燥や疲れが回復することなく、日々蓄積されてしまうと、大変な事態に繋がりかねません。

眼神経、つまり目の神経を常に使っている状態になり、慢性的な眼精疲労をまねきます。
この眼精疲労が続くと、眼神経が悲鳴をあげ、頭痛につながってしまう可能性もあるんだとか。

また、目の疲れによるストレスが原因で、後頭部の筋肉を中心に凝り固まります。
そうすると、頭の筋肉の緊張で、頭痛が引き起こされるそう。
マッサージや入浴などで筋肉の緊張がほぐすと、ストレス発散にもなって、疲れが和らぐかもしれませんね。

さらにドライアイの症状は、肩こりや腰痛などを伴うこともあるようです。
肩や腰も、長時間の緊張状態に置かれてしまうと、自律神経に異常があらわれ、肩こりや腰痛に繋がるんだとか。

肩こりと腰痛は、日本人の多くが悩まされている、慢性的な症状とも言えるでしょう。

また、ドライアイを発症した方は、視力低下を補うために、パソコンやスマホなどの画面に顔を近づけてしまうなど、無理な姿勢をとることが多くなるそう。
こうしたことからも、肩こり腰痛を併発するケースが増えるようですね。

カラコン装着時のドライアイ予防①まばたきの回数を増やす

色々な症状が起こるドライアイですが、ここからはカラコンを装着した際、少しでもドライアイにならないように、予防する方法をご紹介します。

パソコンやスマートフォンを使っているときや、読書、勉強・仕事の際は、つい集中しすぎてしまい、まばたきを忘れてしまいがち。
目の乾燥や疲労感を解消するためには、まばたきの回数を増やしましょう!

ここでは、まばたきを増やすための体操をご紹介しますね。

<まばたき体操>
①大きく目を見開き、一点に集中して10秒ほど遠くを見てください。
②次に、まばたきをします。

この2つの動作を5回ほど繰り返すと、涙が溜まるように感じるはずです。

そのあと、思いっきり背伸びとあくびをして、リラックスしましょう!
目に潤いを感じたらOKです♪

この体操をすると、意図的にまばたきが増えるため、涙腺が刺激されますよ。
涙腺を刺激することで、涙の分泌量が増え、ドライアイが解消されるかもしれませんね。

カラコン装着時のドライアイ予防②目薬を点眼する

こまめに目薬をさすことも、ドライアイ予防に効果的と言えるでしょう。

ドライアイの治療には、涙に近い成分をもつ人工涙液や、ヒアルロン酸ナトリウムを含んだ角結膜上皮障害治療薬といった目薬が効果を発揮するそう。
さらに最近では、ムチンや水分の分泌を促してくれるジクアホソルナトリウムなどを含んだ目薬も販売され、ドライアイの治療に使われているようです。

ヒアルロン酸ナトリウムは粘性があるので、水分を保ってくれる効果があるんだとか。
涙や目薬を目の表面に、水分を長時間保ってくれるので、角膜についてしまった傷の修復にも繋がるそうですよ。

ジクアホソルナトリウムは、目の表面の健康を保つために重要な、涙の中にあるムチンや水分を分泌させる効果があるんだとか。涙がしっかり目に溜まり、まばたきがなめらかにできるようになります。

もちろんどの目薬も、眼科医や薬剤師の指示通りに使用してください。
個人の判断で利用しないようにしましょうね!

カラコン装着時のドライアイ予防③ツボを押す

目の周辺にあるツボを刺激すると、目の表面を覆う涙の分泌を促進して、ドライアイや疲れ目を解消してくれる効果があるといわれています。

効果的なツボは、“清明”という目の近くにあるツボです。
このドライアイ解消法は、ツボを1分間刺激するだけですので、すき間時間にいつでもできますね♪

その清明というツボの位置をご紹介します。
目頭の少し上の、ちょっと内側に入った所にありますよ。
骨がややくぼんでいるところが、清明です。

〜方法〜
①手の人差し指と親指を使って、清明をつまみます。
②清明のすぐ上の骨を軽く押すようにして、1秒間に1回、リズミカルに刺激します。

ツボを刺激する前には、石けんで両手をきれいに洗って、清潔にしておきましょう。
また、爪が長いと目や皮膚を傷つけてしまうので、爪は短くしておくことが基本です。

ツボの刺激は、午前と午後の一日2セットを、毎日実行するとより効果的なんだとか。
また、目が疲れた時にも適宜やってみてくださいね。

カラコン装着時のドライアイ予防④眼輪筋を鍛える

目の周りをぐるっと囲んでいる眼輪筋は、まぶたを開け閉めする筋肉です。

眼輪筋が衰えてしまうと、まぶたの開け閉めが不完全になってしまい、「不完全瞬目」と呼ばれる、目を閉じきることができない状態になるそう……。

目をしっかり閉じられなければ、眼球は常に外気にさらされてしまい、乾きやすくなります。
つまり、眼輪筋が衰えてしまうと、ドライアイが悪化する要因にも繋がるんですね。

そのため、眼輪筋を鍛えることが大切です!
その方法はとっても簡単なんですよ♪

〜方法〜
①目に力を入れ、ギュッと閉じます。そして、パッと開きます。
②眼球を左から右、上から下と動かします。

たったこれだけのことで、眼輪筋が鍛えられ、リフレッシュできるそう。
目が乾いたり、疲れを感じる方は、30分に1回ほど実践してみましょう!

また、仕事でパソコンをよく使う方は、まばたきが少なくなりがちです。
日頃から意識的にまばたきの回数を増やすことも、眼輪筋の衰えを防げますよ。

カラコン装着時のドライアイ予防⑤ドライアイ向けのカラコンを選ぶ

ドライアイの方は、ドライアイ向けのカラコンを選ぶようにすることも、対策の1つとなります。
ドライアイの方におすすめのカラコンは、含水率が低いカラコンです。

カラコンをはじめ、コンタクトレンズは、含水率が高いほど目が乾燥しやすく、含水率が低いほど目が乾燥しにくくなるといわれています。

含水率の高いコンタクトレンズは、レンズ自体が乾いたとき、目の表面の涙を吸い取ることがあるそう。

一方、含水率の低いコンタクトレンズは、レンズが乾いた時も目の表面の涙をそれほど吸い取りません。
そのため、目が乾燥しやすいドライアイの方は、含水率の低いカラコンがおすすめなのです。

低含水率のカラコンとしては、含水率36%の「フォーリンアイズ」をはじめ、含水率38%前後の「エバーカラーワンデーナチュラル」、「ラヴェール」や「アイコフレワンデーUV」、「ネオサイトワンデーシエル」などの商品が挙げられます。

もちろん、個人差があるので、含水率が低いからといって、必ず目が乾燥しないとは言えません。
実際に装着してみて、使用感をチェックしてみてくださいね。

おしゃれのためにカラコンをつけるなら、快適に利用したいもの。
一方で、ドライアイはカラコン装着時だけでなく、普段の生活によって引き起こされる症状でもあります。
ドライアイ予防のために、日頃からちょっとした違和感にも注意を配りましょう。
気になることがあれば、まずは眼科へ出向いてみてください!