STEP1.「条件がいい男」だけを自分の周りに集める!
STEP1でご紹介するのは結婚したい年齢になる数年前からしておく「下準備」です。まずは、自分が考える理想的な「条件」をもっている男性をひたすら集めるのです。条件とはいわゆる「スペック」です。ルックス、頭脳、体力、運動神経、年齢、学歴、年収など「心地いい」と自分自身が感じる条件をもっている男性達とつながって連絡をマメにとる仲になっておくんです!
ここで注意するポイントは条件の最低ラインを「自分の父親以上」に設定することです。世の中には「マザコン/ファザコン」という言葉があって悪い意味で使われることが多いですが、これを軽視しないほうがいいのです。
なぜなら娘にとって基準となる男性像は父親だからです。父親が当たり前にできたことをできない男性には物足りなさを感じてしまうでしょう。もしも、父親に対して嫌な想い出を持っている女性がいるとするなら「父親が出来ていたことが当たり前に出来る+父親の嫌な部分を持っていない」この2つの要素を合わせた男性だけを対象にして自分の周りに集めるといいですね!
今回ご提案していく方法は「オーディション」と似ています。大きなオーディションになると合格者の1名を出すために、何千人、何万人を集めて何度も審査にかけていきます。第一段階は書類審査で30人ぐらいに絞られるのですがこの段階で重要視されるのはやはり「条件」です。
条件を満たしていなければ次の段階には進めません。オーディションの審査員になったつもりで次から次へと出会う男性の「条件」を見る癖をつけておくといいですね。「条件をクリアしているな」と思ったら、その都度、連絡先を交換しておきます。たまにご飯を食べたり連絡を取り合うような友好な関係をつないでおきます。
STEP2.そのなかの数人と「付き合わない恋愛」をする!
世間には「出会ってすぐに結婚した!」という話がありますが、それは「まぐれ」で起きる結婚です。「出会った日から運命の人だとお互いが感じた!」という結婚は「奇跡」です。「まぐれ」と「奇跡」は誰の人生にも都合よく起こってくれるものではありません。そこで唯一、頼りになるのは「計画」です。
どうするかというと結婚するまでの数年は「付き合わない恋愛」をします。賢い女性は既にやっているかもしれませんが、何人かの男性と同時進行で恋愛して相手を見定める期間を作るのです。
ある程度の期間、対象の男性達と関係を続けてみなければ本当にこの人でいいのかなんて分からないというのがありますよね。1対1の「付き合う恋愛」を大真面目にして結婚することになればラッキーですが、相手にも事情があります。3年付き合った彼と婚約破棄になる場合だってありますからね~。泣いたって貴重な時間は巻き戻せないのです。
ですから、後悔しない確実な道を進むことを考えると、同時進行で恋愛することをおすすめします!その期間に何度も吟味して自分と一番相性がいい「結婚向きの男性」を残してその人と結婚を決めたら迷いもなくマリッジブルーにもなりません。この方法の素晴らしいところは、冷静な視点を持ちながら男性を比較して選べるところにあります。
それでもチョット抵抗がある方のために、このお話を書いておきます。
例えば、恋愛をミスっても痛いのは自分だけですが、結婚をミスるとその負担は産まれた子供達が背負うことになります。両親の仲が悪くなると穴埋めするのはだいたい長男長女です。もし離婚となれば子供に辛い想いをさせてしまいます。
つまり、母親の男を見る目の無さが子供の人生に迷惑をかけるのです。そう考えると同時進行で男性と恋愛して「この人なら本当に大丈夫」と確信を得たあとに結婚を決めるというのは、悪い話ではないと思いますよ!
STEP1では男性の「条件」だけを見てきましたが、STEP2では、実際に男性と恋愛をはじめていくので、彼の人間性、金銭感覚、彼の育ちや家族を好きになれそうかどうか、などが徐々に見えてくると思います。
どんな男性が自分のパートナーとして最適なのか、幸せな結婚生活をイメージできるかどうかも検討するといいですね!
STEP3.出会い続けながら男性陣を入れ替えていく!
「付き合わない恋愛」だとわかっていてもあなたが彼に愛されているとするなら、他にも候補の男性がいると言えば、彼に嫉妬されると思います。ですから「バレずにやってね」というのがアドバイスですが、仮にバレて彼が怒ったら「じゃああなたは私と結婚して子供産む覚悟できてるの?女の時間は貴重なのよ」と言い返したら「まあそうだよな」と納得して男性は何も言えなくなると思います(笑)
もしそれであなたのことを軽蔑したり嫌いになるような男性なら、女性にも守るべきものと取っているリスクと人生があることを彼は考えられるような人間ではありません。女性にとっては人生の大事な場面です。
そんな時に自己都合で怒るのは大していい男ではありません。彼の幼稚さを許して精神的な成長を待つよりは、元々成長している男性に乗り換えたほうが早いと思います!
数年間かけて何度も何度も男性を吟味しながら、「自分の周りには好みの男しかいない」「誰と結婚しても彼のことは幸せにできるだろうし私自身も幸せになれそうだな」このような環境を作りあげることがベストですね!
将来性のある男性と結婚したいと思っている女性がチェックしたほうがいいポイントは、彼の仕事の進捗状況です。伸びる男性はたった1年でものすごく仕事を成長させます。同時に人間としての器も広げていきます。
一般的には男の成長期は30代できます。仕事にも慣れて部下を持ったり社会的な「責任」が増えてくる時期なんです。30代で覚悟を決めて過ごしたかどうかで男の人生には「差」がでます。ここで明らかに伸びない男性は将来性がないと考えていいですね!「1年前2年前とはまるで別人のように変化した!」と思わせてくれる彼は本物です。絶対に手離してはいけません!
STEP4.最終的に絞り込んだ1人に逆プロポーズ!
「付き合わない恋愛」を何人か繰り返しながら男性に出会い続けていくと、そのうち、本当に自分にとって相性のいい男性がどんな男性なのかよくわかってみえてくるタイミングがあるんです。洋服をたくさん買って失敗を経験するとそのうち「自分に似合う形」がわかってくるのと同じです。
「結局、いつも同じような服を買っちゃうんだよね」と買い物をするたびに思うことってありませんか?「結局、私ってこういう男性が好きだし相性いいんだよな」がそのうち明確になってくるんですよね〜。
それがまだ明確にならないとしたらオーディション審査が足りていません。もっと出会って恋愛してみてください。いつも選んでしまう男性のパターンが自己認識できるようになると、それ以上にも以下にもブレるようなことってあまりなくなるんです。そうなった段階ではじめて「この人」と決めて一点突破します!
「私、あなたの子供産むから」「あなたと結婚するって決めたから」など、言葉は何でもいいですが、逆プロポーズです! 先に子供作っちゃうって作戦もありますよね。「あなた以外の人と結婚するのは考えられない」と言ってもいいんじゃないですか?^ ^ 結婚する前から彼のことを「旦那さん」と思って信じて疑わずに行動していたらそのうち現実はそのように動いていくと思いますよ!
やめたほうがいいのは「プロポーズは男性から」というおとぎ話を信じることです。
そのおとぎ話をずっと信じていると女性が結婚したいタイミングで結婚ができないので、すごく不自由なんです。
男性がプロポーズしてくれなかったら、ただ歳を取るだけですから。あまり大きな声では言えませんが、本当におとぎ話を信じて歳を取ってしまった女性が沢山いると思いますよ(>_
本当に大切なことはシンプルです。「この人と結婚する」と女性自身が選んで決めること。
もし結婚する自信がなかったとしたら彼に「どんな人と結婚したい?」と聞いて、その通りに自分を磨いて彼の好みに仕上げてみてください。
次回、斎藤美海さんの恋愛コラム記事【第33弾】は、7/8(土)21時配信予定!
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