税理士の資格を取得するには① そもそも税理士ってどんなことをするの?
中小企業や個人の税金にまつわるサポートをする仕事を「税理士」と言います。
日本国民にはいろいろな税金の納税義務があり、その税金が無事に納められるように、人々を助けます。
納税者の代わりに税金の申告を行う税務代理、税務署に提出する書類作成をする業務、確定申告期に税務署で税金についての不明点などの相談に対応する、税務相談など…。
税金にまつわる様々な書類作成や相談に乗るのが、主な仕事内容です。
税理士の資格を取得するには② 税理士になるためには…?
税理士になるためには、まずは税理士試験に合格し、税理士資格を取得しなければなりませんが、その税理士試験を受けるためには“受験資格”が必要となってきます!
大学や短期大学を卒業した方は、一般教養科目を含め法律学か経済学を1科目以上を習得していれば認められ、大学3年次以上であればそれに加え60単位以上を取得していることが条件です。
また、日商簿記検定1級や全経簿記検定上級の合格者には、受験資格が認められ、複式簿記の決算や仕訳、財務諸表作成業務などの実務経験が2年以上ある場合は、受験資格が認められます。
税理士の資格を取得するには③ 取得方法
税理士資格を取得するための試験は、年に一回実施されています。
税理士試験は、全11科目のうち“5科目”合格すればOK。
そのうちの「簿記論」、「財務諸表論」は必須科目となっており、必ず勉強しなければなりません。しかし、ほかの科目は選択となっているので自分の得意な科目を受けることが可能です。
さらに、1科目合格すればその科目は一生有効となるので、同時に5科目合格する必要はなく、例えば、毎年1科目合格し5年かけて試験を終了させてもよいのです。
税理士の資格を取得するには④ 勉強方法
時間や金銭的に余裕のある人は、日商簿記の学習を事前にしておくと有効です。
日商簿記の2級か3級を取得しておくと、税理士試験を抵抗なく受けることができるでしょう。
「簿記論」と「財務諸表論」を同時に学習すれば、さらに効果的☆
独学で税理士資格を取得することは、とても難しいです。
社会人の人でも、夜間や週末に時間を作り民間の専門学校などで勉強していくことをおすすめします。
いかがでしたか?
税理士試験はに合格し、税理士の資格を取得できれば、就職は安泰といえます。
また、社会人のあなたも、努力次第で税理士になることができます!
無理をしない程度に勉強を頑張って税理士の資格を取得しましょう♪
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