まずは、紙に全部を殴り書き!
やったことがない方は試してみて欲しいのですが、自分の内面で感じていることを紙に書くのは本当におすすめです。湧き上がってくる感情をとにかく何でもいいので書き殴ってみるんですよね!
実はこれは、私自身の体験に基づく対処法です。年齢でいうと17歳ぐらいの頃、仕事で辛い時期があって、そのたびに自己嫌悪に陥っていました。当時はとても繊細で感情のコントロールがうまく出来ず、帰宅途中のタクシーでずっと涙が止まらなかった日がありました。そしたら運転手さんが驚いたらしく声を掛けてくれて「なんでもいいから紙に書いてごらん」と教えてくれたんです。
『感情的になった時には、書いたらスッキリする。とにかく書き殴る。どんな事でもいいから。書き終わったら冷静になれるから、客観的に紙を見直してみて。次はどうやったら自分の問題が解決できるのか?と、アタマで考えはじめるんだよ』
この運転手さんに教えてもらった自己嫌悪の対処法が、大人になった今でも問題解決の原形になっています。このやり方をすると感情的な問題を理性によって解決できるようになるのです。
飽きるまで泣く!
ネガティブな考えにいきがちな人、鬱っぽい気分になって終わりが見えなくなってしまう人の共通点は、その状況に抵抗しているところです。
「病院で鬱と言われました」と相談に来る人に「そうなんですか!今はそういうタイミングなんだね。飽きるまで鬱でいれば?」と言うと、自分のタイミングでいつのまにか復活して元気に動きだすのを何度も目にしてきました。
自己嫌悪も同じく抵抗すると逆に時間がかかります。飽きるまで泣くとか、飽きるまで自分を嫌いになるとか、やり切ってしまえばいいのです。
「こんなことしても無駄だな」
「何もしないで時間が過ぎて老化するだけだ、、」
そのように考えられるようになれば復活のとき。「メンタル、冬の時代」を味わい尽くしたら、春はやって来るのです。
小さな自信からつけてみる!
意外かもしれませんが、自信家だと周りから言われている人にも自信がないという一面はあります。ただカッコをつけたくて、自信のない自分を表に出さないだけなのです。
あなたには憧れの大人はいますか?
その憧れの人でも、自信がない経験はしてきていると思いますよ^ ^ ではどのように自信をつけてきたのか?というと「小さな自信をつけること」を連続しておこなって、雪だるま式に大きな自信へと変化させていったのです!
このような質問を自分自身に問いかけてみて下さい。
「小さな自信をつけるには、私はどんな行動をしたらいい?」
出てきた答えが今のあなたにとっての正解です。それをすぐに実行するのです。1つ達成したらまた同じ質問をして、動いてみてください。
まだ自信が持てない時期には、大それた目標を持つよりも「コレなら私にも出来そうだ!」というぐらい小さなことを積み上げていったほうが、地に足が固まっていきます。そのうち目標も大きなものになっていくでしょう。大事なのは一歩一歩をしっかりと踏むこと。そうすることで大きな自信が手に入るのです。
ちょうど季節の変わり目。
新しい春の気分とともに試してみては?
睡眠、食事、運動
自己嫌悪に陥っている時には、睡眠、食事、運動のバランスがきちんととれているか確認するといいでしょう。驚くほどに体調とメンタルの状態は連動しているからです。
もっと踏み込んだ話をすると「欲しいものは何ですか?」と聞くと「時間」と答える人が割と多いと思います。
目の前の仕事や生活に追われてしまって心身ともにボロボロ状態だとすると、きっと、睡眠、食事、運動に意識を向けられる余裕などないはずです。となると、女性なら綺麗でいられなくなってしまいますし、仕事のクオリティーにもバラつきが出てしまいます。時間がない!と感じたときこそ、時間の使い方と作り方を見直してみるといいでしょう。そんなときにも、
「自分の将来のためにどんな時間の使い方をすべきだろうか?」「どんな生活習慣に切り替えるべき?」
落ち着いて紙に書き出してみると、これまでどれだけ無意識的に時間の無駄を生み出していたか、確認できますよ。
精神的に幸せでいるために必要なのは、自分の人生目的に沿った時間の使い方が日々できているということです。惰性で時間を過ごさないことです。
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