読書初心者におすすめ♪村上春樹の長編小説4冊

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根強いファンも多い作家・村上春樹さん。
「文章はリズムがいちばん大事」という本人の言葉通り、村上春樹さんの小説は一見難解に見えても、文章のリズムが良いので、軽快に読み進められるのが特徴。
そんな村上春樹さんの小説の中でも、今回は特におすすめしたい長編小説を4作紹介していきます。

村上春樹おすすめ小説①▶︎「ノルウェイの森」

引用:www.amazon.co.jp

1000万部越えを達成し、村上春樹さんの小説の中でも大ベストセラーとなったのが、この「ノルウェイの森」です。
2010年には松山ケンイチさん主演で映画化もされました!

物語は、タイトルにもなっているビートルズの「ノルウェイの森」を主人公である「僕」が耳にし、音楽から回想を巡らせるシーンから始まります。
そして僕の口から語られるのは18年前の話。僕が学生時代だった頃の話。当時の恋人「直子」の話。

18~22歳という青春であり、人間関係にとても悩む時期の僕や、そのほかの登場人物の葛藤が丁寧に描かれています。
大学生の方はもちろんのこと、その時代を懐かしむ方にもおすすめの一冊です♪

ノルウェイの森 上

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村上春樹おすすめ小説②▶︎「スプートニクの恋人」

引用:www.amazon.co.jp

この物語の冒頭は、「22歳の春にすみれは生まれてはじめて恋におちた」なんて文章から唐突に始まります。

すみれが恋におちた相手は、17歳歳上の既婚者。更には、同性だった。
そして、そんなレズビアンの女性に恋をしている24歳の「ぼく」が「スプートニクの恋人」の主人公。
そんな複雑な恋物語は、静かに日常を刻みます。
しかし、ある日、こつ然とすみれは姿を消してしまいます。

好きな人の喪失・孤独感。そして「こちら側の世界」と「あちら側の世界」という2つの世界の描写という村上春樹さんの得意分野が詰め込まれている小説です。

村上春樹おすすめ小説③▶︎「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

引用:www.amazon.co.jp

「世界の終り」に生きる「僕」と、「ハードボイルド・ワンダーランド」に生きる「私」のW主人公によって物語が進んでいく、村上春樹さんの上下巻の長編小説です。

「世界の終り」は、とても静かな世界です。
高い壁に囲まれた外界との接触が全くない街で、ファンタジーな話が紡がれます。

一方「ハードボイルド・ワンダーランド」は、私達の住んでいる街にほど近いような世界。
そこに住んでいた「私」が突然、壮大で奇妙な出来事に巻き込まれ、そこからドキドキの冒険活劇がくり広げられます。

この両極端の世界が交互に描写され、同時に進行していく「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」。
一体この2つの世界はどんなエンディングを迎えるのか。
読み進めれば進めるほど、続きが気になり、止まらなくなるおすすめの小説です。

村上春樹おすすめ小説④▶︎「海辺のカフカ」

引用:www.amazon.co.jp

村上春樹さんの小説にしては珍しい15歳の少年「カフカ」が主人公。
父親からかけられた呪いから逃れるために、東京都中野区野方の家から出て、深夜バスに乗り込み、遠くの知らない街の小さな図書館で暮らすようになるというこの物語。

孤独を心に抱えた登場人物を描くのがとても巧みな村上春樹さんですが、「海辺のカフカ」もそのひとつ。
冒頭のあらすじだけを読めば、少年の冒険譚で、いろんな経験を通して少年が成長していく過程を描いた小説のよう。
確かにそんな要素も見られるこの小説ですが、それだけで終わりはしません!

人によって解釈がさまざまであるとされるこの作品ですが、村上春樹さんは読者の質問にあえて回答をしていません。
あなたにとって「海辺のカフカ」はどのような小説になるのでしょうか…?
好みの分かれる作品ですが、とても充実した内容なので、おすすめです!

村上春樹さんの作品は、現実と虚実をないまぜにしたような、ハマってしまうと中毒性が高いものばかり。
一冊読んでみて、その文章が肌に合ったなら、ぜひどんどん読み進めていくことをおすすめします!

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