しっかり申請できている?「残業代」に関するルールをおさらい!

日本人の多くが悩む「残業」は、過労死などの問題でも最近特にフォーカスされている問題です。
ただひとつ言えるのが、働く私たちの権利として、残業には一定のルールがあるということ。
残業代を支払われていないというのはもしかしたら違法かも?泣き寝入りするその前に、しっかりとルールを確認して、理不尽な残業の撲滅や残業をした際には対価をしっかりもらえるようにしておきましょう。

知っておきたい残業代のルール①残業の基本的な考え方

勤務時間外に働いた対価として支払われる残業代。

きちんとその額を確認しないで受け取っている人が多いかもしれません。
しかし、残業代がいくらになっているのか、きちんと計算されているのか、そもそも残業代が支給されているのかを確認することは重要なんですよ!

自分の権利が会社に守られているかしっかりチェックしましょう。何かと理由をつけて残業代を支払わない場合は、違法になる場合もあるのであなた自身が把握しましょうね。

知っておきたい残業代のルール②残業代の計算方法は?

例えば時給2,000円で働いている場合、残業代は1.25倍の額が分単位で計算されて支払われます。

時給制ではなく月給制によって働いている場合にも、残業代は1時間あたりの時給を計算した上で支払われることとなります。

具体的な残業代の計算例を見てみましょう。
◆例
時給もしくは基準賃金が2,000円で働くAさんが、定時の5時を超えて3時間残業した場合

残業代=基準賃金(2,000円)×時間外労働の時間数(3時間)×割増率(25%)
=1,500円

知っておきたい残業代のルール③休日や深夜の残業代はさらに上乗せ

ちなみに、法定時間外労働と呼ばれる、定時以降の残業に加えて、休日労働や深夜労働の場合には、基準賃金にかけられる割増率がそれぞれ35%、25%以上に定められています。

深夜労働とは、午後10時から朝5時までの間に働いた場合を指します。

深夜労働の場合の賃金割り増しは、時間外労働をした際の基準賃金に25%上乗せされたものに、さらに25%上乗せされることとなります。

◆例
時給もしくは基準賃金が2,000円で働くAさんが、定時の5時を超えて深夜23時まで6時間残業した場合

残業代=A+B=3,500円
(A)基準賃金(2,000円)×時間外労働の時間数(5時間)×割増率(25%)=2,500円
(B)基準賃金(2,000円)×時間外労働の時間数(1時間)×【時間外労働の割増率(25%)+深夜労働の割増率(25%】=1,000円

知っておきたい残業代のルール④みなし労働時間制という制度も

残業代の計算方法と給与明細をチェックしてみると、残業時間にかかわらず月々の残業代が一定になっている人もいるかもしれません。

それは、「みなし労働制」と呼ばれる、制度が適用されているため。

例えば外回りの多い営業職の人や新聞記者さんのように取材などで不規則な時間帯勤務をする場合、残業代をきっちりと計算することが難しくなる場合もありますよね。

そんなときに適用されるのがみなし労働制と呼ばれる制度で、残業代の多い少ないに限らず、一定の手当が支給されているのです。

知っておきたい残業代のルール⑤フレックスタイム制の場合はどうなるの?

最近では、フレックスタイム制度を導入し、いつ働くのかを社員個人の裁量にしている会社も増えています。

女性の場合、これから子育てなどでフレックスタイム制度を利用する可能性もあるので、フレックスタイムで働いた場合の残業代の考え方も知っておきましょう。

フレックスタイム制度は、総労働時間といわれる、一定の期間でどれだけ働くかを決める基準があらかじめ設定されています。

例えば1週間で40時間の総労働時間が設定されている場合には、1週間で43時間働いた場合に、プラス3時間分の残業代が出てくるのです。
いかがでしたか?残業代の細かいルールは、知っているようで知らなかった人もいるのではないでしょうか?
企業で働く以上は、知っておきたい残業代に関すること。
仕事をする上での基本的な教養として、これを機会に覚えておくといいですよ!

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この記事を書いた人

川島ゆい

丸の内OLからフリーランスに転身してもう5年……。
おしゃれや毎日を充実させることを毎日考えていま…

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