女性に嬉しい効果いっぱいの日本酒風呂とは?
日本酒風呂とは、その名の通り湯船に日本酒を入れるだけの簡単な入浴法です。
長澤まさみ(ながさわまさみ)さんや藤原紀香(ふじわらのりか)さんなど、多くの女優さんやモデルさんが美容法として「日本酒風呂を行っている」と語ったことから話題となり、たくさんの女性が実践しています。
お風呂に入って身体を温めるだけでも、女性にとって嬉しい美容や健康、ダイエット効果を得ることが期待できるのですが、日本酒を入れることで何が変わるのか気になりますよね。
そこで今回は、毎日日本酒風呂を行うことで期待できる効果ややり方、デメリットなどについてご紹介します。
日本酒風呂が気になった女性はぜひチェックしてみてください。
日本酒風呂に毎日入ることで期待できる効果▶血行促進
湯船に浸かって身体をしっかり温めるだけでも血行促進効果を得られますが、日本酒には体温上昇効果があるので、お風呂に日本酒を入れることで相乗効果によってより体温の上昇を促すことができるんです。
体温が上昇すれば、全身の血液やリンパの流れもよくなるので、肩こりや冷え性の改善に役立ってくれますよ。
寒さが厳しい冬だけでなく、エアコンで冷えた身体を温めたいときにも毎日日本酒風呂に入ることはおすすめです。
日本酒風呂に毎日入ることで期待できる効果▶代謝アップ
血行が促進されるということは、代謝アップにも繋がります。
代謝が上がれば、脂肪を燃焼しやすい身体へと改善することができるので、ダイエット効果を高めることができるんです。
また、日本酒風呂に入って汗をかくことは、体内に溜まった老廃物や毒素も排出できるので、悪いものを身体に溜め込まないデトックス効果も期待できます。
代謝アップ×デトックス効果で、さらにいいサイクルにすることができるので、毎日日本酒風呂に入りたくなるのではないでしょうか。
日本酒風呂に毎日入ることで期待できる効果▶アンチエイジング&美肌効果
日本酒には、「抗酸化物質」といわれている“フェルラ酸”が含まれています。
酸化物質とは、食品添加物や防腐剤など身近なところに含まれているのですが、肌の老化を早めてしまうものでもあるんです。
肌の老化が進むと、シワやたるみなどが気になってしまうのですが、日本酒風呂は酸化物質を分解する働きがあるので、毎日入ることでアンチエイジング効果を期待することができるんですよ♪
また、美容成分としておなじみのコウジ酸も含まれているので、シミやシワ、たるみなどを防ぎながら透明感のある肌を目指すことができます。
日本酒風呂に毎日入ることで期待できる効果▶肌の保湿&保温
続いてご紹介する、日本酒風呂に毎日入ることで期待できる効果は、肌の保湿&保温♪
日本酒風呂には、肌の保湿や保温効果もあります。
湯船に浸かっているときは、身体がポカポカしていると思うのですが、お風呂から出ると「手や足先が冷たい」と感じたことはありませんか?
これでは身体が冷えてしまっているので、一時的に血行や冷えが改善されてもすぐに悪循環に戻ってしまうといわれています。
なぜ日本酒には保湿&保温効果があるのかというと、保湿成分で有名なオリザブラン(米ぬかエキス)や、肌の奥まで浸透するアミノ酸など、嬉しい効果が期待できる成分の塊だからです。
肌の奥にまで潤いを届けたあとはしっかり閉じ込め、しっとりとした肌質を保つとともに、体温もしばらく保ってくれるのでポカポカした状態で眠りにつくことができますよ。
日本酒風呂に毎日入ることで期待できる効果▶アトピー改善
日本酒風呂にはこれまでご紹介した通り、血管を広げ血行をよくする効果や活性酸素を除去する効果、保湿&保温効果が期待できることから、アトピーなどで悩む女性にもおすすめだといわれています。
毎日入ることで、しっとりした肌質に改善することができるそうなので、肌が乾燥しやすい女性やアトピー性皮膚炎の女性はぜひ試してみてください。
また、日本酒風呂にはシミやそばかすの原因になるメラニン色素の働きを抑制する効果が期待できるαエチルグルコシドという成分も含まれてるので、紫外線によるシミなどを防いで「美白効果を得たい」という女性にもおすすめですよ♪
効果を最大限に引き出す、日本酒風呂のやり方①入浴前の準備
毎日日本酒風呂による効果が分かったところで、早速日本酒風呂のやり方をチェックしていきましょう。
入浴前、入浴中、入浴後ごとにポイントがあるので、それぞれ意識してみてくださいね。
《入浴前の準備》
①38度前後のぬるめに設定し、お湯を張ります。
②お湯が溜まったらコップ3~4杯分、湯船に入れます。
③お風呂に入る前に、コップ1杯の水分補給をしておきましょう。
準備はたったこれだけですが、注意点は「純米酒」というように余計なものが入っていない日本酒を使用することです。
合成清酒だと日本酒の効果を得ることができないので、選ぶときは注意してみてください。
また、コップ3~4杯分が目安ですが、半身浴をするときや香りでも酔いやすい女性は量を減らして入れるようにしましょう。
効果を最大限に引き出す、日本酒風呂のやり方②入浴中
日本酒風呂に入る前は、必ず身体を洗って清潔な状態にしてから入りましょう。
日本酒風呂は洗浄力が高いので、身体についた汚れが湯船の中に染み出てしまう可能性があるからです。
また、入浴剤と同じで日本酒を入れた後は、追い焚きはしない方がいいといわれています。
入浴時間としては、10分から20分くらいを目安にしてみてください。
長く入ればそれだけ効果を得られるのではなく、毎日継続することが大切なので、長風呂をして疲れてしまわないように無理はしないようにしましょう。
また、血行促進効果が高い分、汗もかきやすくなると思うので脱水症状にならないようにペットボトルを持っていき、こまめに飲むように心がけてくださいね。
身体を冷やさないように、常温の水を用意するのがおすすめです。
効果を最大限に引き出す、日本酒風呂のやり方③入浴後
日本酒風呂から出たあとは、シャワーで身体を流さなくても大丈夫です。
そのまま肌触りのいいタオルで優しく水分をふき取ってあげると、潤いやしっとり感を実感することができます。
ただし、発汗を促すために粗塩やバスソルトを加えた場合や、保湿効果を高めるためにはちみつを加えた場合は丁寧に洗い流すのがおすすめです。
入浴後は肌が柔らかくなっているので、全身の保湿を行ったら、保温効果を持続させるためにレッグウォーマーなどで身体を温めましょう。
また、入浴後のコップ1杯の水分補給も毎日忘れないようにしてくださいね。
毎日入る日本酒風呂のデメリット
毎日日本酒風呂を行うことで、女性にとって嬉しい効果をたくさん期待することができるのですが、少なからず出費がかさんでしまうことも……。
高価な日本酒じゃなく、紙パックに入っているような日本酒でもいいのですが、入浴剤などに比べると高くなってしまいますよね。
毎日使うとなるとすぐに終わってしまうので、1回分の量をコップ1~2杯の量に減らすこともひとつの手です。
また、血行がいい女性が日本酒風呂を行うと、かゆみが出てしまうこともあるので、肌や身体に合わないと思った場合はすぐにやめるようにしてくださいね。
多くの女性が取り入れている日本酒風呂の効果ややり方についてご紹介させていただきました。
毎日続けていくことで肌質や体質を改善することが期待できるのは嬉しいですよね♪
注意点やデメリットもしっかりチェックした上で、正しく行って日本酒効果を実感してみてください。
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