大人女子に読んでほしい♡江國香織のおすすめ小説・エッセイ4冊

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とても綺麗で繊細な描写が魅力的な作家・江國香織さん。
何気ない日常すらも美しく描く江國香織さんの著書は小説はもちろんのこと、エッセイもおすすめです。

江國香織おすすめ小説▷さまざまな人生模様が見える「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」

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10の短編で、10通りの恋愛模様が描かれている小説です。

短編ですから、その恋愛模様のはじまりから終わりまでが全て書かれている訳ではありません。ほとんどが1シーン程度のものです。
でも、その1シーンを特別な宝物のように切り取って、丁寧に描くのが江國香織さん。

江國香織さんのあとがきには、以下の通りの言葉が書かれています。
「人生は勿論泳ぐのに安全でも適切でもないわけですが、彼女たちが蜜のような一瞬をたしかに生きたということを、それは他の誰の人生にも起こらなかったことだということを、そのことの強烈さと、それからも続いていく生活の果てしなさと共に、小説のうしろにひそませることができていたら嬉しいです。」

この言葉の通り、10の短編の1シーンだけしか書かれていないのにも関わらず、登場人物たちの過去やこれからまでもを鮮やかに想像することができるのがこの小説のおすすめどころです♡

泳ぐのに、安全でも適切でもありません

¥497

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江國香織おすすめエッセイ▶︎辻仁成さんとの往復書簡エッセイ「恋するために生まれた」

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江國香織さんと辻仁成さんは「冷静と情熱のあいだ」や「左岸・右岸」で一緒に小説を作り出しています!
そんな二人による恋愛論がいろんな角度から語られたエッセイ本が「恋するために生まれた」です♡

この本は、二人が手紙のやりとりをしているかのように進んでいくのが特徴。
読者はその二人の恋愛談義を覗くような形になります。
主となるテーマは「恋」ですが、小テーマとしては、「愛と孤独」・「恋と愛」・「セックスと気持ち」・「結婚と離婚」・「純愛と不倫」・「死と別れ」というように、多岐に渡って恋が語られていて、読み応えは抜群です‼︎

筆者が読んでいて、特に感心してしまったのは、江國香織さんの「『束縛する』は実質的に受動態でのみ可能な動詞で、されることは可能だけど、することは不可能」なんていう言葉。
これ、文章好きといいますか、国語好きにとってはすごく気になる話だと思います!

気になってしまった方、それから江國香織さんと辻仁成さんの書かれる小説が好きな方には、かなりおすすめできるエッセイです♪

江國香織おすすめ小説▶︎さまざまな男女の関係を描いた「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」

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はじめに言います。この小説は不倫の話です。
しかも、長編の中でいくつもの不倫の話が描かれます。自分勝手な登場人物も多いです。
でも、それだけに人間らしさ(弱さ・強かさなど)が丁寧に描かれています。

好みの分かれる本だとは思いますが、その分、ハマる人はどっぷり江國香織ワールドにハマれる小説になっています。

登場人物たちは、素敵な旦那を持っている女性もいれば、仕事のできる女性にみんなが羨むような美貌を持つ女性もいて、いわゆる勝ち組と呼ばれるような女性ばかり。
それにも関わらず、どこか満たされない空虚感をもっている…。

私たちの日常だって、笑顔でいたって、何か物足りなさを感じてる人も多いんじゃないかなと思います。
そんな心の隙間を持っている人には、ぴたりとハマる小説かもしれません!

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木

¥702

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江國香織おすすめ小説▶︎大人のための絵本「ホテルカクタス」

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江國香織さんと言えば、恋愛小説作家のイメージがとても強いですが、絵本チックな小説もいくつかあって、その内のひとつがこの「ホテルカクタス」です。
数ページ置きに挿入されている挿絵は、「佐々木敦子」さんによるものです。

ホテルカクタスの登場人物は、「数字の2」と「きゅうり」と「帽子」。
あだ名ではありません!その名前から想像する通りの一風変わった彼らがホテルカクタスで過ごす日々を描いた童話のような小説です。

読み始めは不思議な登場人物たちに頭が混乱してしまうかも。
でも、それぞれ個性をもった登場人物たちなので、気付けばそれぞれに愛着がわいてしまうこと間違いなし!

江國香織作品は読みたいけど、恋愛小説はあんまり得意じゃないなあ…という人にもおすすめの一冊です♪

ホテルカクタス

¥562

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江國香織さんの小説の魅力は、現実と非現実の狭間をふわふわ漂っているかのようなシャボン玉のように繊細で丁寧な描写だと思います。
その今にも壊れそうな、でも、そこにずっと居たくなるような…。
そんな空気感にハマりたい人は、ぜひ江國香織さんの著書を色々読み進めてみてください♪

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