今読んでも楽しめる!エミール・ゾラのおすすめ小説4つ

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自然主義を定義したフランスの小説家「エミール・ゾラ」。
その後の文学界にとても大きな影響を与えた、エミール・ゾラのおすすめ小説を紹介していきます♪
(※自然主義とは、自然の事実を観察して、それを美化せずありのままに真実を描くことです。)

エミール・ゾラのおすすめ小説①「居酒屋」

引用:www.amazon.co.jp

19世紀のパリを舞台にして描かれた小説「居酒屋」。
主人公となるのは、2人の子どもを持つひとりの女性。
彼女が子どもの父親である男(夫ではありません)に捨てられるという悲しい展開からはじまる物語です。

彼女はその後、素敵な男性に出会い、今でいうような"クリーニング屋になりたい"という夢も一度は叶えるのですが、その幸せも長くは続かず……。

悲劇的な物語ですが、それをとにかく淡々と事実を述べるだけの形で進むのがエミール・ゾラの小説です。
人間らしい醜さや自分勝手さがつまっていて、人間の本質を描き出す小説が好きな人には、絶対におすすめの小説です♪

居酒屋

¥1,015

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エミール・ゾラのおすすめ小説②「オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家 ゾラ傑作短篇集」

引用:www.amazon.co.jp

エミール・ゾラの入門書的な「オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家 ゾラ傑作短篇集」。
表題になっている「オリヴィエ・ベカイユの死」と「呪われた家」を含む5つの短編小説を集めた,
おすすめの小説集です。

体が動かず、端から見れば、まるっきり死人に見える男が主人公の「オリヴィエ・ベカイユの死」はとても面白い。
男は、体を動かすことはなんにもできないけど、意識だけはハッキリしている。
そんな男の葛藤をコミカルタッチで描いた小説です☆

喜劇的な面と悲劇的な面があるので、読んでいるとクスリと笑えつつも、ちょっぴり切ない気持ちになります。

オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家 ゾラ傑作短篇集

¥1,210

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エミール・ゾラのおすすめ小説③「ナナ」

引用:www.amazon.co.jp

はじめに紹介した小説「居酒屋」。
この小説は「居酒屋」では主人公だった女性の娘、「ナナ」が主人公になっている小説です。
とは言え、「居酒屋」を先に読んでいなくても、十分楽しむことのできる小説なので、エミール・ゾラを初めて読むという人にもおすすめ♪

ナナは娼婦、そして舞台女優として、男性をとても魅了する女性。
この小説は、男性が次から次へとナナの虜になり、その身を滅ぼしていく姿が、エミール・ゾラの自然主義な文章で淡々と描かれています。
美しい顔立ちに男性好みの肉感的な体。
そして、子猫のように自由奔放なナナは、決して悪い女ではないと、読んでいて思えるのがまた彼女の恐いところ!

この作品を書くために、エミール・ゾラはたくさんの女性に取材をしたとのことで、そんなこともあってかナナは魅力的ながら、とても女性らしいんです。
その緻密な女性らしさの描写。そして、情景が映像で流れ出しそうなほど美しい描写がおすすめの見どころです♪

ナナ

¥961

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エミール・ゾラのおすすめ小説④「ボヌール・デ・ダム百貨店」

引用:www.amazon.co.jp

そのタイトル通り「ボヌール・デ・ダム百貨店」というとある百貨店を舞台にした小説です。
百貨店とは、言ってしまえば人の欲望渦巻く華やかな場所。

百貨店側はあの手この手で客の購買意欲をかき立てようとするし、それに対して客は見栄や集団心理で購入してしまうし……。
そういった人間の本質をそのまま書き出すなんてことは、エミール・ゾラにとってはお手の物。

大きな力を持つ百貨店が、昔からある小さな商店を食いつぶしていくなんてシビアな描写は、それこそ今の日本でも問題とされていますよね。
なのに、初出版が1883年の小説だなんて信じられないぐらいの、おすすめ作品です!

国も年代も違えど、いつの世も人の欲望もそんなに変わらないのかも。
そう考えさせられるおすすめ小説です。

ボヌール・デ・ダム百貨店

¥4,104

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エミール・ゾラのおすすめ小説はいかがでしたか?
エミール・ゾラは世界的に有名な小説家なのですが、日本では最近になって知名度が上がり始めています♡
まだ文庫化された小説が少なく、なかなか手に取りにくいのが切ない!今後に期待したいところです♪

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