ボツリヌス・トキシンで不快な汗をストップ!多汗症の治療法とは?

暑い夏でも寒くなる冬でも脇汗が気になって仕方がない、という方や手の汗が気になって人と握手するのが苦手という方。
それは多汗症と呼ばれる症状かもしれません。汗の悩みは普段から色々なことに気を使いそれだけで疲れてしまいますよね。
そんな方に一度検討してみて欲しい、多汗症治療の一つ「ボツリヌス・トキシン」に関してご紹介します。

この記事の監修

品川スキンクリニック 札幌院 院長 Dr. 小林 雅郎

そもそも「多汗症」ってどんな症状のこと?

暑いわけでもなく、激しい運動をしたわけでもなく、普通に過ごしているだけなのに多くの汗をかいてしまう多汗症。

多汗症を持つ多くの人の原因は、精神的なストレスや緊張とされています。特に人前に出て緊張する場面やプレッシャー、不安を感じているときに汗が多くなるのです。

バセドウ病や結核、糖尿病などといった病気を患っていると多汗症になることがあるので一概には言えませんが、ホルモンバランスの乱れや生活習慣の乱れも精神状態に影響を及ぼしやすく、多汗症の原因の一つといわれています。

人よりも多くの汗をかいていると自覚すると「汗をかきたくない、かいてはいけない」と考えることが多くなり、それが更にストレスとなって汗をかくことに繋がってしまうというのが多汗症のサイクルの一つです。

そんな多汗症に効果的といわれる治療法の一つ「ボツリヌス・トキシン」についてご紹介します。

汗に悩まされたくない……「多汗症」の治療法

多汗症の治療法には切開が必要なものと、メスを使わない「ボツリヌス・トキシン」、そして「ボトックス」といわれる方法があります。
今回は「ボツリヌス・トキシン」の治療法についてご紹介します。

タンパク質の一種であるボツリヌス・トキシンは、筋肉の収縮を弱める働きがあります。そのボツリヌス・トキシンを、汗を分泌するエクリン汗腺という箇所に注射することによって、エクリン汗腺の働きを抑止し汗の量を軽減させます。

汗の量が気になるワキや手のひら、額などに注射をするだけなので、施術時間は5〜10分と短時間で終了します。

多汗症治療「ボツリヌス・トキシン」の効果持続時間

注入するだけで多汗症の治療が終わるボツリヌス・トキシン。気になるのはその効果の持続時間ですよね。

体質によりますが半年前後の間は汗の量を抑えることができ、もちろん汗が減ることで匂いも軽減することができます。

汗をかきやすい時期である夏に施術を受けることがおすすめです。
また定期的に繰り返して治療を続けていくことで、エクリン汗腺が萎縮して持続時間が長くなっていったり、効果が増していったりすることもあります。

多汗症治療「ボツリヌス・トキシン」によるデメリット

施術時間わずか5〜10分程で半年前後の効果を得られる多汗症治療、ボツリヌス・トキシン。

多汗症治療でボツリヌス・トキシンが用いられて起こる重篤な副作用などは、特に報告されていません。

あえてデメリットといえば、
✔何度も治療を繰り返さなければならない
✔エクリン汗腺が萎縮することはあっても、完治にはつながらない
この2点です。

定期的に多汗症治療を受けるとなるとやはり費用もかかりますが、永久的に効果を得られる切開が必要な多汗症治療に比べると、傷跡の心配などはありません。
一度ボツリヌス・トキシンを使った多汗症治療を行い様子を見て、その後の多汗症治療を考えていくという方法がおすすめです。
不快な汗を抑えてくれる「ボツリヌス・トキシン」についてご紹介しました。
誰かに汗を見られているかも……というストレスは相当なもの。
多汗症治療にも様々な種類があるので、どれがご自身に適切なものなのかクリニックで一度相談してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

霧島ゆな

初めまして。スイーツとオシャレが大好きで、他には映画を見ることも大好きです。

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