原因① 友達が自分と同レベルだから
まず、どうして他人の幸せに嫉妬心が芽生えるのでしょう。
嫉妬は「自分と同レベルもしくは、自分より少し上の人に対して湧き起こる感情」です。
極端な例えですが……生まれ持った容姿が全く違う海外セレブには、嫉妬しませんよね?
しかし、同い年くらいの日本のアイドルには、嫉妬心が芽生えやすいのです。
つまり、幸せ報告をされても喜べないのは「その幸せは、あなたが手に入れることができたかもしれないもの」だからなんです。
素直に喜べるのは、興味がない証拠かも
反対に、友達から幸せ報告を受けた時に素直に喜べるのなら、あなたはその友達に関心がないのかもしれません。
芸能人の熱愛報道でも、熱狂的なファンがいるイメージがないタレントさんの方が、祝福されることが多い気がしませんか?
原因② 優越感が崩れた
自分のレベルまで相手を勝手に引き下げ、劣等感を感じないようにすることを「引き下げの心理」と言います。
悪口を言ってしまうのも、この心理が原因です。
あなたは引き下げの心理に加え「他人より裕福でいたい」「人より幸せであることが自分の幸せ」といったような考えを、無意識に持っていたのかもしれません。
そういった、勝手に作った優越感が崩れたので、友達の幸せを素直に喜べないのです。
対処法① 不幸チームの女子会には参加しない
ここからは、対処法をご紹介します。
まず、こういう時に自分と似たような友達とのガールズトークはおすすめしません。
話してスッキリするタイプなら問題ありませんが……グチって虚しくなるオチだとわかっている人は、やめておきましょう。
「類は友を呼ぶ」という言葉があるので、不幸チームと話すのなら、嫉妬心が湧かない幸せチームに入って、幸せをお裾分けして貰う方が良いでしょう。
対処法② 自分を満たす
嫉妬心は自分の現状に満足していれば、湧くことはないと思います。
ひとつ勘違いしないで欲しいのが、友達に彼氏ができた時に自分にも彼氏がいる状況、というようなことではありません。
恋愛に限らず、仕事・プライベートが充実していると、自分に余裕が生まれるので、他人とあまり比べなくなります。
比べなければ嫉妬は生まれないので、もう少しスケジュールを埋めてみると良いかもしれません。
対処法③ チャンスと考える
「羨ましい」と思ったのなら、友達が手にしたものは、あなたも欲しいものなのかもしれませんね。
欲しいものに気が付いた時はチャンスです!
そして、もうすでにその友達はあなたのアドバイザーなんです。
対処法②のようなことを心がけ、アドバイスを受け取る準備をしましょう。
準備が整ったのならアドバイザーからアドバイスを貰い、欲しいものを手に入れるヒントを見つけてください。
対処法④ こだわりを捨てる
反対に「それは本当に自分の欲しいものか?」自問自答してみるのも良いでしょう。
もし友達の幸せが“できることなら自分も手にしたい”くらいのものなら、それにあまりこだわらない方が良いです。
なぜなら、その理想を叶えることにこだわり過ぎ、感じられるはずだった幸せを、感じることができなくなる可能性があるからです。
強いこだわりは不幸を生みます。
「こだわりはわざわざ自分を不幸にしているようなもの」だということを、覚えておいてください♪
ただ単に嫉妬しているだけでは、エネルギー・モチベーションは生まれないと思います。
幸せ・不幸に限らず他人から報告を受けた時は、自分の視野を広げるチャンスです。
幸せ報告をマイナスに捉えるかプラスに捉えるかは、あなた次第なんです。