1.男を選ぶ女であること。
たとえば、誰もが結婚したいと思うような高級物件の男性に実際に選ばれている女性がどんな人達なのかよく知っていますが、観察しているとわかるのは「男を選ぶ女」であるということと「男に幸せにして貰おうなんて思ってない。私があなたを幸せにする!」と考えているところです。
逆に遊ばれてしまう女性達の共通点は「男に選ばれたいな」「男に幸せにしてもらいたいな」と考えているところです。ようするに、仕事も愛もゲットできる女性は地に足のついた生活を送りながら、成熟した考えを持っていることになります。「彼女たちは男を成長させられる人なんだ」とある男性が言っていましたね。「男を選ぶ女」は彼がモテることぐらい百も承知です。自分以上にいい女がいたら彼はそっちに行くことぐらい分かっています。だから用意周到ですし、一瞬も手を抜かないんですよね~!
今日勝てたかもしれないけど明日も勝ちが続くかどうか分からない状況で勝ってきた実績のある女性だけが、「男を選びたいと思ったらもう誰でも選べるんだよね。あとは私のタイミング次第かな。
どんな関係になりたいかも、本気か遊びかどうかも私が決める!」というレベル感にいると思います。高級物件の最終審査で勝ち抜くような女性は一握りですが、やはり、自信が尋常ではないのです。目には見えない圧倒的な女としての地位を確立しているからです。
2.「どこにでもいる普通の女」にはならない。
先日、お買い物をしていたらあるカップルに遭遇しました。30代前半の男性が23歳ぐらいの奥さんを連れて歩いていました。「うわ!この男性、超モテそう!こんな人いるんだ!」というのが、後ろ姿でわかるぐらいの雰囲気を感じました。その“モテモテ男”は奥さんとは最近結婚したばかりで、その前のカノジョさんとは交際が10年近く続いていたらしいのです。20歳の頃から10年間付き合って30歳になった時にカノジョさんは彼に振られてしまい、しばらくして、今の23歳の奥さんと結婚したと聞きました。
「私が全部悪かったの...。彼は私に何度も忠告をしたけれど私は聞かなかった。私はこれからどうやって生きたらいいのかわからない。私の犯した最大のミスは、彼が出会う他の女性たちと私が何ひとつ変わらないところだった。私の替わりができる女性は他にも大勢いた.....」と、元カノジョさんは話していたそうです。
「あー、それは振られるパターンだよね。やっちまったな(涙)」という感想しか正直でてこなかったです。その元カノジョさんともし友達だったらきっと振られる前に真剣に怒っていたでしょう。
「彼に捨てられたくないならよく聞いて!市場価値とは希少性で決まるの!モテる男はいくらだって女を選べる。どこにでもいる普通の女をゲットするのは簡単でつまらないと考えてる。だからね、君が欲しいと男が言ったとしても、ゴメン!男に困ってないんだよね!と言って売ってあげないぐらいでちょうどいいし実際いつでも男に困らない自分でいなきゃダメ。
いい男に囲まれている自分でいなきゃ。そうするとモテる男の人達は本気になる。そんな女を他では見たことがないよって価値を誰よりも多く、作り続けなきゃいけない。あと、もうひとつ。30にもなって失敗から学べない女性に世間も男も冷たい。なんでもっと、早く修正しなかったの.....?」
3.女としても勝つけど仕事で勝つことも忘れない。
例えば、社会人男性の勝ち方はとってもシンプルだと思います。仕事に自分の全てを賭けて結果を出して稼いでいれば女性は優しくしてくれます。自分から口説かなくても女性から口説いてきてくれるような世界です。彼らは、好きな女性のために人生を変える必要がありません。それなら自分の人生に合わせてくれるルックスが良くて性格もいい女性がいくらでもいるのでその中から選べばいいだけなんです。
しかし、女性の場合は複雑です。
女性が「仕事だけ」に集中してバリバリと結果を出して明らかにお金がありそうな匂いがしてくると、女として見てくれるのはだいたい「ヒモ男」です。調子のいいことを言ってチヤホヤはしてくれます。もしかしたら、世界で一番美しいお姫様のような扱いをしてくれるかもしれません。ですが、正直、彼らはお金を持っていなければ近寄ってくるのかどうかはわからない人たちです。
そういう事情を理解したうえで、割り切ってペットだと思ってお金で飼う選択をした女性は結構幸せになるんじゃないかな?と思います。可愛いペットを選べばいいだけですし、長く一緒にいれば愛情が芽生えてきます。つまり何が言いたかったかというと、女性が「仕事だけ」に集中するのでは、いい男を引き寄せる吸引力にはならないということです。
大人になっていい男を引き寄せている女性は具体的にどうしているかというと若い頃から「女の実績」を作っているのです。女性自身の職種はあまり関係ありません。30代でいい男と付き合えている女性の元彼がどんな人だったか観察するといいですよ。早い人だと20代前半ぐらいからめちゃくちゃいい男に愛されていると思います。いい男はその「実績」を見抜くのです。20代でどんな男にモテてきた女なのか、オーラや話した感じからすぐにわかるものです。
「全てを手に入れたい」と野望を持っている20代女性が命をかけてやったほうがいいことは「仕事の実績作り」と「女の実績作り」です。2つの軸を同時進行で進めながらコツコツとやることをやってトップまでいってください。
中途半端なレベルで決して満足しないことです。人生が劇的に楽しくなるのは、仕事の実績と女の実績のレベル感が高まりはじめた頃です。ライバルが一生懸命努力しても誰も追いつけないポジションに1日でも早く辿り着くことです。
30歳の誕生日を迎えた日に「よし!大変だったけどなんとか人生乗り切った!」と自分自身にOKが出せること。そして更に上を目指すこと。この成功体験が基盤となって30歳以降の人生が輝きます!
4.「彼を自慢したい女」よりも「彼を守りたい女」のほうが尊敬される。
まだ経験が浅い女性がやってしまう間違いが「私の男」を自慢してしまうことかなと思います。女性がSNSに彼氏の写真を載せたりタグ付けする行為は、学生や社会経験の浅い彼なら何も問題はないんです。ですがそれを社会的な責任が重い高収入の男性相手にやっているとしたら大変です。
ある男友達が「女性は高収入男性と結婚したいって言ってるけどさー、年収1000万の男がどんなことに悩んでいて、年収2000万、3000万と上がるにつれて、悩みの質が変化することとか、知ってるのかな?」と言っていましたね。
私が見てきた経験則でしか言えないですが、だいたい1500万を超えてきたぐらいから男性は女性に超厳しくなります。「彼は私の男なのよ」と自慢したい女性自身のブランディングツールに男性が使われたとしたら、1500万〜2000万ぐらいの男性は本気で怒ります。というかまず、そのようなことをしそうな女性は距離を置かれて選ばれないかもしれません。それ以上の年収の男性の行動はちょっとぶっ飛んでいるのでさすがにここには書けませんが....。
逆に尊敬されるのは口が堅い女性ですね!彼のプライベートを守りたいんだと純粋に考えられる女性です。2人の関係がうまくいっていたら、彼とのプライベートをわざわざ「見てください!」みたいに公表する必要ってほぼないじゃないですか。それでお互いの仕事にメリットがあるならいいですけど現代はデメリットのほうが大きそうです!
自分の名前で生きていこうとする意思のある女性は、彼をブランディングに使う必要性がありません。というか、自分の底力を信じていたら自分以外のもので着飾らなくても良くなってしまうのです。そのぐらい情熱と気合いが入った女性が、全部をゲットします!
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