厄年とは?
厄年というと良くないことが多く起こる年齢といわれて恐れられていますが、厄年の長い歴史から考えるとそんなに怖がるものではありません。
厄年をしっかり理解することで厄年に振り回されて自分の人生を台無しにしてしまうことも防ぐことができるので、まずは正しく厄年を理解することが大切です!
厄年の始まりは平安時代から既に存在していて、地域や宗派によって異なる場合もありますが女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
その年の前後も前厄後厄として、本厄と同じくらい注意が必要な期間です。
実はこの厄年の年齢というのは、女性にとって体の変化が起こりやすい時期といわれています。
そのため、昔からこの年には体を大切にした方が良いという言い伝えが、災いが起こるなど誇張されて伝わっていったのではないでしょうか。
つまり、気を付けるべきは「体調管理」ということ!なんですよ♪
厄年にやってはいけないことがある!
厄年でやってはいけないこととされている中には、結婚・引っ越し・転職など人生の転機に関わることも挙げられていることも多いですよね。
しかし、晩婚化が進んだ現代では、32・33・34歳で結婚を避けていてはせっかくの縁談も破談になりかねません!
つまり、これらの厄年でやってはいけないことというのは表面的なことで、本当の意味で厄年でやってはいけないことというのは別のことなのです。
これから、本当に厄年でやってはいけないことを詳しくご紹介していきます。
厄年にやってはいけないこと
①厄年を気にしすぎる
厄年ということを気にしすぎるあまり、その1年を無駄にしてしまうことはもったいないこと!
よく厄年は消極的に過ごすのがいいといわれていますが、女性の30代を消極的に過ごしていたら人生の素敵な時間を無駄にしてしまいますよ。
厄年を気にしていつもより慎重に行動したり考えたりすることはいいですが、厄年だから何もしないなんてことはやってはいけないことです。
いつもよりも慎重に決断することで、厄年だからといって消極的に過ごすことに一生懸命にならないで!
厄年を気にするのも、よく考えたり時間をかけたりなど良い方向に気を付けましょう。
②やりたいことを我慢してしまう
厄年でやってはいけないことに結婚や転職、引っ越しなどを挙げられることが多いですよね。
しかし、厄年が多い30代は、仕事でもプライベートでも動きが多い時期!
厄年だからってやりたいことを我慢していては、大きなチャンスも逃してしまいますよ。
厄年の時期は大きな決断が多くなる時期でもあるので、決断するときにはよく考えなさいという意味も込められているのかもしれませんね。
厄年でもやりたいことがあるなら、よく考えて後悔しない選択をするようにしましょう!
③なんでも厄年のせいにする
最初にもご紹介したように、厄年というのは体の変化が起こりやすく体調を崩しやすい年齢なのです。
だからこそ、厄年だから結婚できない……。厄年だから仕事が上手くいかない……。となんでも厄年のせいにしてしまうことこそ本当にやってはいけないこと!
厄年を気にしすぎて何か良くないことが起こるたびに「厄年だからだ!」と言っていると、周囲からも呆れられてしまいますよ。
自分で決めたことは結果がどうであれ、自分の行動に責任を持つようにしましょう。
④お祓いなどに頼りすぎる
厄年というのは、何か自分によくない霊などがとり憑いているというわけではありません。
神社で祈祷してもらうのは日本の伝統的な習慣で、いわば恒例のお祭りや儀式のようなものです。
やってはいけないことではありませんが、祈祷以外のお祓いを進められたら警戒するべき!
厄年でヘタな占いに行くと、なにかと理由を付けて不安をあおってくるような占い師もいるそうです。
そういった厄年の不安をあおるような人からは距離を置くようにしましょう。
不安に思っていることに付け込まれると、自分では大丈夫と思っていてもいつのまにかハマってしまったりするものです。
不要なお祓いなどを必要以上に勧めてくるようなことがあったら、はっきりNOを示しましょう!
⑤精神的にも体力的にも無理しすぎる
女性の30代は働きざかり!もしかしたら、厄年の33歳前後や37歳前後は子育てしながらバリバリ働いていくことになるかもしれません。
そんなときに、精神的にも体力的にも無理しすぎるのはやってはいけないこと!
何度も言うように、厄年の年齢は体の変化が起こりやすい時期。
だからこそ、無理しすぎるのは1番やってはいけないことです。
しかし、家事も育児も仕事もやらなくてはいけない……。
そういうときには、手を抜くことを覚えましょう!
1番は家事負担を減らすことがおすすめです。
ちょっと高くても家事が楽になる家電に出費を惜しまないことや、家事代行を上手に利用することも大切ですよ♡
⑥健康面の診察を先延ばしにする
仕事やプライベートが忙しいと、会社での健康診断の再診察など後回しにしがちですよね。
しかし、厄年の時期は健康診断で引っ掛かったら、すぐに再検査を受けるようにしてください!
体調が悪いと感じているのに、病院に診察に行く時間をとらないのもやってはいけないこと!
厄年の年齢になったら、今まで以上に自分の体の変化に敏感になるべき。
やっかいな病ほど進行が早いので、体調不良を感じたらなによりも診察を受けることを優先させてくださいね!
⑦大きな環境の変化
厄年では大胆な行動をしないということよりは、心や体に負担をかけない過ごし方がおすすめです。
とくに人間にとって大きなストレスとなるのが、大きな環境の変化です!
厄年で結婚や引っ越し、転職がやってはいけないことといわれているのも、大きな環境の変化が体に負担をかけてしまうからでしょう。
もし、ストレスや環境の変化に戸惑うことがあったら、精神面を落ち着かせるのが大切です。
ヨガや自然の多いところに旅行に行って、心と体をリラックスさせるようにしてみてくださいね♪
⑧危険が伴うことをする
これは厄年だからやってはいけないことではなく厄年以外でも注意すべきことですが、危険を伴うような行動は絶対NG!
とくにスマホを見ながら何かするということは、ついやってしまいがちなこと。
ながら歩きやながら運転は、取り返しのつかないことになってしまいかねません!
厄年という時期を改めて自分の生活態度や生活習慣を見直す時期として考えるのもおすすめですよ。
厄年にやってはいけないことは、意外にも精神面や体力面に関わることが多かったですね。そもそも厄年は昔からのものなので、長生きするようになった今では厄年は少しずれがあるともいわれています。厄年だからということを気にしすぎるのはもったいないですが、厄年は体に変化が起こりやすい時期であることを頭に入れて生活を見直してみる時期として過ごすのが良さそう♡厄年は怖いものではなく、改めて自分の心と体に向き合ってみてくださいね♪
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