かゆい……!カラコン装着時の目のかゆみの原因とは

かゆい……!カラコン装着時の目のかゆみの原因とは

BEAUTY

カラコンがおしゃれアイテムとして欠かせないという人は多いのではないでしょうか?
最近は種類も豊富で手軽に手に入りやすく、誰でもすぐに始められるカラコン。
しかし、カラコンによるトラブルも多く報告されているようです。
特に多いトラブルは、かゆみ。
どうしてかゆみが起こってしまうのか、原因を探ってみました!

西沢聖子
西沢聖子
2017.05.18

カラコンをつけるメリット

日本でも広く利用されているカラコン。
ファッションや小物、メイクと同様に目元のオシャレアイテムとして、高い人気を誇っています。
カラコンの一番のメリットは、印象を簡単に変えられることではないでしょうか。

カラコンの色も豊富にあり、ブルーのカラコンであれば外国人風にも変身することができます。
ブラウン系のカラコンであれば、ナチュラルだけど明るく華やかな印象の目元が実現できます♪

一言でカラコンといっても、色や色味の直径部分の大きさはさまざま。
色味の直径が黒目部分よりも大きければ、黒目を強調することができ、大きく見せられるので、パッチリとした目の印象に見せることも可能です。

よく目力といいますが、目が変わるだけで表情や顔全体の印象がガラッと変わるので、気分やファッション、メイクに合わせて利用できるというわけです!

カラコンをつけるデメリット

カラコンのデメリットはあるのでしょうか?
カラコンを使うことの一番のデメリットは、安全性です。

カラコン自体は医療機器として取り扱われているため、安全性に重きが置かれていることは通常のコンタクトと変わりません。
しかし、商品自体の安全性は、通常のコンタクトには及ばないといわれているのです……。

というのも、カラコンは、黒目に当たる部分が着色されています。
着色されていることで、レンズの酸素透過性が妨げられてしまうのです。
目への酸素供給が妨げられると、角膜に少なからず影響がでます。

また、安全性に欠ける質の悪いカラコンだと、着色部分の色素が目に溶け出してしまうというトラブルもあるのだそう。

カラコン装着時の目のかゆみの原因①乾燥

ドライアイはご存知ですか?
ドライアイとは、その名の通り目の乾燥のこと。
カラコンを装着した時に目がかゆくなる原因で、一番多いのがこのドライアイなのです。

ではなぜ、カラコンはドライアイをまねくのでしょうか。
それは、コンタクトによって角膜が覆われると、涙が角膜に行き渡らなくなり、乾燥しやすくなってしまうからです。
本来は角膜に供給されるはずの酸素や栄養素が不足してしまい、目の疲れやかゆみ、ゴロゴロとした異物感、充血が引き起こされるのです……。

ドライアイだと、粘膜が弱くなってしまい、少しの刺激で痛みやかゆみが出てきてしまいます。
カラコンを付けることで瞬きの回数が減り、コンタクトレンズの上に涙が乗りにくくなることで涙が蒸発することで、ドライアイになってしまうのだとか。

ちなみにドライアイは、パソコンやスマホを長時間使い続けると、裸眼でも症状が現れます。
こまめに点眼薬を差すなどして、目が乾かないようにしましょう!

カラコン装着時の目のかゆみの原因②花粉症などのアレルギー

花粉症の人は、目のかゆみやゴロゴロ感に悩まされたことがあると思います。
これは、コンタクトを使っている人だけでなく、裸眼の人にも表れる症状です。
ドライアイになりやすいカラコンを装着していると、目の粘膜が弱くなり、アレルギー反応が出やすくなるといわれています。

目薬をさせば良いのですが、装着したまま目薬をさして良いのはハードコンタクトレンズのみ。ソフトレンズの場合は、外してから目薬をさすようになります。
残念ながら、現在日本で購入できるカラコンは、ソフトコンタクトレンズだけなのです。

目のアレルギー症状を放って悪化すると、アレルギー性結膜炎になる可能性もあります。
かゆみがひどかったり、いつもと何か違うと感じたら、迷わず眼科受診してみましょう。

目のことを考えると、花粉症を発症する時期は、カラコンは使わないほうが良いかもしれませんね。

カラコン装着時の目のかゆみの原因③アレルギー性結膜炎

日本眼科学会によると、目はアレルギーが起こりやすいとされています。
かゆみやゴロゴロ感が主な症状ですが、アレルギー性結膜の場合は、目そのものがかゆいのはもちろん、まぶたや、まぶたの縁といった部分にかゆみが現れやすく、かけばかくほど症状が強くなるそうです。

まぶたや、まぶたの縁がかゆくなる理由は、まばたきの際に黒目(角膜)と接触することによって生じるといわれています。
場合によっては、黒目に傷がつくこともあるのだとか……。

特徴としては、ある季節に毎年起きる、程度の差はあれ両方の目に生じるという点が挙げられます。
角膜の合併症によって目に痛みを生じたり、角膜の濁りのために視力低下を引き起こす重症例もあるので、注意が必要です。

カラコン装着時の目のかゆみの原因④汚れ、ほこり

カラコン装着時の目のかゆみの原因は、花粉症によるものだけでなく、カラコン自体の汚れや、空気中を舞うほこりにもあります。

目にゴミやほこりや砂が入った場合、ほとんどは、まばたきを強めに繰り返すうちに涙とともに流れ出るといわれています。
それでも異物感がある場合、手をよく洗ってからまぶたを裏返し、異物が見えるなら、清潔なガーゼや綿棒の先を水でぬらして取り除きましょう。
肉眼では見えない時は、早めに眼科を受診するようにしましょう。

カラコン装着中も、目薬を点眼してまばたきを何回かして洗い流してください。
それでもダメなら、レンズを外し、よく洗浄して装着し直しましょう!

カラコン自体に汚れが付いている場合も、洗浄したり新しいいカラコンを使うようにします。
破れたり傷がついたりしてないかもチェック!

眼球の表面は柔らかく傷つきやすいので、絶対に目をこすらないようにしましょう。

アレルギー性結膜炎の一般的な諸症状

アレルギー性結膜疾患は、目に起きるいろいろなアレルギー疾患の総称といって良さそうです。
花粉やハウスダストなどのアレルゲンが結膜に入ると、その刺激でアレルギー反応が起こります。

目はアレルギーが起こりやすく、充血やかゆみが主な症状です。
最近では、コンタクトレンズの材質にも原因があるのではと考えられているようです。

アレルギー性結膜疾患のなかでも花粉症、とりわけ春先に生じるスギ花粉症は、毎年非常に多数の方が発症します。
花粉症による目の症状は、一般的に花粉性アレルギー性結膜炎と呼ばれていますが、日本眼科学会の調査によると、アレルギー性結膜の患者の約85%は、花粉性アレルギー性結膜炎と推定されています。

アレルギー性結膜の2大症状は、目のかゆみと異物感です。
なかでも多いのが目のかゆみ。

異物感の原因は、アレルギー反応でできる、まぶたの裏側の結膜の粒状の盛り上がりによるものです。
まばたきの際に、この盛り上がりが黒目(角膜)と接触することで、ゴロゴロと感じるのです。

かゆみを防止するカラコンの正しい使い方①試用期間、使用期限を守る

コンタクトレンズによって引き起こされるアレルギーは、コンタクトレンズに付着した汚れが原因となっていることがあります。

コンタクトレンズは正しい洗浄方法や装着時間を守り、適切に使用することが大切です。
レンズを洗うときには水道水ではなく、コンタクトレンズ用洗浄液を使ってこすり洗いをし、消毒や保存液の中に決められた時間、浸しておきしましょう。

先ほど、レンズの耐久性などでコンタクトレンズ使用期間が異なると説明しましたが、使い捨てコンタクトと長期利用できるコンタクトの違いは、その洗浄方法にあります。

2週間以上継続して使えるカラコンを利用している場合、手のひらでのこすり洗いに保存液での保存、タンパク質除去剤を定期的に使いましょう。

アレルギー体質の人は、目やにが出ることがあるので、カラコンに汚れが付きにくいコンタクトレンズを使うか、1dayタイプのものを選ぶと良いでしょう。

かゆみを防止するカラコンの正しい使い方②衛生面に気をつける

コンタクトレンズやカラコンでのトラブルは、レンズに付着した汚れが原因となる場合が多いことを忘れてはいけません。
カラコンやコンタクトレンズは、衛生面に重点を置き、正しく適切に使用することを忘れないようにしましょう。

レンズを洗う時は水道水ではなく、レンズ専用の洗浄液でこすり洗いし、消毒や保存液に浸す場合も決められた時間を守るべきです。

汚れが付着したままのカラコンを使うと、目に酸素が行き渡らず、思わぬトラブルをまねきかねません。
悪循環に陥らないよう、レンズケアを充分に行うことも含めてカラコンを使っていきましょうね!

かゆみを防止するカラコンの正しい使い方③眼科での定期検診

目に重大な影響を与える可能性があるため、コンタクトレンズやカラコンは、高度管理医療機器に分類されています。
医療機器のなかでも、リスクが高いとされているのです。

今は、インターネットや雑貨店などで、簡単にカラコンを購入することができます。
しかし、簡単に購入出来る代わりに、トラブルも増加しているようです。
トラブルの多くは、眼科検診を受けないままカラコンを使用してしまうからです。

安全に使用するためには、コンタクトと同様カラコン装着者も定期的に眼科を受診することが大切ですね。

定期検診の内容は、視力検査、カラコンの検査、フィッティング検査、場合によっては眼底検査などが行われます。
検診は1~2ヶ月に1度でOKです。
日頃から定期的に眼科を受診することで、トラブルが起こった場合も最小限に抑えられるかもしれません。

自分の目を守るために、カラコンを購入する際はまず眼科を受診し、カラコン使用中は定期健診を受けに行くことを忘れないようにしましょう。

カラコンを装着すると目が乾きやすくなります。
室内にいる時は加湿器などで湿度を調整し、外出する際は意識的にまばたきの回数を多くしたり、目薬をこまめにさしたりしましょう。
安全に使い、楽しいカラコンライフを送って下さいね!

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