伝統を重視したい!「仏前式」で知っておきたいマナーと進行

結婚式には様々な形式があり、今その中でも伝統ある「仏前式」に改めて注目が集まっています。
結婚式場や結婚式のスタイルを悩んでいるというプレ花嫁さんがいたら、ぜひ仏前式も視野に入れてみてください♡
意味を知ると、その趣とロマンチックさに惹かれること間違いなしですよ!

仏前式のマナーと進行①仏前式って?

仏前式のマナーと進行1つ目は、仏前式っていったい何?ということです。

仏前式とは、その名の通り、仏様の前で挙式を行うことです。

和装で結婚式を挙げる「神前式」との違いを疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。
神前式は“神の前で挙げる結婚式”ですが、仏前式は“仏の前で挙げる結婚式”であるところが大きな違いです。

結婚式の会場として選ぶ場所も、人前式の場合は神が祀られている神社ですが、仏前式の場合には、新郎もしくは新婦の先祖代々馴染みがある寺院で行うのが一般的です。

つまり、仏前式は新郎新婦のどちらかが、その寺院の宗派の信徒であることが基本となります。

しかし最近では信徒でなくても仏前式を挙げることができるという寺院もありますので、気になる寺院があれば相談してみることをおすすめします。

仏前式では、仏様や先祖、親族に結婚の報告を行って、2人が巡り会った縁を仏様に感謝する儀式とされています。

なので基本的に式には親族のみが参加し、上司や友達へのは、別の機会として“お披露目会”を行うのが一般的なスタイルです。

そして、なんといってもロマンチックなのは、仏教の輪廻転生(りんねてんしょう)という考えです。

これは、“生まれ変わってもまた結ばれる”という意味♡
この考えに共感できる人には、ぜひ仏前式をおすすめします!

仏前式のマナーと進行②仏前式のメリットは、リーズナブルなこと♡

仏前式のマナーと進行2つ目は、仏前式のメリットについてです。

仏前式は、教会式や神前式などの結婚式に比べると、リーズナブルに結婚式を挙げることができるというのが、最大のメリット♡

日本古来から伝わる伝統的な和婚を、お手頃価格で挙げることができるなんて、嬉しいですよね!

仏前式のメリットは、それだけではありません!

基本的に参列者は親族のみなので、10~20人程度で行われます。
ゆえに、参列者との距離が近く、アットホームな雰囲気であるということもメリットなのではないでしょうか。

厳粛な空気の中、伝統的なスタイルで行われるため、家族や親族にとって印象深い式になること間違いなしですよ。

仏前式のマナーと進行③注意点▶人数

仏前式のマナーと進行3つ目は、人数についての注意点です。

伝統的な和婚としておすすめしたい仏前式ですが、挙げる際に注意しておきたい点もいくつかあります。

仏前式は、先ほどもご紹介したとおり、参列者は基本的に親族のみのスタイルが一般的です。

よほど大きい寺院でない限り、参列者は10~20名程度と考えておきましょう。

つまり、ここで不向きと考えられるのは、結婚式にたくさんの参列者を招きたいと考えている新郎新婦です。

式では親族のみにお披露目をするスタイルの仏前式にして、そのご結婚披露宴や1.5次会で他のゲストの方々に結婚を報告しても良いと考えられるのであれば、伝統的でロマンチックな仏前式を挙げることをおすすめします♡

仏前式のマナーと進行④注意点▶ゲストは数珠が必須

仏前式のマナーと進行4つ目は、ゲストは数珠が必須という注意点についてです。

他のスタイルの結婚式で数珠を使うことはないので、つい忘れてしまいがちですが、仏様に結婚を報告する式ですから、忘れずに用意したいですよね。

このことは、早めに参列してくれるゲストにも伝えておくことをお忘れなく!

できれば招待状に「数珠をご持参ください」との記載を明記するようにしておくと、ゲストの皆さんも事前に準備ができて良いですよね。

仏前式のマナーと進行⑤注意点▶正座が基本

仏前式のマナーと進行5つ目は、正座が基本という注意点についてです。

仏前式の最大のポイントともいえるのが、教会式の結婚式などと違って、式の最中は基本的に正座をしているということ。

これも、参列してくれるゲストの方々に、早い段階で伝えておくことをおすすめします。

和婚であるという段階で正座をすることは想定しているかもしれませんが、事前に知っておきたかったという声が上がる可能性もあるので、招待状に明記しておくことをおすすめします。

親族の中には、年配の参列者の方もいるでしょう。

それを配慮するのであれば、事前に足腰の悪い方のために、椅子の用意が可能であるかを、式を行う寺院に確認しておきましょう。

そして、招待状に「椅子がご入用の場合は、返信はがきにてお伝えください」などと記載しておくと、親切なのではないでしょうか。

仏前式のマナーと進行⑥仏前式の進行順とは

仏前式のマナーと進行6つ目は、仏前式の進行順についてです。

ここからは、これまであまり馴染みのなかった仏前式が、実際にどのように進行されていくかをご紹介します。

仏前式は宗派によって多少進行に差がありますが、30分程度で行われることが多いようです。

【親族・参列者入場】
まずはじめに、両親と親族が入場して着席をします。
仏前に向かって右側に新郎側、そして左側に新婦側の親族が並ぶのが一般的とされています。

【新郎新婦入場】
次に媒酌人(ばいしゃくにん)と呼ばれる立会人に導かれ、新郎新婦が互いに別々の入口から入場します。
そして中央で2人が出会い、正面の壇前に進んでいきます。

【僧侶が入場】
そして最後に、結婚式を執り行う僧侶が入場します。
一同合掌。

【敬白文(けいびゃくもん)の朗読】
僧侶が心身の穢れを落とす意味を持つ、「焼香」を行います。
一同起立。

そして僧侶が仏前に向かい、仏様と先祖に二人の結婚を報告するための経文の一部である、「敬白文(けいびゃくもん)」を読み上げます。

【念珠(数珠)の授与】
僧侶が仏前に供えてある念珠を新郎新婦に授与します。
白い房が新郎、赤い房が新婦です。

新郎新婦合掌。

念珠は、結婚式終了時まで持っています。
これが、仏前式の結婚式の中でもっとも大切な儀礼です。
指輪交換を行う場合には、この後に行うのが一般的とされています。

【司婚の辞】
司婚者である僧侶の問いかけにより、新郎新婦が仏前で結婚の契りを交わす誓いを立てます。

その後新郎新婦はご本尊に向かって、誓いの言葉である“誓詩(せいし)”を読み上げます。この誓いの後、僧侶は参列しているゲストの皆さんに結婚の成立を認める内容の言葉を朗読し、結婚の成立を宣言します。

【新郎新婦の焼香】
新郎、新婦の順に1回ずつ焼香し、合掌礼拝。
参列者合掌。

【誓杯の儀】
新郎新婦が御神酒を飲むことで、夫婦の契りを結ぶ儀式を行います。
一口目と二口目は口をつけるだけで、三口目で飲み干すのが基本です。

【親族固めの杯】
参列者一同起立した後に、祝杯をあげます。
三回に分けて飲み干し、合掌。

【法話】
僧侶が新郎新婦にお祝いの言葉を述べます。
その後、仏道によるお祝いの法話を行います。

【退場】
一同起立、合掌、礼拝の後に退場します。
退場の順は、僧侶→新郎新婦→媒酌人→両親→親族です。


これが、多くの仏前式の際の大まかな流れです。
とても厳粛な雰囲気で、これまで参列した経験のある結婚式とはまた違った魅力がありますよね♡
いかがでしたか?
結婚式のスタイルを悩んでいるという人は、仏前式をぜひ候補に入れてみてください。
教会式や人前式、神前式とはまた違った雰囲気を味わうことができますよ。
結婚式のスタイルを悩んでいるカップルだけでなく、厳粛に執り行われるスタイルの式と、ワイワイはしゃげるパーティーを両方行いたいと考えているカップルにも、おすすめしたいスタイルです。

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この記事を書いた人

秋間 恵璃

フリーデザイナー・アパレルマーケティングのお仕事をしています*

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