顔合わせ食事会にかかる費用!誰が払うか明確にしておくと◎
礼儀正しく「良いお嫁さん♡」と思ってもらえて、顔合わせ食事会自体がいい雰囲気で進行できたとしても、もしお会計の際に揉めてしまったら……台無しですよね。
せっかく良い顔合わせ食事会にすることができても、費用のことで揉めてしまうのでは印象が良くありません。
そうなってしまわないように、顔合わせ食事会の費用は、だれが負担をするのかをしっかりと事前に決めておく必要があります。
最後までスムーズに顔合わせ食事会を終わらせることができるよう、どんなことに費用が発生して、それを誰が負担するのかという決め事を、ピックアップしてご紹介していきます。
顔合わせ食事会にかかる費用リスト①▶食事会の費用
誰もが想像がつくのが、顔合わせ食事会自体の費用です。
顔合わせ食事会は料亭やレストラン、ホテルなどで行うのが主流。
その際に発生する飲食代や個室料金などの費用を、誰が払うか事前に決めておくことが大切です。
支払いをするのが両親ではなく自分たちの場合にも、事前にそのことをお互いの両親に伝えておくと良いでしょう。
大切なのは、誰が費用を支払うかという情報を、顔合わせ食事会に参加する全員に伝達しておくということ。
「暗黙の了解で○○が支払うと思っていた……」というのが、1番の揉め事の原因です。
支払う人が困らないよう、食事会の飲食代や個室料金がどれくらいであるのかということも、しっかりと把握しておくようにしましょう。
顔合わせ食事会にかかる費用リスト②▶交通費や宿泊費
今回メインでご紹介したいのが、顔合わせ食事会の際に発生する、食事代以外の部分の費用に関してです。
もし両親や新郎新婦本人たちが遠方に住んでいる場合は、顔わせ食事会の会場に向かう際の交通費や、それに備えた宿泊費の費用分担も考えておく必要があります。
この時気をつけたいのが、どちらか一方の家だけ多くの金額を負担することにならないようにすることです。
例えばどちらかの家が飲食費を負担するのであれば、もう片方の家が交通費や宿泊費を負担するなどと、あらかじめ分担を決めておくと◎
金額的にもバランスが良くすることで、揉め事に発展することなく、両家とも気持ち良く顔合わせに参加することができます。
もちろん交通費や宿泊費に関しても新郎新婦2人でまかなえるのであればそれでも良いのですが、これに関してもうやむやにせず、あらかじめ決めておく必要があります。
顔合わせ食事会にかかる費用リスト③▶婚約記念品
では、顔合わせ食事会のイベントの中では、どんな費用が発生してくるでしょうか。
その1つとして忘れてはいけないのが、結婚記念品を準備する費用です。
婚約記念品とは、結婚をする2人が婚約の記念になる物を交換するというイベントです。
これに関しては必ずやるべきと決まっているわけではないので、顔合わせ食事会を開催することが決まった段階で、2人で話し合って決めておくと良いでしょう。
2人で話し合った結果、結婚記念品の交換を行うことを決めたのであれば、その品はお互いそれぞれ準備するケースが多いので、頭に入れておきましょう。
男性からの記念品は、婚約指輪を贈ることが多く、女性からの記念品は、腕時計やカメラなど、彼の趣味を考慮したものを贈ることが多いといわれています。
女性からの記念品は、“半返し”と言って、男性が送ってくれた記念品の約半分ほどの費用のものを贈るといわれています。
顔合わせ食事会にかかる費用リスト④▶手土産
顔合わせ食事会の締めくくりの際には、多くの場合手土産をお互いの家に渡します。
この時の手土産の費用の相場は、だいたい3,000円~5,000円程度といわれています。
「どんなものを手土産にしよう?」
と悩んでしまうかもしれませんが、名産品や縁起物を贈ると、必ず喜んでもらえるのでおすすめです♡
地元の名産品がなければ菓子折りを、縁起物であれば鰹節や昆布などがおすすめです。
ここでも、費用の問題が出てきます。
それは、両家の手土産の金額の差です。
後々揉め事の原因にならないとも言えませんので、両家の手土産にあまり金額差がつかないよう、あらかじめ金額を決めておくと安心して手土産を選ぶことができますよね♡
顔合わせ食事会にかかる費用リスト⑤▶衣装
後々、「意外とお金がかかったな……」と感じるのが、顔合わせ食事会当日の衣装に関してです。
顔合わせ食事会は結納でありませんが、振袖を着たという先輩花嫁さんも意外と多いもの。
振袖の場合、レンタルすると安いものだと数万円で済みますが、高いものの場合約20万程します。
もちろん顔合わせ食事会の際には振袖ではなく、スーツやワンピースでも大丈夫です。
この時両親に関しても、服装の格を合わせるために事前に何を着るのかを確認しておきましょう。
例えばせっかく自分自身が振袖をレンタルしても、両親がスーツになってしまうと、格が合わずマナーとしてはNG!ゆえに、レンタル料が無駄になってしまうのです。
一方男性側は、ブラックやネイビーなどの無地のダークスーツを着ればOKです。
顔合わせ食事会の費用……誰が払う?▶【新郎新婦】
次にご紹介したいのは、顔合わせ食事会の費用を誰が支払うのかを、どう決めていくか、ということです。
顔合わせ食事会に関しては、新郎新婦の2人が支払うというケースも多く、その理由としては、両親は特に結納などをするつもりがなかったけれど、2人が“けじめ”として顔合わせ食事会の開催を決めたから、というもの。
この場合には、2人が両家の両親を招待したことになりますので、費用の負担は2人でするというカップルが多いようです。
顔合わせ食事会の費用を新郎新婦2人で支払うのであれば、余裕を持って予算を見積もっておくことが大切♡
2人で納得してお店を選び、費用を分担すれば、笑顔で顔合わせ食事会を終えることができそうですよね。
顔合わせ食事会の費用……誰が払う▶【両家で折半】
新郎新婦の2人が両家の両親を招くのとは違い、両親が主体になって計画している場合には、両家の両親が負担したと話している先輩花嫁さんが多くいました。
この場合には、両家で事前に話し合いを行い、どのように折半するかを決めておくことが多いようです。
もしどちらかが遠方から来るのであれば、飲食代と交通費・宿泊費で負担を分けることで、当日余計なお金の話をする必要がなくなります。
費用に関する打ち合わせで、両家の連絡の橋渡しを新郎新婦の2人がするのであれば、連携してスムーズに進められるように努めましょう。
直接費用にまつわることでなくても、情報が混乱してしまうことが揉め事の原因にもなりかねませんので、ここは細心の注意を払う必要があります。
顔合わせ食事会の費用……誰が払う▶【男性側】
新郎新婦の2人が負担したり、両家の両親で折半する以外にも、地域によっては男性側が全額負担をするのが当たり前とするケースもあります。
これは、「お嫁にきてもらう」という感覚から来ているのだとか。
この場合は、女性側は手土産やお車代を用意し、その心遣いへの感謝を示しましょう。
この地域性に関しては、古くから根付いているものなので、腰を折るように費用分担の話を持ちかけるのはNG!
地域による考えを重視して、支払いの流れを決められるよう、臨機応変に対応しましょう。
実際に、お金による揉め事は身近なところで発生しています。
他人事とは思わず、お金にまつわることは事前にきちんと決めておくことで、顔合わせ食事会自体も気持ち良く進行することができますよ♡