合皮と本革の違い
皆さんは、本革と合皮の違いをご存知ですか?
素材の違いをご説明すると、天然皮革と呼ばれる本革は、牛革や羊革などといった動物の革全般を指しています。
そして合皮(合成皮革)は、布地に合成樹脂を塗布して表面を本革の風合いに似せたものを指しています。
本革と合皮は見た目で差の付くものもあれば、見ただけではほとんどわからないものもあります。
その大きな違いとして覚えておいてほしいのは、本革は経年変化をしますが、合皮は経年劣化していくということ。
この差を知ってケアをすれば、合皮は3年ほどしか持たないのに対して本革は10年ほどの寿命があるのです♡
革靴を長く履くためのお手入れ方法《スエードの靴 編》
出典:www.onegoodthingbyjillee.com
秋冬のファッションにもピッタリマッチしてくれるオシャレなスエード素材の靴。
合皮のスエードだとどうしても安っぽく見えてしまいますが、本革を選んでおけば、高級感があり大人な足元を演出できますよ♡
本革のスエードはケアに少々手間がかかりますが覚えてしまえば簡単にできるので、早速覚えましょう。
まずブラシで埃を落とし、スエード用栄養スプレーを散布しましょう。
汚れがひどい場合には、スエード専用の消しゴムを使用するのもオススメですよ。
そしてケア後には、防水スプレーが必須です!
スエードは特に紫外線に弱く、変色が起こりやすい素材です。
購入した際に入れてもらえる不織布に入れて、靴箱に入れるか光の当たらない場所での保管を心掛けてくださいね。
革靴を長く履くためのお手入れ方法《スムースの靴 編》
一般的な革靴として知られるのが、スムース素材の靴です。
中でもケアがしやすいといわれるスムースのケアも、この機会に覚えておきましょう♪
まずはブラシで埃を落として、専用のクリームを塗りましょう。
こちらもスエードの靴と同様に、ケア後の防水スプレーは必須です!
革は湿気に弱いため、不織布に入れて暗所にしまうこともお忘れなく。
不織布に入れることで、カビやべたつきを防いでくれますよ。
革靴を長く履くためのお手入れ方法《エナメルの靴 編》
本革の中でも、お手入れが簡単と言われているのがエナメル素材です。
その簡単なケア法とは、エナメル専用のツヤ出しローションを使って拭くのみ!
この際に、ツヤ出しタイプを使用すると綺麗に仕上がりますよ。
ここで注意したいのは、エナメル素材には防水スプレーを避けるということ。
エナメルはお手入れが簡単な代わりにデリケートな素材なので、保管には気を付けましょう。定期的にツヤ出しローションを使うと、ひび割れ防止になりますよ♡
革靴を長く履くためのお手入れ方法《ハラコの靴 編》
聞きなれない“ハラコ”という素材ですが、これは子牛の毛を使った素材のことを指しています。高級素材として使われており、価格もお高めのシューズが多いです。
高級素材であるハラコは、まず優しくブラシでとかし、スエードやヌバック用の栄養スプレーで、表面を保護してあげると長く愛用することができますよ♡
雑菌が付いたまま保管してしまうと劣化の原因になってしまうので、しっかり汚れを落として不織布に入れて保管しましょう。
ケアを怠ってしまうと、天然素材故にカビなどが付着し履くことができなくなってしまいます。
その代わり正しいケアをこまめに行っておけば、自分だけの味が出るうえに長く愛用できるのが革靴のメリットですよ♡