アッシュカラーは、どうして抜けるの?
日本人の黒髪は、黒単色でなく、赤色や黄色の色素が混ざっています。
黒髪に含まれている、赤色や黄色の暖色系の色は、アッシュカラーが入りにくい上に抜けやすいという、そもそもの特徴があります。
この特徴に、髪のダメージや乾燥がプラスされると、キューティクルが剥がれたり開いたりするので染料が抜け落ちていくのです。
髪へのダメージと乾燥を軽減することで、色が抜けやすいアッシュカラーも長持ちするので、いつものライフスタイルを思い出しながらチェックしてみてください♪
アッシュカラーを長持ちさせるコツ①カラー当日は髪は洗わない
美容院で髪を染めた当日は、染料が髪にしっかりと定着しておらず不安定な状態です。
カラーしたばかりの髪はキューティクルが傷ついた状態で、水やお湯に濡れてしまうと、その傷から染料が流れでてしまいます。
カラーをした当日のお風呂は、髪は洗わず湯船に入るときもクリップやタオルでしっかりカバーし、濡れないように気配る事がアッシュカラーを長持ちさせるコツです。
アッシュカラーを長持ちさせるコツ②カラー専用シャンプーを使う
髪に染料が定着するには7~14日は必要です。
実はこの期間がとても大事で、この期間中に髪につけるもの、特にシャンプーやトリートメントがカラー専用のものだと、2週間をすぎても色落ちしにくいのです。
逆にカラーをしても、お手入れ方法がいつもと同じだと、キレイにアッシュカラーが染まっているのは2週間が限界です。
カラーをしてから14日だけでもカラー用のシャンプーを使うのが、長持ちさせるコツですよ♪
アッシュカラーを長持ちさせるコツ③紫外線をカットする
年々、紫外線が強くなっており、オーストラリアやアメリカのある州では紫外線警報があり、警報が出されると、子供たちは外で遊ぶことができないほどです。
日本でも確実に強くなっている紫外線は髪へのダメージも強く与えます。
うろこ状のキューティクルを破壊して、破壊した隙間からどんどん紫外線が入り込み、染料が流出してしまいます。
カラーで1度ダメージを受けている髪は、紫外線に対する防御力も落ちているので、帽子や日傘、スプレータイプの日焼け止めを使用するのが、アッシュカラーを長持ちさせるコツです。
アッシュカラーを長持ちさせるコツ④高温のコテを使わない
お気に入りのアッシュカラーにすると、毎日のスタイリングも楽しくなりますよね。
コテを使って、外はねにしたり、ランダムに巻いたり……どんなアレンジもおしゃれにキマるアッシュカラーですが、高温すぎるコテは髪へのダメージがとても大きいです!
忙しい朝、早くクセをつけようと200度近い温度で髪をスタイリングする方がいますが、退色の原因になります。
180度くらいの温度でコテを使うほうが、髪のダメージも少なくアッシュカラーも長持ちしますよ♪
アッシュカラーを長持ちさせるコツ④暗めのアッシュカラーをオーダーする
アッシュカラーがすぐに落ちてしまって、すぐに違う色を入れてしまう方もいらっしゃると思います。
ですが、カラーを頻繁にすると、頭皮ダメージも進行するので要注意です。
そこで希望のカラーより少し暗めをオーダーするのも、アッシュカラーを長持ちさせるコツの1つ。カラーが落ちていく過程も楽しむことができて、飽きもきませんよ♪
アッシュカラーを長持ちさせるコツ、みなさんはできていましたか?
紫外線が強くなる夏はUVケアが特に大切になってきます。
透明感のあるアッシュカラーで夏のバカンスを楽しんで下さいね♪
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