ちっとも疲れが取れないのは副腎疲労のせいかも。副腎を癒す改善方法

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「最近何をしても疲れが取れない」と悩んでいる女性の皆さん、それはもしかして“副腎疲労(ふくじんひろう)”かもしれません。
いきなり副腎疲労といわれても、いまいちピンッときませんよね。
そこで今回は、放っておきたいくない副腎疲労のセルフチェックや改善方法についてご紹介いたします。

副腎疲労ってなに?

副腎とは、腎臓の上にある小さな臓器でホルモンを分泌する内分泌器です。
腎臓より遥かに小さいのですが、私たちが生きていくうえで欠かせないホルモンを50種類以上も分泌してくれる必要不可欠な臓器といわれています。

副腎の主な働きは、“ストレス対抗ホルモンを分泌すること”です。
ストレスをまず感じるのは脳なのですが、その脳がストレスを感じると副腎に指令が出されます。
指令を受けた副腎はストレスを緩和させようとコルチゾールなどのストレス対抗ホルモンを分泌し始めます。

このことから、副腎疲労を改善させるためにはストレスを溜め込まない必要があるのです。
もし、ゆっくり休んでいても「疲れが取れない」「気力や体力が出ない」のであれば、副腎疲労のサインです。

どんな症状が出てしまうの?

副腎疲労をそのままにしておくと、身体や心だけでなく、美容面でもトラブルが続いてしまうんです。
ちっとも疲れが取れないだけでなくイライラしたり、疲れ顔になったりしてしまうのですが、もっと深刻な問題があります。

ストレスを受けたとき、副腎から分泌されるコルチゾールによって緩和されるのですが、ストレスが多すぎるとコルチゾールの生産が追いつかなくなってしまいます。
副腎で「コルチゾールを多く生産しなければ!」という状態になり、他のホルモンの生産がストップされてしまうんですよ。

コルチゾールの材料となるのはコレステロールです。
コレステロールは他にも、若返りのホルモンと呼ばれているDHEAや、女性の身体作りに欠かせない女性ホルモンであるエストロゲンの材料にもなるので、副腎疲労でこれらがストップするとなると、エイジングが急加速してしまう可能性もあるそう。
副腎疲労を改善させないと女性ホルモンのバランスも乱れてしまうので、乾燥やシミなどさまざまな肌トラブルを招くことにもなってしまいます。

美容のためにも副腎疲労を改善していきましょう!

あなたは大丈夫?副腎疲労をセルフチェック

まずは副腎疲労を改善するためにセルフチェックをしてみましょう。

・寝つきが悪い
・睡眠時間は十分でも疲れが全く取れていない
・朝起きることができない
・落ち込みやすくなかなか立ち直れない
・立ちくらみがある
・風邪を引きやすい
・アレルギーや喘息が悪化
・生理の周期の乱れや、PMSの悪化を感じる
・性欲を感じない
・甘いものや塩辛いものが食べたくなる
・集中力がなく、仕事がはかどらない
・思考力が低下し、頭がボーっとする

3個以上当てはまった場合は、副腎が疲れているサインですので、副腎疲労の改善を始めていきましょう。

副腎疲労の改善方法①食生活を改善する

副腎疲労の改善で真っ先に取り入れたいことが、食生活の改善です。
副腎疲労の場合、どうしても甘いものが食べたくなるのですが、摂りすぎると低血糖を起こし、バランスを崩す原因になります。
精製された砂糖や清涼飲料水はなるべく避け、自然な食材を選ぶことがポイントです。

糖質を摂りすぎない代わりに、1日3食しっかり摂ってほしいのがタンパク質。
タンパク質は、筋肉や臓器、細胞などを作ったり、エネルギー源だったりと健康な身体作りに欠かせない栄養素です。
バランスのいい食生活を基本に、必ずタンパク質をプラスするように心がけてみてください。

他にも副腎疲労の改善に必要な栄養素は、ビタミンCやビタミンB5、ナイアシン、DHEAなどがあります。
食事だけでは補えないこともあるので、サプリメントでサポートすることがおすすめです。
ストレスの軽減にダイレクトで働きかけてくれるサプリメントもあるので、用法用量を守りながら摂取してみてはいかがでしょうか。

副腎疲労の改善方法②質のよい睡眠をとる

睡眠中の成長ホルモンの分泌を促すためにも、質のよい睡眠をとることが大切です。
下記のポイントを少しずつ意識して、質のよい睡眠を目指し副腎疲労を改善していきましょう。

・22時には就寝するようにする
・夕食は就寝する3~4時間前に済ませておく
・就寝する1時間前に38~40度の湯船に5~10分浸かり、副交感神経を優位にさせてリラックス状態にする
・就寝する1時間前にPCやスマホを見るのはやめて、寝れる準備をし始める
・就寝する1時間前から間接照明にする
・ベッドの上で軽いストレッチをしたり、ゆったりした音楽を聴いたり、白湯などの温かい飲み物を飲んでリラックス効果を高めていく

就寝前に心や身体をリラックス状態へ導くことで、自然に眠れるようになります。
そして、就寝と起床が毎日同じサイクルになるように習慣付けていくことが副腎疲労の改善に繋がります。

副腎疲労の改善方法③無理のない程度に運動を取り入れる

運動をすると、副腎疲労で小さくなってしまった筋肉を成長させることができ、エネルギーも増産されるようになるので、元気が出るといわれています。
また、運動がストレス解消になることもあるので、副腎疲労の改善に効果的です。

ただし、無理な運動を続けようとすると、却ってストレスを与えてしまうのでNG。
副腎疲労の改善のために頑張りすぎは禁物なので、お散歩やヨガなど簡単なものから始めていくことがポイントです。

筋肉を成長させるために続けなければ意味がないので、簡単なヨガポーズ、ストレッチ、腹筋、スクワットなどをひとつでもいいので続けられるように目指してみましょう。

副腎疲労の改善方法④体調や排便を毎日チェックする

毎日、体調や排便のチェックをすることも副腎疲労の改善に欠かせません。

なぜなら、便秘や下痢が続いていると、副腎疲労を招いてしまう可能性もあるからです。
ですので、毎日出ているかどうか、出ないときはどんなときか、など把握しておきましょう。

そうすることで、「この食品を食べればいいんだ」と、自分で副腎疲労の改善に役立てることができます。
毎日快調なだけで、体調もすっきりしてきますから、便秘や下痢気味の女性は特に毎日チェックしておくといいですよ!

副腎疲労の改善方法⑤ストレスを溜め込まない

さまざまなストレスが主な原因である副腎疲労は、やはりストレスを溜め込まないことが改善ポイントになってきます。

心や身体は疲れているのに、自分の限界を超えて頑張りすぎていませんか?
そのままでは副腎に大きな疲労を与えてしまうので、ストレスを溜め込まないためにまず休息をしっかり取ることが大切です。
頼れる人がいるのであれば、素直に頼ってみるといいですよ。

そして、自分なりのストレス軽減方法を見つけて副腎疲労を改善していきましょう。
読書やスポーツ、カラオケ、入浴など、自分の好きなことに没頭することで、気分もリフレッシュできますから、自分の時間を大切にしてみてくださいね。

副腎疲労の改善方法⑥心地よい空間を作る

嫌な温度や湿度、ホコリなど、副腎にストレスを与え疲労させてしまう要因は日々の空間の中にもあります。
他の人が集まる公衆の場では我慢しなければならないこともありますが、唯一安心できる自分の部屋だけでも心地よい空間を作ってみましょう。

毎日お掃除して清潔さを保つことをはじめ、観葉植物を置いたり、アロマ加湿器を置いたりすることがおすすめです。

目で癒される、匂いでも癒される、といった空間が毎日あるだけで心も身体もリラックスさせることができます。
これは、質のよい睡眠にも繋がるので、副腎疲労の改善の一環として取り入れてみてください。

放っておきたくない、副腎疲労の改善方法をご紹介させていただきました。
副腎疲労は年配の病気ではなく、ストレス社会で生きる若い世代でもなりやすいものです。
心身が疲れていると感じたら、副腎ケアをして元気を取り戻しましょう!