空気を読みすぎると空気が作れなくなってしまう
空気をただ読むだけの人は、それを続けていくと、空気を読むことしかできなくなってしまいます。
こうなると、自分で空気を作れなくなるので、相手の顔色ばかり伺う癖がついてしまいます。これでは、ストレスだらけの毎日になってしまいますよね……。
場の空気を読みすぎるのもよくないんです。
空気をコントロールできれば、人を動かせる
「この人のために頑張りたい」「この人がいるとやる気が出る」と、思わせてくれる人っていますよね。
この人たちは、空気を使って人を動かすことができる人なんです。やりなさい、動きなさいと言わなくても、周囲が行動してくれます。
これは、リーダータイプの人に見られる特徴でもあります。
空気をコントロールする方法① 相手のアクションに合わせる
ここからは、空気をコントロールする方法をご紹介します。
まず、空気を読む力を育てる必要があるので、相手の表情、仕草、声のトーンなどに注目しましょう。
例えば、動揺を見せたのなら触れられたくない話題だったのかもしれないので、話題をさりげなく変える。声が突然大きくなったのなら、強調したいことなのかもしれないので、それに合わせて大きくリアクションをとる。
つまり、相手のアクションを見てそれに合わせると、空気をコントロールすることができるんです。この際、タイミングが遅くならないよう、スムーズに話してくださいね。
空気をコントロールする方法② 同意しつつ自分の意見を言う
例えば、数人で食事に行ったとします。
「このパスタ美味しいね〜」と友人から同意を求めらたとき、「モチモチしてるから美味しいね」など、他人の意見に理由を加えると、自分の意見の方が周囲の人の印象に残ります。
身近な例を出しましたが、この癖をつけると、具体的に伝えることができるようになります。説得力のある話し方につながるので、会議での発表、商談など仕事にも活かせますよ。
空気をコントロールする方法③ 一度その場を離れる
友人数人で食事をしているときに、なんだか場の空気が悪いなと感じたのなら、「ちょっとお手洗いに行ってくるね」などと言って、その場を離れてください。
戻ってきてすぐに「トイレに並んでた女子高生の会話がおもしろくてさ〜」など、場の空気を変えるような、くだらない話題を提供しましょう。
このように一度その場を離れると、その場に合っていない話題を武器にすることができるんです。
空気をコントロールする方法④ 他人に反応しすぎない
最初に少し触れましたが、空気をコントロールできる人は、リーダータイプという特徴があります。このタイプの人は、大きなことを考えている人が多いので、細かいことはあまり気にしません。
つまり、相手の言動を深読みしない、先回りしないことも大切です。
他人に反応しすぎない生活を送れば、心に余裕が生まれるので、空気をコントロールしやすくなるはずです。
相手、場所、そしてタイミングを間違えないことを意識しながら、上記の方法を生活に取り入れてみてください。
慣れてくると人間関係を円滑に保つことができるようになったり、仕事力の向上につながるはずです。
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